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思いに耽る2丁目の夜

 24,2009 23:05
先日の週末、初めて新宿2丁目のバーに行ってきた。

よく、ジェンダーやフェミニズムに関連した鋭いコメントをくださるまにまにさんと会うことになったのが、もともとのきっかけ。「夜の2丁目に行ったことはない」と言うわたしに、それならぜひ、と、まにまにさんの知っているバーに連れて行ってもらったのだ。

――昼の2丁目なら行ったことは何度かあるの。昼間もやっているライブハウスに行ったり、四谷方面からブラブラ歩いてみたり。

でも夜はねぇ……なんとなく足を踏み入れにくいというかねぇ……。興味はあったけど、そこにあるコミュニティに入り込む自信がなかったし、そもそも自分が、世間でイメージされているらしいバイセクシャルからは外れている自覚があるので、そこに行くのもおこがましいような気持ちもあるのだ。

でも期せずして体験してきたバー2軒は、ターゲットが異なるせいか、それぞれまったく雰囲気が違っていてかなり興味深かった。

ダラダラと長くなるので折りたたみます。
1件目はミックスバーへ。でも、「ミックスといっても、お客はほとんどゲイなんですよね」というまにまにさんの言葉どおり、確かに店内は男性ばかり。店員もこの日は男性だけ。よーく見てみると、コの字型カウンターの、短い辺の端っこに女性が2人いたけど。

いやぁ、カウンターにズラッと男性ばかり、しかもみんな2人連れっぽい感じで並んで楽しそうに話している様子は壮観だった! 音楽もレディ・ガガとかポップな洋楽(全部女性歌手の歌だった!)がガンガンにかかっていたのが、ちょこっとゲイゲイしいような。2丁目じゃなくても男ばかりが集まるバーはあるし、ポップな洋楽がかかりまくっているバーもあるけど、この2つが組み合わさっているところは、そうないんじゃないかなぁ……などと思ったりして。

ちなみに、わたしたちが飲んでいる間、何人かお客さんが入ってきたのだけど、これまた全員男性で、ほとんどが二人連れでした。基本的に2人で行動する人が多いのかしら。

2件目に行ったのはレズビアンバー。レズビアンバーは、2丁目の中の、ある小さな一画に集中しているらしく、そのバーは、ちょっと古いマンションみたいな建物の中にある小さなお店だった。

まずドアを開けると、お香の香りに圧倒される。小さくてアンティークな雰囲気のシャンデリアや、シックな壁紙など、とにかく全体が女の店! という感じ。さっきまでいたミックスバーとは全然違う。音楽もかかっていたけど――R&Bみたいな音楽だった、ような気がする。実はあまり覚えてないの。少なくともポップじゃなかったことだけは確か。

当然、お客は女性ばかり。結構若いお嬢さんが多くて、ちょっと気後れしながらも――居心地は悪くなかったのだ。ボーイッシュなファッションの人は本当に妥協なくボーイッシュにキメているせいか、そうじゃないファッションの女の子がみんなフェミニンなファッションに思えてしまうのが面白い。

時間が遅くなるにつれ、どんどんお客さんが入ってきたのだけど(やっぱり若いお嬢さんばかり)、みんな顔なじみらしく、親しげに話していたのが印象的。うーん、やっぱりこういうところに入っていくのは、気合が必要そうだ……と改めて思う。

その日はまだ時間が早かったのか(23時半ぐらい)、偶然だったのかはわからないけれど、結構男性と一緒にいる女性の姿も目立っていて、想像したよりは「男ばかりの町」という感じではなかった。まにまにさんによると、「時間が遅くなればなるほど町がにぎやかになる」ということだけど。まあしかし、昼間の閑散とした感じに比べたら、十分盛り上がっているように見えましたよ、わたしには。

まにまにさんは、「初めて夜の2丁目を歩いた時、ものすごい開放感を感じた」とおっしゃっていたのだけど、なるほどなぁ……と思う。確かに、町には男性であふれていても、彼らが狙っているのは同じ男性だから、こっちはターゲットとして見られることがないのはラクかもしれない。そして同時に、ターゲットとして見られなくても全然気にしなくていい、という開放感もあるような気がする。性的対象として見られるのもしんどいけど、自分だけ性的対象として見られないのもしんどい、というか。

少し前のエントリーで、ジャ●好きなことや腐女子であることを恋人や夫に打ち明ける是非云々を取り上げたけど、「セクシュアリティのことを打ち明けるのに比べたら、ジャ●好きとか腐女子であることとかを打ち明けるのは平気な気がする」と、まにまにさんとうなずきあってきた。もちろん、考え方は人それぞれだけど。

それにしても――このブログを始め、いろいろな人とオン・オフ両方でやりとりさせてもらったおかげで、わたしの中のバイセクシュアルに対するイメージや考えも、少しずつ変わってきた……と実感している。正直なところ、セクシュアリティを自覚しても、結構小さなことで悩んだり迷ったりしていたのだ。

バイセクシュアルというと、「男も女もどっちもイケる」ということで、ものすごーく受け入れのレンジが広いイメージや、恋愛に積極的なイメージが漠然とあるような気がするのだけど、それも人それぞれじゃないかと、冷静に思えるようになった。現にわたしは非恋愛体質だけど、それはオタク体質というのも関係しているのかなぁ……などと思ったり。オタクじゃなくても、非恋愛体質なバイセクシュアルは、世の中にはほかにもいるんじゃないかと想像してニヤリとしたり(<こういうところがまたオタクの妄想っぽい)

BLにハマってあれこれ読んでいると、次第に自分が惹きつけられるキャラクターやシチュエーションがハッキリしてくる。これがわたしには、リアルでの自分の好みや願望を明確にするきっかけになって意外と楽しい。「えー、好きになった人がタイプなんだよー」などとほざいていたワタクシは幼稚でした――好きになる人にも、漠然と傾向みたいなものはあるもんね。そこら辺をちゃんと認識する手がかりに、BLがなってくれたような(それをきちんと認識しないでいられるのが、いかにも恋愛そっちのけな感じだわ……)

同じバイでも、男性と女性とではちょっと違うんじゃないかな……と思っているのだけど、そこら辺はただのカン。

そしてゲイやレズビアンの人には、バイはちょっと敬遠されているっぽいところがあることも、このブログを始めて知ったことの一つ。ちょっとショック。しかしゲイとレズビアンも、しっかり手を結んでいるわけじゃない。LGBTといっても結構複雑らしいのだ。

――そんなこんなを思い巡らせ、しゃべってきた2丁目の夜。やっぱり一人でブラッと行ってくることはできそうにないけど、また機会があれば行ってみたいと思うのだった。まにまにさん、貴重な楽しい体験をさせていただいて、ありがとうございました!
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Tags: バイ レズビアン ゲイ セクマイ 腐女子 オフ フェミ?

Comment - 2

2009.05.26
Tue
23:17

まにまに #-

URL

lucindaさん、こんばんは!
こちらこそ、ありがとうございました。
私も二丁目は常連さんじゃないと敷居は高い気がしていたので、一緒にlucindaさんが一緒に行ってくれて心強かったです。
好きな男性の話は友人に気軽にできるのに、それが女性になるとウッと飲み込んでしまう日常に、割り切れなさを感じていた私にとって、気にせず何でも話せたことがで何よりうれしかったです。
私が二丁目に感じた解放感もlucindaさんのおっしゃる通り!
上の記事を読んで、なんだか気持ち悪くなってしまいましたが(結婚至上主義は苦手です・・・)、二丁目はそういうところからも解放させてくれるかも・・・。

lucindaさんにとって心地いい”家族”が実現することを私も願ってます。

編集 | 返信 | 
2009.05.28
Thu
01:50

lucinda #-

URL

まにまにさん、この前はありがとうございました~!
ブログに書きますとかいいながら、遅くなってすみませんでした。
女性の話は、確かにしにくいですよね。まあ、仕方ないんでしょうけど……。
2丁目での開放感については、まにまにさんがおっしゃったこともかなり参考にさせていただきました。もちろん、わたしも感じたことですけども。
理想の家族……難しいですが、まあ夢を持っておこうということで。
またよろしくお願いします。

編集 | 返信 | 

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