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男同士の理由を真剣に考えてみた

 28,2006 03:23
ところで、めちゃくちゃ根本的な疑問なんだけど。

やおいといえば、なぜ「男同士の恋愛」なんだろうか?

よくいろいろなところで論じられているけど、それが「ファンタジー」であるゆえだということを、この年になって、ようやく理解できるようになってきた。

「男女」だと、妙にリアリティがありすぎて、生々しくて、思いっきりハメを外せない感じ。でも「男男」なら、しょせん男は違う生き物(性)だから、いくらでも思い通りに、ある意味無責任にイマジネーションを広げられる。たとえ「女女」でも、作り手・読み手が同性なので、それこそ「現実はありえない」「わたしはそういうの、違うもん」と、妙に自分に引き付けてしまう部分が発生して、イマジネーションに限界が出来る危険性が高い。

ファンタジーだから、現実的にありえない設定も「アリ」。ファンタジーだからこそ、主人公たちは美しくあってほしい。同性の「女」なら、同じ「女」の目を意識して妙にリアリティを気にしてしまうけど、「男同士」なら、堂々と制約ナシに、抜き差しならない激しい色恋沙汰に浸れる。

―――つまりは、そういうことなんじゃないかと、思うわけなのだった。そして、30をとっくに超え、男女の間にそんな小説のような関係性はそうそう生まれないと思い知った今だからこそ、「ファンタジー」の意味を推し量れるようになったんじゃないのかしらね………。現実は厳しい。

わたしは今ごろようやく気づいたわけだけど、10代でハマった人たちは、その若さですでに、このことを多かれ少なかれ感じていたということなんだろうか。そうだとしたら、その感受性の鋭さにただただ恐れ入るばかりだ。なんかわたしって、幼いというか単純だったんだね…。

#やおいが「現実のゲイとは違う」ポイントのひとつも、「男同士=ファンタジー」なんじゃないかと思う。いつか、ゲイの方にそのあたり、真剣に聞いてみたい。
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Comment 4

2006.07.10
Mon
11:24

もと #4pDgvQA2

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何だかものすごく共感してしまいました。
私も30過ぎてからハマったクチで、今までだってずっと知ってたし、読んだりもしてたし、出会いは小3にまで遡るのに、そんなにハマっちゃう人の気持ちが全然理解できていませんでした。
でも30過ぎて、男女間の恋愛に限界を感じて、ファンタジーと認めてから、すご~く全てが「入って」来ましたね。
そして、やっぱり、10代でそれを感じてる人にすごい!って思うようになりました。
それもありますけど、ここ最近のBL界のありようも変わってきた・・・ように感じます。
昔はもっと、湿っぽかった。
カラっとサラっとしたもののほうが、普段は好きです。その辺りが主食です(笑)
いきなり長文失礼しました(^^;

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2006.07.10
Mon
15:09

lucinda #-

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もとさま

どうもいらっしゃいませ。
コメントありがとうございます。

もとさんも30過ぎてハマっちゃったんですね。仲間ですね。
共感してもらえて、ちょっと嬉しいです。

>昔はもっと、湿っぽかった。
カラっとサラっとしたもののほうが、普段は好きです。

おお、そうなんですか。
よろしければ、ぜひオススメをお知らせください。ていうか、いろいろ、BLやらやおいやらについて、ご意見をうかがいたいです。
また遊びにいらして下さいませ。

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2006.07.13
Thu
19:46

うみりす #-

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こんにちわ。いつも楽しく読ませていただいております。同じく三十路オンナで、出戻り同人野郎でございます。自分のブログでも、時折「二次創作論」やら「やおい論」やら書いてまして、ぜひ、リンクを貼らせてくださいませ。よろしくお願いいたします。

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2006.07.14
Fri
01:24

lucinda #-

URL

うみりすさま

こんばんは。コメントありがとうございます!

読んでくださっているなんて、とても嬉しいです。感激。ありがとうございます!!

リンク、どうぞどうぞ。よろしくお願いします。今ちょっと、たてこんでいるのですが、必ず近日中に、うみりすさんのブログにも、遊びにまいります。また遊びにきてください。

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