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ヤラレタ

lucinda

この週末は、よしながふみのコミックをドドーンと購入。購入したのは、下記の4冊(「月とサンダル」は2巻購入。「ジェラールとジャック」は、文庫版全1巻を購入)。

ジェラールとジャック 1 (1)ジェラールとジャック 1 (1)
よしなが ふみ

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月とサンダル月とサンダル
よしなが ふみ

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それを言ったらおしまいよそれを言ったらおしまいよ
よしなが ふみ

太田出版 2004-01-24
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「すごくいいよ」「ちょっとホモがキツめ」などなど、いろいろ聞かされていたのだけど、読んでみたら

――すごく好き――

になってしまったのだった。てもなく陥落。

あのあっさりとした絵柄も好きなら、もちろんストーリー展開も好き(ちょびっと、吉田秋生の作風が思い出された)。書店で販売されている小説やコミックスを買うようになる以前、わたしはネットをウロついていたのだが(今もウロついてるけど)、よしながふみは、いろんなクリエイターたちに、少なからず影響を与えてきたんじゃなかろうか――と、思った。

エロはあるけど、必ずしもハッピーエンドではない。かといって、ムリにハッピーエンドを避けている風でもない。「ジェラールとジャック」の解説で、「人はだれしも、許しを得て生きていく」というのが、よしなが作品に通底するメッセージだと書かれていたけど、なるほどなぁ…と思う。

ジェラールとジャックはもちろんだけど、「月とサンダル」のジャイアンや井田も、そうなのかもしれない。でも、「それを言ったらおしまいよ」を読むと、表題作以外の4作すべてに、

諸行無常

という言葉を思い浮かべてしまったのだけど。

たくさんのBLコミックを読んでいるわけではないので、言い切ることはできないけれど、この人の作品には、けっこう女性キャラクターが重要なポジションで絡んでいるように思う。それが好感を持てるキャラの場合もあれば、そうでない場合もあるけど、女性が絡むことで、BLくささが薄いような気がした。あくまでも今回読んだ作品で、だけど。

個人的に勝手にイメージする、マンガ家の作品路線、みたいなものには、

●いい意味でひたすらマンガ。
●ひょっとしたら文学作品でもイケるかもしれないマンガ

があるんじゃないかと思っている。よしながふみは、現在のところ、圧倒的に後者だ。超個人的に、だけど。

また買い物が増えそうだわ――
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Comments 6

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乱菊

まずはここから突撃させていただきます!
よしなが作品は木原作品と何か近いものがあると、ずっと前から感じていて・・・非常にお気に入りの作家さんでもあります。
でもコミックスでも手に入りにくいものがあるので、オススメしたいのですがちょっと困ったもんです~。

『1限めはやる気の民法 ①②』
『執事の分際』
『西洋骨董洋菓子店①~④』
『本当に、やさしい。』

これらも超オススメ。
特に西洋骨董洋菓子店については、同人誌も全て入手しました。
すごく濃いです。
濃すぎてびっくりなんですが・・・いいんですよ。
入手しやすいものなら『執事の分際』。
これもかなりスキ!!(つか嫌いなものがないのですが)
ぜひ読んでみてください♪

よしなが作品って、みんな何か欠けてます。
しかもそれが埋まらないまま、物語は終わっちゃったりします。
そのぶった切り感が好きです。
それがやけにリアルです。
ああ・・・この辺りが木原作品とつながるのかも。
絶対にもっともっとハマれると思いますよう。ふふふ。

lucinda

いらっしゃいませー(笑)

オススメ作品など、ありがとうございます。
「西洋骨董洋菓子店」は、vivian先輩に借りるように手配しました。「本当に、やさしい」は「ソルフェージュ」(文庫版)に入っていたので、読みました! ちょっと、ウッときました(腹ではなく胸にですよ)。

よしながさんて、たしか、今でも同人本を出している人なんですよね? そのあたりもおもしろい…。

>よしなが作品って、みんな何か欠けてます。
>しかもそれが埋まらないまま、物語は終わっちゃったりします

たしかに、その通り! わりきれなさややりきれなさ、といった消化しにくい感情も、そのまま、むりやり消化させないって感じがします。
そのあたりに、わたしも、木原作品に通じるものを感じたのかもしれません。

執事の分際も、近日手に入れる予定です。楽しみ…!
またレビューなどアップします。

  • 2006/10/17 (Tue) 11:19
  • REPLY
もと

きっとお好きだと思いました(笑) 何となく好きな作品傾向が、自分と見てて似てるなぁとずっと思ってたもんで。(すいません、勝手に(^^;)
私もよしなが作品は大好きです。西洋骨董~は、同人誌も買ってます。よしなが作品は、雑誌連載後に同人誌が出ることが多いようで、文庫版の「ジェラールとジャック」「執事の分際」は、その辺も収録されて完全版になってます。
「やる気の民法」はコミックスしか知らないんだけど、こちらも同人誌が出てるようで、こないだまんだらけでしばし買おうか迷いました。ちなみにプレミア付いてます。
現在、「フラワーオブライフ」「大奥」と、BLではないマンガ(いや、BL要素はそこはかとなく漂ってますが)を連載中ですけど、どっちもすごいオススメですよ。
特に大奥はイイ! 11月には2巻が出るので、今から楽しみにしています♪

lucinda

どうも、ごぶさたしています。

もとさんもよしなが作品、お好きだったんですね! 

>よしなが作品は、雑誌連載後に同人誌が出ることが多いようで

そうなんですねー。そしてそれが文庫版に収録されているところがステキです。

今日、vivian先輩に「西洋骨董洋菓子店」を借りました。
た、楽しみ……そしてどんどんハマっていく…

「やる気の民法」は、コミックスも手に入りづらくなっているようで…。
大奥は、みなさんススメられてますよね。
もう近日中に読む予定です。てか、読むにきまってます。

また面白そうな作品などあったら、教えてください!

  • 2006/10/17 (Tue) 14:47
  • REPLY
もと

>また面白そうな作品などあったら、教えてください!
って事だったので、お言葉に甘えて少々。
印象に残ってるのは水城せとな作「窮鼠はチーズの夢を見る」ですね。
彼女のBLはいいと、以前から聞いてて気になったので、見た瞬間に購入したのですけど、近所の書店では扱っていなかった。大きい本屋じゃないと発見できないかもです。
しかもこれ、BLレーベルじゃなく、レディコミで連載されてたようなんです。こんながっつりBLなのにぃ~?って思ったほどなんですけどね。
あと、以前山田ユギさんのときに乱菊さんがおっしゃってましたけど、高口里純作品もいいです。
かなり古いですけど、「叫んでやるぜ!」という、BL声優が・・・ってのがいいですよ。
これはね、もうセリフが萌えまくりです。こんなセリフ、よく思いついたなと思うほど、セリフがいいです。

・・・ちょっとといいつつ、結構語ってしまった(^^;
ま、参考までに(^^;

lucinda

おおお…!
ありがとうございますー!! すごく参考になります。

水城せとな、知りませんでした。
レディコミで連載されていたってのが…ほんと、不思議ですね。
BLとレディコミ、作家さんが微妙につながっているらしいと聞いたことはありますが……。

高口里純というと、「花のあすか組」とか「ロンタイBABY」のイメージが強くて、スケ番(古…)かぁ…と思っていたのですが、「幸運男子」のレビューを見た時、「こういうのも書く人だったのか」と意外に思ったのを覚えてます。

>これはね、もうセリフが萌えまくりです。こんなセリフ、よく思いついたなと思うほど、セリフがいいです。

すごくすごく気になります!
教えていただいた作品、即効チェックですわ。
ホントにありがとうございます。またお願いします!<厚かましい…

  • 2006/10/18 (Wed) 16:11
  • REPLY