まるでゾンビのような

 30,2010 23:53
都条例改正案・非実在青少年規制問題が6月に否決されてから約半年。気がついたら、またこの改正案が再提出されていた!


――でも恥ずかしいことに、何がどう変わっているのか、現状は一体どうなっているのかまるでわからず、Twitterで関連する言葉を拾ったりしているうちに、前回と今回の改正案を比較して分かりやすくまとめられているサイトに行き着いた。


「3分でわかる、都条例の改正案(漫画規制)の3月→11月の比較資料(JFEUG)


ちょっと、これを読んで、めまいがしそうになった。前回あんなに問題になっていた「非実在青少年」の言葉の代わって使用されている「刑罰法規に触れる」という部分、正確には下記のようですよ。


「漫画、アニメーションその他の画像(実写を除く。)で、刑罰法規に触れる性交若しくは性交類似行為又は婚姻を禁止されている近親者間における性交若しくは性交類似行為を、不当に賛美し又は誇張するように、描写し又は表現することにより、青少年の性に関する健全な判断能力の形成を妨げ、青少年の健全な成長を阻害するおそれがあるもの」(第7条第2号)


さっと読んだら、「刑罰法規に触れ」るんだから規制は当然じゃね? とツルッと納得しそうになるが、「不当に賛美し又は誇張するように、描写し又は表現」しているという判断の根拠は結局、主観によるのではないんですか!? 一体、誰が判断するんですか? 「不当」や「賛美」や「誇張」の判断基準は具体的に提示されるんですか? マンガやアニメに比べたら実写での描写は青少年に影響しないとでもいうんですか?(だからといって実写を規制しろっていってるわけじゃないけどさ)


「非実在青少年」という言葉には呆れたけれど、「刑罰法規」という言葉は、その表現の狡猾さに背筋が寒くなった。なんだか、倒しても倒しても復活してくるゾンビみたいだ。


Twitterで、30日の都議会と懇談会に参加された方にちらっと伺ったところ、前回よりも状況は厳しそうということで、かなり不安だ。というか、ちょこちょことネットやTwitterでこの条例に関連した情報を見ていたくせに、無気力状態でぼんやりしていた自分に張り手かましたいぐらいなんだけど……。


何かできそうなことはやろうと思っているのだった。

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Tags: 非実在青少年

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