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あの“男子”の世界はどんどん深化しているようだ?

 25,2010 23:33
TwitterのTLに「百合男子」という言葉が流れてきた時、何!? と身を乗り出し、とっさにBLの一ジャンルかと想像したのだが――


雑誌「百合姫」の次号から連載される作品タイトルだと知って、ちょっと脱力した。なんだ、百合っぽい男子とか百合百合しい男子カップルとか、そんな腐的意味なんかじゃなかったのね!<ただの早トチリ


タイトルまわりのキャッチ「男なのに、百合に萌えてしまった。百合というものを突き詰めていけばいくほど、自分という存在、不要論。」は、分かるような分かんないような曖昧な感じなんだけど、「男なのに、百合に萌えてしまった」のコピーは、BLでいえば「BLに萌える腐女子」のような立ち位置なんでしょうかね? 作者の倉田嘘さんは男性だということですし。


「百合男子」を調べていてこんな記事を見つけた。


コミック百合姫 百合のパイオニイア、読者を挑発するデザイナー×編集長リニューアル対談 (コミックナタリー)


「百合姫」は知っていたけど、リニューアルしたんですね。そのリニューアルに大きく関わっている編集長とチーフデザイナーの対談。


デザインの方向性とか、想定している読者のイメージは森ガールに近いとか(ここで語られている“オタクなのにオシャレ”という人についての考察が面白い)、手に取りたくなる仕掛けの工夫とか、内容はかなり興味深く、読みふけってしまったのだけど、ちょこっと引き合いに出されるBLとの比較が、微かに何となく引っ掛かるような、ザワザワするような。


BLと違って百合は綺麗なだけじゃない、ということですかね。この表紙のキャッチ「きれいな君も、きたない君も、私のもの。」ってまさにだと思うんです。 BLの場合は「きれいな君」がまず何よりも大事。ファンタジーであるべきなので。でも百合はそれだけじゃない。ドロドロした描写も大事なんです。フワフワしたものばっかだと嘘臭いんですよ。女子同士ってそんなに綺麗なもんじゃないと思います。


……うーん、そうなの……? BLもドロドロとした描写のある作品は少なくないと思うけど、そういう“ドロドロ”と百合の“ドロドロ”は違うってことなのかなぁ……? 百合作品の方が圧倒的に「綺麗なだけじゃない、ドロドロした描写」が多いということなのかしら。


「女子同士ってそんなに綺麗なもんじゃないと思います」って発言も、なんか引っ掛かるんだよなー。男性の発言だから? いや、女性の発言でも「何を知ったかぶって……」と思うと思う。


まあ、反論できるほど百合作品を読んでいないので結論は出ないのだが、しかし、


(高度な百合というのは)女の子同士がイチャイチャするだけじゃない、魂のレベルでの関係性を表現できることです。


という言葉は、わたしがBLに求めている表現の一つでもある、と思うのだった。


そうそう、「百合姫」の特集記事だという「百合脳を鍛える大人のためのGLトレーニング」は、まんま、腐女子が非BLのマンガや小説やアニメなどなどありとあらゆる作品で発揮する「やおい脳」そのものじゃん! と突っ込んだのは言うまでもない。


新装「百合姫」には、テクノサマタさんや北別府ニカさん、影木栄貴×蔵王大志など、BLでも活躍されている作家さんがたくさん出ていて驚いた。三浦しをんさんもコラムを書かれているようで、守備範囲の広さに感心。


「百合男子」も気になるけど、倉田嘘さんの百合作品「リンケージ」はあちこちのレビューで評価が高いし、表紙絵の感じは悪くなさそうだしということで、興味あり。読んでみて悪くなかったら、「百合男子」をチェックしてみようかしら。


「●●男子」で思い出した記事がこれ。


絶叫が商業BL初登場「女装男子アンソロジー Syrup!」 (コミックナタリー)

男の娘の雑誌が出たりして、思わぬブームに呆然としていたけど、これは“BL作品”というクエリーがかかった、女装男子がテーマのアンソロ。なるほど、そういう切り口できましたか!


執筆陣も豪華。うーん、このアンソロに登場する“女装男子”は、受けと攻め、どっちの比率が高いんだろうか? わたしが萌える、マッチョなオカマ攻めっているかなぁ……。え、その分類はすでに「女装男子」じゃない?


もう一つ思い出した記事がありまして……。


BL? ショタ物? 否、「おちんちん物」です!! 上連雀三平『アナルエンジェル』 (メンズサイゾー)


メンズサイゾーで連載されているコラム「エロマンガより愛をこめて」で紹介されているこの作品、女装をした少年とその少年を好きになる男の子たちがメインキャラらしい。BLでもショタでもなく「おちんちん物」で、「おちんちんが勃起するかどうかが大事」らしい。


強烈だ……突き抜けきって唖然とするばかりだ……。


でも、


ヒロインの桜ちゃんは誰よりも可愛く凛々しく、立派なおちんちんを持った子です。その姿はとても美しく、読むにつれて男とか女とか気にしている方がおかしいんじゃないかと感じ始めます。




体の作り的に厳密に言えば、この作品にはオトコノコしか出ていませんが、心の部分で言えば男の子として生きる子と、女の子として生きる子がいます。あとはチャックを突き破るほどの激しいおちんちんの勃起が無数に存在しているだけ。


という説明には、激しく惹かれてしまう。


この記事には、別に「●●男子」という言葉は登場しないけど、女装している男子の描かれ方は、なんだか独特そうだ……という印象が強くて、私の頭の中で「●●男子」という言葉に紐付けられたのかも。


今回取り上げた「●●男子」は、結局ほぼ「女装男子」や「男の娘」ですね。改めて女装する男子や女装がハマってる男子のブームを実感。


いや、もう「ブーム」ではなくて「定着」してる……といっていいのかな?
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Tags: 女装 百合 BL

Comment - 3

2010.11.29
Mon
23:49

lucinda #-

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拍手コメントRES

11/28 10:42 Kさま

コメントありがとうございます! ごぶさたしてます~。あー、Kさんは「百合姫」を読んでらっしゃるイメージ、あります。なんか言われてしっくりくる感じ。どの作品がお好きなのか、お聞きしたいです…!

編集 | 返信 | 
2010.12.02
Thu
00:32

カキツバタ♪ #-

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僕は森島明子さんの半熟女子を読んでます
女の子の絵がかわいいv-218

編集 | 返信 | 
2010.12.05
Sun
15:29

lucinda #-

URL

コメントありがとうございます~! そして教えてくださってありがとうです。

「半熟女子」、タイトルだけ知ってました! 絵も、表紙だけしか見てないけど、確かにかわいい…。コーコーセーかー、と思って敬遠してたんだけど、読んでみようかな…。

編集 | 返信 | 

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