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フィリップ、きみを愛してる!

 01,2010 03:48
見たいと思いつつ、なかなか見られずにいた「フィリップ、きみを愛してる!」。まだやってるかしら……と調べてみたらギリギリやっていたので、先日、仕事を切り上げて映画館に駆け込んだ。

phil4.jpg
「フィリップ、きみを愛してる!」公式サイト

実は、前々からvivian先輩と「見に行こうねー!」と言っていたので、いそいそと先輩に声をかけてみたのだけど――。


「ごめん、lucinda。急にVⅥのライブチケットが取れたんで、miriamとライブ行ってくるわ!」


と、あっさりふられたという曰くつき。いえ、やっぱりライブはナマですもの、そりゃあ行くべきです! でも、この映画も見て損はない感じでしたけどね、先輩!<負けず嫌い


長いので、折りたたみます。
あちこちで、


「ユアンのオネエ演技がハンパない!」


と絶賛されていて、先日、遊びに来た友人も


「とりあえず、ユアンはホントにカワイかった! イスに浅く座ったりとか~!


と興奮していたのでかなり期待していたのだが、実際にスクリーンにユアンが登場したとたん、


――うわ、誰、この“お花ちゃん”!? カワイすぎる……!


と、心の中で叫んでしまった……! いや、そのくらい、ユアン・マクレガーの“フィリップ・モリス”は可憐だった。乙女だった!

phil1.jpg
なんとなく恥らっている風がキュート

過剰にナヨナヨしているわけじゃないし、女みたいとかいうわけでもない。


でも何というのかしら――しぐさとか表情とかしゃべり方が、ちょっとやわらかくておとなしやかで、それがほんのりゲイゲイしい感じ。あえていうと、女形の役者さんっぽいような。「こういう人、いるよなぁ……!」と、心の中で何度もうなずいたのだった。


ユアンに比べたら、ジム・キャリー演じるスティーヴンはあんまりゲイゲイしい感じはしなかったけど、「天才詐欺師」という役どころは、彼にピッタリハマっていたと思う。


弁護士を騙ったり、CFO(最高財務責任者)を装ったり、電話で別人になりすましたり……。さまざまな“役割”をしたり顔で演じるスティーヴンの腹黒さのようなものが、ジム・キャリーからにじみ出ていたよなぁ……。


スティーヴンがあまりに黒いので、フィリップの白さが際立ったような感じ、かな。

phil3.jpg
CFOに収まっていたころのスティーヴン。なんだかこの写真、BLのワンシーンみたいにも見えるような


刑務所に再度収監されたスティーヴンは、フィリップに会いたいがために、「愛してる」と言いたいがために、何度も脱獄を繰り返す。極めつけはラストの、HIV患者を装って脱獄した時なのだけど――


そこまでやる!? と思う反面、そんなにしてまで会おうとし、「愛してる」と言おうとするなんてねぇ……と、色恋から遠ざかっているわたしには、その情熱と粘り強さがすごくまぶしく思えたのだった。


このストーリーが、実話を基にしているということから、余計にまぶしく思えたのかもしれないけどね。これが実話なんて、「事実は小説よりも奇なり」の典型だ。


それにしても、欧米の映画で刑務所のシーンがあると、日本の刑務所より自由度が高そうだなぁ……といつも思うのだが(誇張して描かれているのかしら?)、今回、スティーヴンとフィリップが手紙を頻繁もやりとりするシーンは、「ホントにここまでできるの!?」とびっくりしてしまった。


そりゃ、何がしかのワイロをもって叶えられているのはわかるけど――そもそも、ワイロがそんなにあるもんなの? 刑務所なんだしさぁ……。


ちょっと不思議な刑務所のシステムだけど、二人のラブレターを届けてやるなど、何かとこまめに動いてくれる黒人のクリーヴォンが、かなり好き。


イチャイチャしたいがために、フィリップがワイロとともに「この音楽を最後までかけて」とテープを渡すのだが、「引き受けたら絶対だ!」と、クリーヴォンはそのテープを大音量で流し、刑務官に咎められても、「引き受けたら絶対なんだよ!」と叫びながら、決してテープを止めないのだ。何という男気


あと、スティーヴンの最初に出てきた恋人・ジミーの濃さも気になった。
phil7.jpg
ジミー、ラテン系の二枚目。つか、キャリーのこのファッションはゲイゲイしいかも……

彼はHIVで死ぬのだが、その時期がイマイチわからなかったのが残念。でもそれ以外は最初から最後まで、クスクス笑いながら楽しめた。


ジム・キャリーは、これまでどうしても出演したいと思った作品として、「トゥルーマン・ショー」「エターナル・サンシャイン」、そしてこの「フィリップ、きみを愛してる!」を挙げているのだけど、この3作品、わたしの「ジム・キャリー出演作品」のお気に入りにあてはまる。


「フィリップ…」以外はコメディじゃないので、わたしはコメディじゃない作品に出ているキャリーが好きだなぁと思っていたけど……この作品がお気に入りになったということは、コメディ作品のキャリーも好きってことよね……。

phil2.jpg
案外、ガタイが良いところもスキ


実在のスティーヴン・ラッセルは懲役167年を課されて、現在も刑務所の中なんだけど、実在のフィリップ・モリス氏は、彼がもしも出所したら多分一緒になると思う、と語っているんだそうな。

phil5.jpg


――やっぱり、事実は小説より奇なり、よね。
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Tags: ゲイ クィア映画

Comment - 2

2010.05.03
Mon
11:38

秋林 瑞佳 #hMgDs1Uk

URL

こんにちは♪
お久しぶりですー。

>実在のフィリップ・モリス
裁判のシーンで、ジムのとなりにいた人がホンモノのフィリップさん(カメオ出演)でしたけど…ユアンにしたあたり、ビジュアル的にやっぱ美化されてましたねー(わはは♪)。

この映画、北米では公開が何度も延期になっていて、とうとう7/30になっていました。ホント、欧州より米国のほうが保守的です…。

編集 | 返信 | 
2010.05.06
Thu
07:23

lucinda #-

URL

秋林さん、ごぶさたしてます!
コメントありがとうございます~!

実在のフィリップさん、小柄な印象でしたよね。美化はまあ…ゴニョゴニョ、でも、ユアンのあの化けっぷりはすごすぎです。

北米で公開延期になっているなんて知りませんでした。まあ、確かにわざとえげつなく表現しているところもありますけど…これが見られないなんて、もったいない感じがします。

編集 | 返信 | 

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