【祝!小林典雅新刊】典雅ファン★バーチャル座談会<その1>

 07,2009 23:02
来る8月20日、花丸文庫より発売される小林典雅さんの新刊「嘘と誤解は恋のせい」。この新刊発売を記念し、小林典雅さん応援の意味合いも込めて、小林典雅作品の魅力を語るバーチャル座談会を実施いたしました! ジャジャーン!

お招きしたのは、わたしに小林作品の面白さに目覚めさせてくれた「四十路のBL読書日記」のアラスカさんと、昨年、「美男の達人」で「典雅なる一族・拡大増殖キャンペーン」を企画・実施された「BLパンチドランカーとはずがたり」の黒ニコさんという、小林典雅ファンとして人後に落ちないお二人

お二人とも、今回の新作発売に合わせて、ご自身のブログで独自の企画を展開されていることから、わたしもわたしも~!とばかりに、ムリヤリ割り込んだわけです<迷惑…

あ、バーチャルとはいえ、お二人のコメントはもちろんホンモノですよ!

そしてこの座談会は、作家の小林典雅さんと出版社には無関係のお遊び企画であることを、何卒ご承知おきください。

なお、現在、「四十路のBL読書日記」と「BLパンチドランカーとはずがたり」で公開されている新刊発売記念&応援企画については、下記をチェック!

小林典雅さんの単行本未収録作品(「四十路のBL読書日記」)
単行本未収録の雑誌掲載作品の紹介。典雅ファンは見るべし!

典雅さんだよ、全員集合!!(「BLパンチドランカーとはずがたり」)
小林典雅作品がいかにステキかをアピールするコピー大募集中。典雅さんへの愛をぶつけよう! バナーも配布中。

座談会は、長くなったので、2回に分けて発表します。では座談会<その1>、スタート!



ブログのレビューで出会った小林作品


ルシンダ(以降“ル”):今日はお忙しいところありがとうございます。さっそくなんですが、お二人が、一番最初に読まれた小林作品って何なんですか?

アラスカ(以降“ア”)『棒投げ橋で待ってて』ですね

黒ニコ(以降“黒”):私も。大体、この作品を買ったきっかけがアラスカさんの記事ですから。他のブログさんのレビューで知ってたんだけど、アラスカさんも面白いと言うからには読んでみようと。

:私も、アラスカさんの記事を読んだのがきっかけで、一番最初に『棒投げ橋~』を読んだんですよね。すごく興味をそそられて……。

:私は4年前にBL書評サイト『Wonderful Life』(05年№45の書評記事)で知って、評価を表す星の数が多かったので手に取ったのがきっかけなんです。読んだ後、それまで読んだBL小説とまったく違う種類の才能と面白さを感じましたね。

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3人とも、First小林典雅の「棒投げ橋で待ってて」

:そうそう!今までのBLには無かったタイプだけど、こういうの好きだー!と思った。でも、この面白さは、たまたまなのかなって危惧もあった。一発屋で終わらずに継続できるのかな?って。 それに、BLとしては何か淡白な感じがする……とも思いましたね。この時は、それが何なのか突き詰めなかったけど。

:私も、『棒投げ橋~』を読んだ時点で、すでに2年ぐらい新刊が出ていなかったので、この人はこの1冊だけで終わっちゃうんだろうかと不安になりましたもんね。でもみなさん、WEBサイトやブログのレビューで小林作品をお知りになったんですね!ネットの力は本当に無視できないですねぇ。


自由自在な言葉使いにメロメロ
小林典雅はBL界の○○だ!?



:ところで、今回全員が『棒投げ橋~』を最初に読んでいますが、みなさんの一番好きな小林作品って、なんですか

:私は『棒投げ橋で待ってて』ですね。

:あ、そうなんですか!? アラスカさん、雑誌掲載作品もフォローされているので、ちょっと意外かも。

:やっぱり初めて読んだ時の印象深さもあるし、登場する2カップルとも好きだから。特に小林さんが得意とする変人攻めタイプの佐川医師と、ツンデレな恋人とのセリフの応酬はおみごと(笑)

:そうよね。私は『美男の達人』と『棒投げ橋で待ってて』の、どっちだろう……。面白さでガツンと横っ面を張られたのは『美男』なんだけど、やっぱりラブ要素がいかにも薄い。読み返してみると『棒投げ橋~』?

:黒ニコさん、昨年『典雅なる一族・拡大増殖キャンペーン』を展開されたので、てっきり『美男~』だと思ってました。

:う~ん。でも、『美男~』の面白さはBLの面白さではないんですよね。小倉千加子さんの『結婚の条件』をノベライズした感じっていうか、世相を見る目、切り取り方が上手いんだな

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それに比べると『棒投げ橋~』はやっぱりBLだなと思うし、典雅さんの持ち味が最もよく出ている本になっていると思う。シニカルな見方もするんだけど人に対して温かい。会話がメチャクチャおかしい。ドタバタしてるんだけど下品にならない

『棒投げ…』は、キャラたちが一部異様に丁寧な言葉遣いをするので、そのせいかと思ったんだけど、数作読んで、あれは小林さんの持ち味なんだと分かりました。品のいい掛け合い漫才(笑)。

:うんうん、小林さんの魅力って、やっぱり言葉とか会話ですよね!

:そうそう! 自由自在・融通無碍(ゆうずうむげ)にキャラクターにしゃべらせる様は「言語の魔術師」と呼びたくなるくらい(笑)。あのマシンガントークは凄い。

:あの言葉の使い方は、独特なテクニックだと思いますね。それに、泉のように尽きることのないネタの大盤振る舞いにもシビレる(笑)。

:読んでいて、落語を一席聴いているような気になることがあったりして(笑)

:わかる(笑)。それと、たま~に入る女性視線からの男性へのツッコミも、読んでいて溜飲が下がりますね。悪人を登場させずに騒動を繰り広げさせ、話を進ませていく手法も心地いい。

でも何といっても見逃せないのは、コメディとしての質の高さですよ! BL小説では、トンチキとしての面白さは、幸か不幸かわりと見かけるけど、きちんと作りこんだ笑いは滅多に見かけませんもん。

:そう、そんじょそこらの人には書けないセンスをお持ちだと思います。例えるなら、その圧倒的な個性と独自のスタイルで突き進む女性ピアニストのフジ子・ヘミングみたいなBL? セリフの長さやユーモアの特徴からBL界の橋田スガコとか、クドー官九郎とも言われてましたね。

:フジ子・ヘミングまで出てきたか!

:とにかく、絶対に絶やしてはならんのですよ!<鼻息



<その2>は、小林典雅作品を好きになりそうなタイプに迫り、これからの小林作品に期待したいことなどを語ります。乞うご期待!

※この座談会は、小林典雅さんを応援する意味合いを込めていますが、作家の小林典雅さんと出版社には無関係のお遊び企画です。何卒ご承知おきくださいますようお願いいたします。
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Tags: 小林典雅 腐友 オフ 腐女mtg 祝!小林典雅新刊

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