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【大阪オフ】BLは電子書籍の波にノれるかな?

 20,2010 02:34
大阪・日本橋めぐりをご一緒したakiさんとましかさん。


最初のうちは、「BLにハマったきっかけは~?」などと、初対面腐女子の王道的テーマ<そうか? について話していたのだけど、ヲタ書店めぐりをしているうちに、実はましかさんが、BL本は電子書籍で堪能していることが判明した。


電子書籍――iPadやらKindleやらのおかげで、最近とみに話題になっているけど、わたしはこれまで買ったことがない。以前使っていた携帯電話はネットがダメダメだったので、読みたかったケータイ向けコミックもおあずけだったしねぇ……。


その恨みいうわけじゃないんだけど、なんとなく、読みにくく目が疲れるんじゃないかという先入観と、内容が頭に入らないんじゃない? という偏見が脳内に棲みついて、あまり食指が動かないでいたのだ。


しかしましかさんは、“BLは電子書籍!”と決めているらしい。どうしてなんですか!?


「最初は紙の本を買ってたんだけど……、あっという間に増えるでしょう? 家族もいるし、これはアカンと思って、電子書籍を買うようになったの」


――ああ……やっぱり収納って大きいですよね!


腐にハマって最大の悩みは、増えこそすれ減ることのない本の収納だと断言してもいいんじゃなかろうか。放っとけば、本はバカみたいに増え続ける。収納方法を工夫したり、部屋のデッドスペースを活用したり、中古市場に放出したりと、収納・整理の方法をいろいろ試してみるけど、どれも焼け石に水状態。


確かにデジタルなら、形として存在するわけじゃないから、何十冊、何百冊買ってもかさばらない。ただ、ケータイやPCのメモリを食うだけだもんなぁ……。


「紙の本を処分する時、完全に手放すのを思い切れなくて、デジカメでまるまる1冊撮影したものだってあるよ!」

「ええ!? 撮影って、もしかして自分で……!? 本を? 全ページ!?」

「そ。アホでしょう~?」


――なんという情熱! ましかさんは笑ってらっしゃったけど、聞くところによると、そんな風にデータで保存して紙の本を処分する人って、少なくないそうなのだ。ま、それはオタクジャンルではない一般書籍の話らしいけれど。


「わたしのお気に入りのBL本は、ここに入ってるの」と、ましかさんはiPhoneを撫でながらおっしゃっていたけど、一体何冊ぐらい入っているのか聞いてみたら、「20冊くらいかな」ということだった。うーん、あのちんまい“箱”に20冊! ちなみに、現在所有されているBL本は全部で約70冊らしい。


この時から、わたしたちの会話の話題は電子書籍一本に集中。akiさんも電子書籍はよく知らないらしく、二人でましかさんを質問攻めにしてしまったのだった。


■質問1:紙で出るBL作品は、ほぼ電子書籍でも読めるの?

「そこがちょっと、電子書籍はネックよねぇ。やっぱり紙よりは少ないし、ラインナップもちょっと古めだったり……ね」


――そういえば、前に見たことのある電子書籍サイトのラインナップは、絶版になった作品が多かった気がします。


「そうそう。そういう作品も多いよね。ブログとかでオススメの作品を見ると、すごく読みたい!って思うんだけど、そういう作品は電子化されてないことが多くてねぇ……。ほんと早く電子化してほしいんだけど」


ちなみに、この話をしていたのは「K-BOOKS」の“あ行”のBL作家作品の棚の前で、ちょうど目の前に「エス」(英田サキ)があったのだが、「これ、面白かったですよね!」と言うと、「……『エス』、読みたいんだけど、まだP電子書籍になってないの(※携帯用では電子書籍化されているようです)……」と、ましかさんは残念そうに唸った。おおう……!


さらに、最近買った電子書籍の一つが「美しいこと」(木原音瀬)ということで、「木原さんだったら『箱の中』『檻の外』は?」と聞いてみたのだけど、


「あのね、『箱』は電子書籍があるんだけど、なぜか『檻』はまだなのよ! なのに、『美しいこと』の方が先に電子化されちゃって……」


と、これまたおあずけ状態の模様。「『美しいこと』は舞台化されたし、その影響で先に電子化されたんじゃないですか?」(by akiさん)という指摘に、なるほどねー!とうなずいたのだった。


「みんながすっごくイイ!って言うから、絶対『檻』も読みたいし、だから『檻』が出るまで待ってるの!」


とましかさんはけなげにおっしゃっていたけど――蒼竜社さーん、早く「檻の外」も電子化してあげてくださーい!!


※予想外に長くなったので、ここから折りたたみます。
■質問2:電子書籍は、イラストなども紙と同じように見られるの?

「実は、電子書籍はイラストが見られないものも結構あるのよ。それが個人的にはイマイチね。だって、BLはイラストも見たいじゃない!? 奈良さんとか~!」


――ましかさん、奈良絵ファンなんですね。わかります……って、いやそれはさておき、うーむ、確かにBLでイラストが見られないのは、魅力が3割減な感じだなぁ。モノによっては半減かも……。


「結構、レーベルによって違ってて、最近になって電子書籍を出し始めた蒼竜社は、ほとんど紙と同じ体裁なの。ほら」


と見せてもらったましかさんのiPhoneには、見覚えのある「美しいこと」の口絵やイラストが!


「わたしは絵も見たいから、絵がない電子書籍は買わなかったりするのよね。そうすると、かなり厳選されることになっちゃう」


――なるほど、確かに……。BL小説は、イラストレーター買いする人だって少なくないけど、「イラストが見られない」のは、電子書籍普及にどのくらい影響があるものなんだろう?


しかし、蒼竜社レーベルって……電子書籍でもなんか独特のポジションにいるのかもね。


■質問3:電子書籍は、ダウンロードしたら削除しない限り永久に見られるんだよね?

「うーん、実は電子書籍って、ファイル形式がサイトによってまちまちなのよね。ものすごいセキュリティが厳しいところもあれば、そうじゃないところもある」


――うんうん、今は著作権保護など厳しいですしね。


「でもね、買った電子書籍を、例えば携帯で読んでいたとして、いつかその携帯を買い換えようってなった時、ファイル形式によっては、新しい携帯に再ダウンロードできないものが出てくる可能性もあるわけ。そうなると、もしもその作品をずっと持っていたかったら買い直しするしかないってことになるのよね。それに、携帯で読めるものがPCで読めるとは限らないし


――なにっ!? なんだか電子書籍といえば、自分のPCや携帯にダウンロードしたら「ずっと保存可能」で、PCや携帯を変えても「ファイル移動可能」だと思い込んでいました!


「でしょ!? 少なくとも紙の本なら、かさばりはするけど、自分が捨てない限りはずっと持っていられるもんね。そこが電子書籍の一番の問題点で、もっと考えなくちゃいけないとこだと思うんだけど、あんまり話題になってないのがねぇ……」


――ふと、PCの保存メディアだって、ここ10年ちょっとの間でどんどん変わってしまったことを思い出した。FDからCD-ROMに、MOもあったな。そしてDVD、HDD、USBメモリに……。


保存メディアとファイル形式を一緒にしたらいけないだろうけど、FDに保存した文書を今引っ張り出そうとしたら、結構大変だ。FDだって、2DDとか2HDとかあったし! 実際わたし、2DD-FDに保存しているものを、いまだにどうすることもできずにいるもの。


ファイル形式も、バージョンアップしたり、まったく新しい形式が採用されたりして、古いものが見られなくなるということもあるかもしれない。PCや携帯を変えたばっかりに、以前のファイル形式に対応できなくなったなんて悲劇、そこら辺にゴロゴロしてるし!


なんという落とし穴……! いやいや、現実にはこういう問題、クリアされつつあるのかもしれないけど――なにしろわたし、電子書籍のことをほとんど知らないからさ。


それにしても、わたしとakiさんの質問に対するましかさんの回答は、なんだか「電子書籍……ビミョーじゃん?」って感じなのが気になる。これじゃあ、電子書籍への後ろ向きな思い込みが解消されないわ!――ということで、こんな質問を投げてみた。


■質問4:電子書籍の良い点って、収納以外にある?

「それはね、電気を点けなくても本が読めるってところね。それも好きな姿勢で!


――えー……紙の本、好きな姿勢で読めると思うんですけど……


「わたし、iPhoneで読み慣れているからかもしれないけど、久々に紙の本を持って読んだら肩凝っちゃって……。それに紙だと、光の当たる位置を考えないと、場合によっては読みにくいでしょ? でもiPhoneだったら、画面が明るくなるから、夜に電気を消していても読めるわけよ。

あと、スタンドとか利用すれば、両手も使えるしね。髪乾かしながら読書とかも全然平気」


――確かに紙の本は、ドライヤーで髪を乾かしながら読書をするのは、至難の業かもしれません! でも、目とか疲れません? 小さくて読みにくいとかは?


「目が疲れるってのはないなぁ……。文字も、画面に合わせて読むので今のところ不便は感じないし。ま、iPhoneだと画面が小さいから、正直、マンガとかは読みづらいこともあるのよね。でもPCとか、iPadやKindleのような端末なら画面も大きいから、読みやすいんじゃないかな。問題は、iPadやKindleで、BLが取り扱われるかどうかだけど」


そうね、話題の端末で、BLが読めるかどうかは、腐女子の電子書籍移行に少しは影響するかもしれない。電子書籍の波に、BLはノるかソるか――


――って、実は日本の電子書籍市場の上位売り上げはBLが占めているらしいので、ある意味、BLはすでに電子書籍の波に“ノ”ッているのかもしれない。


ただ、今後もノり続けられるかどうか、正念場を迎えつつある……といえるのかも。とりあえず――各レーベルの担当者のみなさーん! BL小説電子書籍に、イラストは必須だと思いまーす!! <そこ!?
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Tags: オフ 腐女mtg 腐友 腐女子

Comment - 1

2010.08.03
Tue
00:13

lucinda #-

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拍手レス

>07/22 07:12 Yさま
そうそう、その方法についてもこのオフ会で初めて知って、へぇぇ!とビックリしたのでした。腐女子は“本”に思い入れがたっぷりあるので、「本を裁断する」のは抵抗ある人が多いかも…という話にもなりましたよ~。でも、そうやってiPhoneやiPadで快適に読めるなら、興味を持つ人も増えるでしょうね。まあ、本を裁断せずにすみ、手間がもうちょっとカンタンになれば、もっといいんですけど……ゼイタクですね……


>07/22 07:53 mさま
うん、究極はスモールライトですよねぇ。でも電子書籍は、保存形式などの問題がクリアになれば、収納という面では本当に魅力的だと思います。どうせ電車内では隠れて読むなら、電子書籍で何が不便…?って気もします。この先の進化に期待ですかね。


>07/22 08:15 Aさま
あー、なるほど、「読みたい個所がパッと開けない」ってのは、そうですねー! スクロールよりは、断然紙をめくる方がカンは働きます、わたしも。紙が完全になくなるって事はないと思うので、電子とうまく共存していけるかってとこかなーと思います。


>07/26 12:39 の方
へぇぇ、「マンガでは修正がかなり大きい」んですね、電子書籍では! それは…小説にイラストがつかないのと同じくらい、魅力半減ですよね。電子書籍になる作品は、まだまだ紙よりも量は少なそうなので、そのあたりがクリアされれば、電子と紙とで使い分けできそうですよね。確かに、小説なら、電子でもいいような気がしましたもん、わたしも。

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