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2次元の世界の混沌としたアレ<2>

 15,2010 05:13
“男の娘”と“女体化”について、ひな太さんとやりとりした続きです。“read more”をクリックしてどうぞ!
さて、ひな太さんは、「2007年ごろから女体化が盛り上がってきたかも」とおっしゃっていたので、男の娘はどうかと、2007年周辺をちょこっと調べてみた。


2005年に発売されたゲーム「処女はお姉さまに恋してる」が、2006年10月にTVアニメ化されたり


「まりあ†ほりっく」が2006年8月号(ということは7月?)から、「ささめきこと」が2007年3月号(ということは2月?)連載スタートしていたり


この記事で挙げられている作品は、ちょこちょこと、2007年周辺にヒットする感じだ。


“2007年”って、男の娘や女体化の一つのターニングポイントといえるんじゃなかろうか。


「さっき、女体化のブーム始まりについて、エ●ァやグ●ンラガンを挙げられていましたが、女体化が盛んなジャンルってあるんですかね?」


「自分がフォローしてる人のTLでも、にょた妄想は見かけることがあって、記憶にあるのはデュ●ララ!とかね。ゲーム系でも見た気がするし、ジャンルはさまざまなので、オンライン同人全般で流行ってると見ていいんじゃないかと。

好む人は総じて絵茶が好きな印象はありますが、絵茶もどこでも流行ってるしなあ」


――絵茶ですか……。ゲームといい絵茶といい、女体化はビジュアルがポイントなのかなぁとも思う。小説のようにテキストだけよりも、女体化のイメージは伝わりやすそうだもの。体つきが丸くなっているとかおっぱいができているとかね。


「ジャンルは何か一つに特化していないようですが、女体化に夢中な人たちの共通項ってあるんですかね? 年齢層とか。なんとなく、若者の間で盛り上がっているイメージなんですけど」


「どうでしょう。サイトに書かれていないのでわかんないですが、若そうな印象はあります。TL見てても、20代に多いのかな……」


――たまたまひな太さんがフォローされている女体化好きな人が20代なのか、それとも本当に女体化好きには若者が多いのかはわからない。

でも少なくともわたしの周り(アラフォー以上)で「女体化サイコー!」と叫んでいる人は、今のところ見かけない。「嫌いじゃないけどそこまでは……」とおっしゃるひな太さんもアラフォーということだけども……。


ところで、こんなやりとりをしている最中に、「百合BLステキ!」のつぶやきがTLに流れてきた。百合BL? なんですか、それ!? ――と探ってみたら、この作品のことだと判明した。

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同じクラス、前の席にいる佐渡くんはとてもいい匂いがする。それは心に響く香り。俺を惹きつけて放さない…。純情赤面乙女男子・宮坂とカッコ可愛い佐渡くんのフェロモンラブ。

もう、すごく気になって読んでみた、確かに、これは“百合BL”かも!


表紙からしてホワホワとカワイイ感じのムードだけど、どっちのキャラも乙女っぽい。どっちが攻めでもどっちが受けでも良いような、受け受けしい感じ。リバじゃないのが不思議なほどだ。


なんとなくこの作品を思い出したんだけど――

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これも“百合BL”といってもよさそうよね?


しかし、二次ばかりか商業誌の方も、なんだか混沌とた感じになってるのかなぁ……と唸っていたら、ひな太さんから、さらに衝撃の言葉が。


「実は、女体化の男装とかもあるんですよね。もうなにがなんだか。なぜ女体化した! と突っ込まざるを得ないです(笑)。

やっぱり性別が鬱陶しいのかなあ……。セックスしないなら性別いらないですもんね。」


「うーむ……わたしも、性別が鬱陶しいのかなぁと思いました。確かに、セックスしないなら性別はいらないけど、でも女体化も男の娘も、エロはあるでしょう? ファンタジーだから? そういえばちょっと前に、ちんこついてる巨乳の女性キャラをちょこちょこ見かけたんですけど、あれも性別が謎ですよね」


「“ふたなり”ですね。まあ、あれは単に、責めどころが増えて美味しいのもあるんでしょうけど。

別の方との会話で、最近の若い子は少人数の気が合う人だけのグループで固まってる、という話をしていたんですね。性別がどうとかより、同質のものが好きなのかもしれません。だから“女体化”(自分に近づける)だし、ファッションとしての男装もアリなのかなと。

百合BLと女体化はそれで説明がつくかもですが、男の娘がわからないですね……。男子も女子も一緒に同質化→百合だかゲイだかわからないいちゃいちゃ関係、とかかなぁ。

女体化すると、エロは男性向けエロの描写になるんですよね。『らめぇ』とか。その意味で、(嗜好が)男性に近づいてるんでしょうか?」


「女体化すると男性向けエロになるって方向は、あるみたいですよね。男×男よりマシじゃんっていう男性とかね(苦笑)。

同質性は男女とも求めてるような気がしますが、しかし男の娘はショタって言われたりもしますよね。そうなると、同質性よりもエロを求めているのかしら、と思ったり」


「男性と女性の良いとこ取りって感じなんですかね。受け攻めの役割分担が曖昧になっているというか。でも仮に性別が鬱陶しいとしても、無性化より両性化するのが面白いですね」


無性化ではなく両性化しているのは、確かに興味深い。エロを表現するとなると、無性化ではつまらないってことになるのかなぁ……。


しかし、男の娘だ女体化だと話していて、何度も頭の中がこんがらがりそうになったわたし。だんだん、自分の認識が合っているのか不安になってきて、ネット検索して確かめたりしていたのだけども。


「男の娘」について調べていて見つけたこのページに、むむぅ……とうなってしまった。


そうか……「ストップ!ひばりくん」って、確かに「男の娘」だよね……。「らんま1/2」も、乱馬は女体化していたよね……。というか、結構いろんな作品で女装や女体化、あるんですね……!<知らなさすぎ。


<1>をアップした後、女体化については、コメントやTwitterで


>2005~06年ごろに真・三○無双4サイトで見かけた


とか


>2000年以前にイベントで見かけたことがある


とか、情報をいただいたのだけど、まあ、もともと民族的にというか風土的にというか、異性装や異性化はわりと抵抗ないのかもしれないなぁ……と思ったりした。


ほら、歌舞伎や宝塚もあるもんね――。
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Tags: 女装 女体化

Comment - 3

2010.04.19
Mon
21:40

月読 #-

URL

ワタシ、最近BL論をいろいろ読みましてねえ。
つまるところジェンダーの抑圧ゆえのBLから、最近のBLはジェンダーで遊ぶというものに進化したらしいと。
ものすごく簡単にいえばそうらしいのですよ。
ジェンダーで遊ぶくらい若い衆は自由な性の文化を築いちゃったんでしょうかねえ?

男の子を育てるときに女の子の姿をさせて育てたり、女の子の男ことばとか、性の錯覚にエロを見つけることもあるかもですねー♪

編集 | 返信 | 
2010.04.20
Tue
22:23

lucinda #-

URL

月読さん、コメントありがとうございます!
レス遅くなってすみません。。。

いろいろなBL論って!気になるじゃないですか~!
しかし、ジェンダーの抑圧→ジェンダーで遊ぶ って説、ちょっとドキッとしますね。今回取り上げた女体化とか、twitterでやり取りしていてそんな感じしましたもの。
「遊ぶ」くらい、若者たちが抑圧を撥ね退けているならいいんですけどねぇ<ババくさい。

性の倒錯って、やってみたくなったり、見てみたくなったりってのは、あるのかなぁと思いますね。何なんでしょうねぇ……。

編集 | 返信 | 
2010.05.22
Sat
20:49

丸居 #JezSLo8M

URL

はじめまして。丸居と申します。
自分の記憶のみで失礼いたしますが、二次創作の女体化自体は90年代から(おそらくはもっと昔も)存在はしていたと思います。ネットが一般的になってから、目に付くようになっただけで果たして総量としては本当に増えたのかは私はよくわかりません。
そして人によっては邪道・801じゃないという強い否定感を持つ場合も一定数存在すると思われます。(たぶん男同士というところに重きを置いている方はその傾向が強くなりがちかと)
私発祥の論ではありませんが、「男の娘」も「女体化」もあくまで性的指向は異性である対象ではあるが、自分の性とは別の性であるがゆえに対象の性感・思考パターン、等想像の域を出ないそのギャップを自分と同じ性に引き込むことでなくす、そんな無意識の意図があるのでは(そしておそらくその異性ゆえのわからなさからくる恐れや異性の好きではないところなども同じ性ならありませんし)と。
両性的、という言葉よりもうちょっといいとこどりな「合成物」の香りを感じます。倒錯、というあえてラインを踏み越えるような冒険心とはちょっと違うベクトルの欲望を。

編集 | 返信 | 

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