2011年私的BL【小説】ベスト10

 20,2012 01:00
ようやく昨年に発売された、“もしかしたら私的ベストに入るかも、と気になっていたのに積んでいた本”(じゃあ早く読んどけってハナシですよ……)を読み終え、満足感に浸っている今日このごろ。


心が整ったので、「2011年私的BLベスト10」を、小説編・マンガ編に分けて発表します。


今回の選考基準は、これまで通り


・2011年に発売されたもの
・直感的に思い出したうえで、もう一度読みたい作品



だけでなく、無謀にも


・新装版を外す
・シリーズもの・続きものを外す



もクエリーに加えて考えてみました。


――どうしてこんな、自分で自分の首を絞めるようなことをしちゃったのか、ちょっぴり後悔はしたけれど、山は高いほど登りたくなるっていうじゃない!(実際に登山の趣味はありません)


それではランクアップで発表します。ブログにレビューをアップしている場合はそこにリンクを、読書メーターでレビューを書いている場合はそこから引用をしています。


「read more」からどうぞ!

10位
背中合わせでキスを(安曇ひかる)


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家が隣同士で、誕生日まで近い幼なじみの、頑固な意地っ張り×負けず嫌いの意地っ張り、というカップリング。これがうまく描かれていて、ワクワクしてしまった。三池ろむこさんのイラストも…続きはこちら




9位
貴族の恋は禁断の香り(アヴァ・マーチ)


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「王子は…」が読みづらかったのは翻訳がイマイチだったのか? とちらっと思ったのだが、一番最初に買っておいたこの作品が、同じ翻訳者・美島幸さんによるものだった。
そうと知ってから早速読み始めたら――この作品はあっという間に…続きはこちら




8位
饒舌に夜を騙れ(かわい有美子)


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確かに、攻め×攻めっぽさが匂ってた。リバでもいけそうな二人。ストーリーは案外サラッとしてたなぁという感じ。かわいさんの特殊任務モノって、キャラたちの会話が軽い印象だからなのか。 この表紙イラストはステキなんだが、中のイラストは、もうちょっと筋肉増量でもよかったような。エロシーンで、どうも肉弾戦的イメージしか浮かばなかった自分をどうにかしたい。(読メレビュー)




7位
たとえばこんな恋のはじまり(小林典雅)


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待ってました、典雅さん@ディアプラス! あとがきを先に読んで思わず声に出して笑ったけど、本編ももちろん笑ってしまった。セミナーとラブの配分が、確かに変わっている(笑)。攻めが変態紳士なのは平常運転だけど、受けが2パターン読めてオトクな感じ。しかし改めて見ると、典雅本はページが黒いね!w (読メレビュー)




6位
終わらない恋の約束(吉田ナツ)


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BL的、というのとは微妙に違う、なんというか、モノホンっぽい感じといえばいいのかしら……。なにゆえそんな風に感じたのか、考えてみた。●作中、キャラたちの言葉遣いの…続きはこちら



5位
すき(月村奎)


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ラヴリーなのです。何がって、娘の萌々香ちゃんが。言い間違いもだけど、おしゃべりの内容や遊んでいる様子がラヴリー。リアル5歳児という感じがしたなぁ。攻めの編集者はいわゆる典型的白馬の王子様っぽいなーと思いながら読んだ。受けの作家はウジウジネガティブなわりに周りに放っておかれないみそっかすヒロインの典型、かな。王道な少女マンガ的展開だけど、別に物語は退屈ではないし、何より萌々香たんがラヴリーなので、よいのです。あとがきの、「担当編集者はライダーに夢中で…」に笑った。(読メレビュー)




4位
青空へ飛べ(久我有加)


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かつて甲子園で対決した者同士で、一方は高校で野球をやめて大学生になり、一方はプロに進んだものの解雇されてトライアウトに挑戦する。こういう、ちょっと人生で挫折をしてしまった設定が久我作品らしい。受け攻めのキャラ形成は久我作品にはおなじみな感じだけど、期待を裏切らないストーリー構成。佳作。(読メレビュー)




3位
それでも愛してる(西江彩夏)


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とても不思議な雰囲気の作品。主人公二人の距離感が独特。最初のあたり、受けにも攻めにも共感できないし、淡々とストーリーは進むし……で、どうなるのかなぁと思うのだけど、気づいたら引き込まれていた。淡々と語られているゆえに、攻めの不幸さが胸に突き刺さる。そんな中で、受けとの邂逅(受けは思い出していないけど)がくっきりと浮かび上がって印象的だった。(読メレビュー)




2位
真夜中クロニクル(凪良ゆう)


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表紙絵を見たとき、これは凪良さんのコメディ路線系なのか、それともブラック路線系なのか、しばし考えた。だって、主役らしい二人の表情は笑ってないけど、見ようによってはギャグっぽい気がしたし。
正解は、どちらもハズレ。コメディでもないしブラックでもない。いや、ちょっとブラック風味は練りこまれているけど(ニーナのいじめや、陽光のスランプ)、主人公たちが挫折や思いのままにならない現実を…続きはこちら




1位
is in you (一穂ミチ)


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これは……! キュンキュンというより、ジンジンきた……! 低温ヤケドをしてしまったように、ジワジワと炙られて、気づいたら結構深い傷を負っていた、みたいな。つまり、読後しばらく、物語の世界に…続きはこちら




次回、マンガ編をアップします。

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