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BL的?小ネタ拾遺<14>

 28,2010 01:33
いつもの小ネタに比べて数少なめなんだけど、長さはいつも以上となっております。

その1 そこでボーイズラブを連想したの

このタイトルを見た時、ある種の予感を感じなかったわけではなかった。

なぜ女性に、ロマンポルノが受けているのか (産経新聞)

ロマンポルノっていったら、アレです。日活から配給されていた、エロ映画。ものごころついたころには、「日活=ロマンポルノ」のイメージができあがっていて、かつてはユージローとかアキラとかが活躍した青春映画を作っていたとは、到底信じられない気持ちになったものだけど。


このロマンポルノに関心を持つ若い女性が、最近多い。なぜ若い女性がロマンポルノに惹きつけられるのか?――といったことが、このコラムの要点。


冒頭で、ロマンポルノを見に来ていた女性に感想を聞いているのだが、


突っ込みどころ満載で面白かった。ポルノといっても、今時の映画のラブシーンで普通にやってる程度で、あまり気にならなかった

という「見た目今風の女子大学生(22歳)や、

『エロ面白い』というか、B級映画的な魅力がある。若い人はみんな、そういう見方で楽しんでいるのでは

という女性会社員(33歳)のコメントを読んで

――BLを読んでレビューをアップしている腐女子のコメントと、同じようなこと言ってるなぁ……――

と思ったのだった。


BLも突っ込みどころ満載だし……B級感アリアリだし……


ま、BLは男同士ってところに、一捻りあるんだけども。


ロマンポルノ上映館の支配人が、

女性でも、ちょっとエロは見てみたい、という好奇心はあるでしょうし

と、女性がロマンポルノを見たがる理由を分析していて、これを見ながら、

――女性がエロを見たり読んだりする、あるいは見たり読んだりしてみたいと思うってことが、今なお、大きな新聞のネタになるんだなぁ……――

と、ちょっと呆れてしまった。


とはいえ、このコラム、タイトルの割には、なぜ若い女性にロマンポルノが受けているのかの掘り下げが足りないのが物足りない。あんまりそこを追求しても、購読者の関心は得られないと判断されたのかしら。それはそれで釈然としないなぁ……。


実家にいたころ、ロマンポルノを含めた日活映画が放映されるCSチャンネルをちょくちょく見ていたので、ロマンポルノもいくつか見たことはあるんだけど、今のAVに比べたら、そのエロシーンなんて「ちょっと過激な一般映画」ぐらいなもんだよなぁ……と思う。確かに、カラミのシーンの数は多かったのかもしれないけど。


だけどそれよりも、今のAVと大きく違うと思うのは、ストーリーというか、“ドラマ”がちゃんとあること。「え、なんでそこでエッチするわけ?」ということがあんまりない。


コラムの中で、映画ライターがオススメしているのが「(秘)色情めす市場」。見たことがないので、調べてみたら、こんな感じみたい。

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うーん、このパッケージの写真の色合いが、なんとも……! エロスというよりも、どこか哀愁ややるせなさを感じてしまうのは、トシのせい!?


「大阪の労働者の街に生きる売春婦を描い」ていると紹介されているので、BLでいえば、この作品がちょっとだけ近いんでしょうかね?

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――このシリーズは、主人公は医者だけどさ。ロマンポルノだと売春婦だけど、BLだと医者……いやいやいや……。


その2 そこでボーイズラブといわないで

「ボーイズラブ名作」というタイトルと、人気の歌舞伎役者の名前に、頭の中が“?”マークだらけになったこのニュース。


市川染五郎、ボーイズラブ名作を「深く描きたい」(スポーツ報知)



要は、衆道がテーマの歌舞伎の演目「通し狂言 染模様恩愛御書(そめもようちゅうぎのごしゅいん)」で主演を務めるにあたって、染五郎が片岡愛之助とともに、会見した――というニュースなんだけれど。


――そんなところでボーイズラブって使うなや!


と、内心、激しく突っ込んでしまった。


いや、誤解されたら困るんだけど、衆道や男色と、ボーイズラブを一緒にしないでよねッ!? と主張したいわけじゃないし、ボーイズラブが特別だと抗議したいわけでもない。


だけどさー、ちょっとこの使い方、紛らわしいと思わない? わたしなんて最初、


――ボーイズラブの名作……。“たくみくん”シリーズは映画化されたし、じゃあ、“フジミ”? まさか、“箱の中”とかじゃないよね!?――


と、真剣に勘繰ったっつーの!<ただの早トチリ


わかりやすく、たくさんの人の目を惹き付けるために「ボーイズラブ」という言葉を使ったんだろうけど、なんだかこの使い方、個人的にはイマイチなんだよなぁ……。


せっかく歌舞伎の演目なんだもの。クラシックに「衆道」や「男色」という漢字二文字の重みのある文字面を持つ言葉こそが似つかわしいと思うし、そそられると思うんだよなぁ……。


そんなことを思うのは、わたしが腐女子だからなのかしら? まさか、「男色」が出版禁止用語だというんじゃないでしょうね!?(違うみたいだけど……)


それにしても、この演目、衆道がテーマのために上演されなかったなんて! 2006年に大阪で71年ぶりに上演って、どういうことなの! 東京では初公演ってのも意外だ。


会見での染五郎のコメントはどうでもいいとして(<おい)、愛之助のコメントが一途な感じで微笑ましい。つーか、ニュースタイトルの「深く描きたい」の発言者は、染五郎じゃないじゃん!


――まったく、メディアって……。
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Tags: 小ネタ拾遺 男色 メディア エロ フェミ?

Comment - 2

2010.01.29
Fri
12:45

かりんこ #-

URL

こんにちはー。
ご無沙汰してます。

この染五郎の歌舞伎ですけど、確か前回上演された時にパレット文庫とタイアップしてたんじゃないかな?
その時に割と「ボーイズラブ」って言葉が堂々とメディアに出ていて、びっくりしたような記憶があります。

しかも小冊子プレゼントとかもあったみたいで、BL読まなそうな友人が染様目当てで応募したのにはさらにびっくり。

なので、この記事で「ボーイズラブ」って使っちゃうのも、前例があるだけにしょうがないかな~、って感じですけど、でもやっぱりしょっぱいですよね(笑)

編集 | 返信 | 
2010.01.30
Sat
23:59

lucinda #-

URL

かりんこさん、コメントありがとうございます! ご無沙汰しています……。

>確か前回上演された時にパレット文庫とタイアップしてたんじゃないかな?
そう、わたしも別のところからこの情報を聞いていたのですが、タイアップとは知らなかった…前回、というと4年前なので、腐女子って言葉がメディアで注目されつつあるころのことですよねぇ…。そうか、染様目当てに小冊子プレゼントに応募していた人もいるのか…ファンとはありがたいものですなぁ…<誰。

>、前例があるだけにしょうがないかな~、って感じですけど、でもやっぱりしょっぱいですよね(笑)
しょっぱすぎます。はぁー、やれやれ…って感じです。次に講演されるときも「ボーイズラブ」と銘打たれていたら、鼻で笑っちゃいそうです。

編集 | 返信 | 

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