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R.I.P. 朝南かつみ先生

 12,2012 23:57
晩食を食べる前に見たTwitterで、朝南かつみ先生の訃報を知って、目を疑いました。


くも膜下出血で1月7日に永眠されたとのことで――本当に残念で仕方ありません。


朝南先生の絵は美しいのはもちろん、ひんやりとした色気があってカッコよく、構図もスタイリッシュで、本当に大好きでした。もう先生の新しい作品を見ることができないのだと思うと、心の底から悲しい……!


朝南先生のイラスト入りで直近で読んだ作品はこれ。


0112.jpg
積木の恋(凪良ゆう)


このモノトーンの絵が、物語の主人公たちの孤独さや辛く寂しい過去を暗示させているようで秀逸。


思えば朝南先生は、表紙買いしたくなるイラストレーターの一人でした。


0112c.jpg
月夜の子守歌 (清白ミユキ )
レビューはこちら


この絵の色使いも渋い。そしてそれが、和のテイストをしっかりと引き立てていると思う。


0112d.jpg
凍える月影(いとう由貴)
レビューはこちら


着衣なのに、坊主なのに、なんなのこの妖しいまでの色っぽさ! 兄弟モノは苦手だというのに、このイラストの魔力に抗い難く、結局買って読んじゃったものね。


0112e.jpg


扉絵のこの絵が絶品。日本画的というか浮世絵的というかそんな雰囲気の構図が素敵。色使いも日本画っぽいんじゃないかしら(絵のことはよくわからないのでカンだけど)。


0112b.jpg
かくも強引な彼に俺は(義月粧子)
レビューはこちら


これも書店で目にした時は目が離せなかったなぁ……。こんなにクールで綺麗な絵柄なのに、おっさんがおっさんとわかるのが素晴らしいと思ったっけ。


0112a.jpg
描くのは愛(剛しいら)


これは書店でレジまで持って行くのに勇気がいったけど、でもだからといって、「恥ずかしいしネットで買うか」とはならなかったんだよな……。


表紙絵をよく見ると、例えば「積木の恋」では、主人公カプにとってキーポイントとなる仔馬の絵が描かれていたり、「かくも強引な彼に俺は」では、広告業界に携わるキャラたちを暗示させるようにフィルムのモチーフが使われていたりと、物語の重要なアイテムがしっかり描きこまれている。その丁寧さに、ただただ感心。


あまり大きな声では言えないけれど「描くのは愛」は手放してしまったのですが、表紙絵の右側のキャラクターが手にしている仮面を見ると、「あ、確か夭折した天才画家が愛した男に道化師が関わっていたんじゃなかったっけか?」と、物語を思い出せるのです。優秀なイラストレーターだったんだなと、改めて思います。


朝南かつみ先生のご冥福を、心よりお祈りします。

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Tags: 朝南かつみ

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