偏り過ぎると、もう大変 2

 10,2011 23:41
男社会の組織のしんどさに辟易したけれど、女社会の組織もラクじゃない。



この前まで携わっていた仕事の現場は、こちらも女性ばかりなら取引先も女性ばかりという、環境だったのだけど。



何がしんどかったかって、もうね、私情を仕事に絡める人の多かったことですよ! 何らかの理由で「アノ人、キライ」となったら、仕事の場面でもお構いなしに、「キライなんだもん!」的態度をとって、あ然とさせられることが何度もあった。



こちらも入り組んでいるので折りたたみます。
一番強烈に印象に残っているのは、取引先の契約社員が何かで上司の不興を買ってしまい、外部のわたしから見ても相当に居辛そうだった姿かな。



打ち合わせの席で、「それはそういう趣旨じゃないでしょ?」「そこはそういうことを言いたいわけじゃないですよね?」「それだと狙いから外れると思うんだけど。話を聞いてたんですか?」とチクチクチクチク突っ込まれていて、内心縮み上がったもの。



内部の人間関係を、外部の人間の前に晒して吊るし上げるのはやめてくれ! と叫びたくなったし、事情はわからないけれど、やみくもに彼女を助けてあげたいような気持ちにもなったっけね。



これは極端な例だとしても、「あ、この人は許せない」などと不満を感じると、態度はよそよそしくなるわ、口を利かなくなるわ、目を合わせようとしなくなるわ、なんだかなぁ……仕事はクールにいこうよ……と思うことが何度もあった。



ちょっとした行き違いのあった同僚について、「●●さん(同僚の名前)が担当されるのはちょっと……」などと取引先の担当者から言われた時は、開いた口が塞がらなかった。プライベートでもつきあうわけじゃあるまいし、もっとその辺り、妥協してくれません? 好きな人とじゃないと仕事できないなんて言われたら、こっちも回らないんですよ!――と内心毒づきつつも。



もしかしたらあの現場にいた女性たちは、比較的感情が表に出やすいタイプで、ある意味幼稚な人が多かったのかもしれない。ほかの女性ばかりの職場は、あんなにことはないのかもしれない。



でも、ダイバシティとか女性の社会進出とかをテーマにした対談で、「ビジネスの場で好き嫌いで人を判断し、妥協して嫌いな人に接することができない女性は多い」という女性の発言を読んだ覚えがあるので、私情をモロに挟む女性は珍しくないのかな。



ただ、そういえばおっさん職場の男性たちは、あそこまで私情を仕事にわかりやすく絡めることは、あんまりなかったなぁ……と気が付いた。



それこそ、自分の感情をあからさまに態度に出すことで、評価が落ちて出世に響くのを恐れているのかもしれない。だから水面下で足を引っ張り合っていたのかもしれない。あるいは、感情的なのは男のコケンに関わるとでも思っているのかもしれない――なんて、勝手な推測だけど。



「女は感情的だからな」などという男のボヤキは、あの「キライなんだからしょうがないじゃない」的態度を目の当たりにすると、悔しいけれどうなずかざるを得ない。



あの女社会の現場に男性が適度に混ざっていれば、感情表現ももう少し控えめになったのかしら? 謎だなぁ……。



でもしみじみ思ったのは、男性ばかりの組織も、女性ばかりの組織も、生き辛いということ。やっぱり大きく偏っているのって、よくないよ!



――男社会、女社会それぞれの同調的雰囲気が居心地がいいんだ、という人も、ま、いるでしょうけどね。

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Tags: 男という生き物 ジェンダー

Comment 1

2011.06.14
Tue
00:29

lucinda #-

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>06/11 11:27 Tさま
拍手コメありがとうございます。
男社会のルールと女社会のルールの微妙な違い、まさに! そしておっしゃるとおり、どっちものルールが、うまい具合に融合すればいいんですけどねぇ……先は流そうですわね…。
新卒でどっちかの社会でずっとがんばってきていたら、生き辛さをそれほど感じないものなんだろうか…と思ったりもしましたが、どうなんでしょうね。
いずれにせよ、私はもう、偏っているのはカンベンです(苦笑)

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