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牛車に思いを馳せる

 17,2009 23:48
先月、「いとをかし平安BL」と銘打って、平安モノBLに熱を上げた身としては、この記事には思わず食らいついてしまうのは、当然なんじゃないかしら。

■京都三大祭の最初を飾る「葵祭」、京都御所を出発する総勢500名以上の雅な行列をフォトレポート(GIGAZINE)
■たかが牛車されど牛車、京都の「葵祭」が存続の危機に立たされるほど重要だった牛車のムービー(GIGAZINE)
■女人列ともいわれ葵祭のヒロイン「斎王代」を中心にした斎王代列の様子など、京都の葵祭ムービーあれこれ(GIGAZINE)

葵祭りは、見たことがない(いや、ほかの京都の祭りも見たことはない)。でも、確かに言われてみれば、テレビでは行列の一部始終を中継してくれるわけじゃないので、こうして行列のすべてを“見る”のは、初めてだなぁと、ちょっと感心。

これらの記事のありがたいポイントは動画がついているということで――牛車の音っていうのを、初めて聞いてびっくりした。本当にすごくキシキシと鳴るものなんですね! 実際に牛車に乗っていた当時の平安貴族たちは、相当騒々しい思いをしていたんじゃなかろうか。それとも、当時の牛は、もっと上手に静かに車を引いたのかなぁ? 平安モノBLの、牛車のシチュエーションの数々のイメージが、いろいろと修正されそうだ。結構大声でしゃべってたのかも、とかね。

また、行列を説明しているらしいアナウンスの素人くささも、意外ながらもちょっとおかしい。なんだか即興で説明しているような焦りが伝わってきつつも、雰囲気はのどかさでよろしいなぁ。

しかし、牛車の存続の危機には驚いた。牛の提供者も、牛の調教者もいないって……! おまけに、牛に車を引く力が足りないために、人間が車の後ろから押して進行を助けているなんて。こういうことは、京都から遠く離れていると知る由もない事情なので、思わず「へぇー!」と唸ってしまった。

今後、牛車の牛のアテがなくなったら、葵祭りの牛車はなくなるよなぁ……。こういう記事を読んで、「われこそが牛の調教者に!」という人が現れるといいのに――と思うと同時に、わたしの頭に浮かんだのは、ロデオで暴れ牛にまたがるカウボーイなのだった。シチュエーションは平安だから……!

思わぬ牛車の危機を読んでいて、ふと、どうして平安時代は馬車ではなく牛車が利用されたのかと疑問に思った。いろいろ調べてみると、

■当時の馬はかなり小柄だった
■当時の牛も小柄だったが、小心な馬に比べて御しやすかった
■牛の方が力があり、体の構造的に車に繋げやすかった
■牛は神様の使いだった

などといったことが理由みたい。なるほどねぇ……。

馬車が活躍したのは明治以降のようで、このころは牛車も、荷物の運搬以外には使用されていなかったようだけど、乗り合い馬車や乗り合い牛車が行き交っている風景を想像したら、のほほんとした感じで楽しそうだなぁ……などと思う。急行は馬車で、鈍行は牛車、とかさ。

でも、あれ? 馬は馬車だけでなく、馬自体に乗って移動できるけど、牛自体に乗って移動するというのは、聞いたことがない。田んぼで牛に乗って使役している風景は見たことがあるけども――と思ったら、またしても、ロデオのカウボーイが頭に浮かんできた。

だから違うってば、わたし!
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Tags: 日々の妄想 歴史/時代BL

Comment - 2

2009.10.07
Wed
23:04

まこと #-

URL

こんばんは。09年5月まで来ました。
なぜ馬には乗れるのに牛には乗れないのかという疑問にお答えしましょう。

馬を自由自在に操るのに最大の働きをしているのは馬の口にくわえさせるハミという馬具です。口というとても敏感な部分に装着したハミによって騎手の意志を伝えることができます。
しかし、このハミは牛には使えません。牛は反芻をします。胃から戻したものがハミをしているとダダ漏れになってしまうのです。ハミがかませられないので、牛には微妙な操作が必要な騎乗ができなかったのです。

さて、一方、馬の話ですが、戦国時代の馬の骨が発掘されているのですが、体高は120cmほどで、現代のサラブレッドの半分ほどの体重しかなかったことがわかっています。鎧をまとった武者が乗ったら人が走るほどの速度しかでなかったと考えられています。歴史ものの合戦で馬が爆走している場面は現代の創作です。

編集 | 返信 | 
2009.10.08
Thu
01:06

lucinda #-

URL

お疲れ様です。

ハミも関わっているんですね。なるほどねぇ…。

>体高は120cmほどで、現代のサラブレッドの半分ほどの体重しか…
昔の馬は小さかったらしいですよね。今でも与那国馬などはメチャクチャ小さくて、背の高い人がまたがったら足がつきそうになったりすると聞いたことがあります。でもそんな小さな馬での合戦シーンも、ちょっと見てみたいかも・笑

編集 | 返信 | 

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