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レッドクリフ Part2

 22,2009 23:31
もうすごく楽しみで、公開を指折り数えていた「レッドクリフ Part2」。

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ジョン・ウー

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Part1を一緒に見たKさんと、ワクワクしながら日にちを決めて、新宿に向かったのだが――。

なんと日曜12時前の時点で、新宿ピカデリーは18時まで満席状態! 「入れなかったら、1回くらい待ってもいいよね」どころじゃない。慌てて新宿バルト9に移動すると、なんとかすぐに見られることがわかり、ホッとした。

ロードショー公開でよかった……!

だがすぐに見られたといっても、開演20分前の時点で、「お席は前側か端っこしか空いていません」という状況。「わたし、一番前で映画見るの結構スキなの」「わたしもですー!!」と一番前のど真ん中を意気揚々と指定したのだが、開場とともに座席に座ってみると、一番前の端っこまでビッチリ満席になっていて呆然としたのだった。

――どれだけ人気なんだ、レッドクリフ!?
hono_rc.jpg
まさにクライマックスの赤壁の戦いシーン。熱そうだよ……!

さてさて、最前列で鑑賞した「Part2」は、そりゃもうすごい迫力で――そしてもちろん、突っ込みどころにも事欠かなかった。今回も、ハートを打ち抜かれた数々のポイントは、ネタバレも含むため折りたたみます。
■曹操vs孫権決戦前に戦線離脱した、劉備と“勇猛果敢な”オヤジ武将たちが、しょんぼりと輪になって団子作りをしているシーン
>今回、一番笑いを堪えるのが苦しかったのがここ。あ、いや、笑うところじゃないんですけどね?

dango_rc.jpg
つまんなそうに団子を作るオヤジ武将たち

せっかく手を組んだのに、劉備ったら「むざむざと部下を死なせたくない」なんて言っちゃって戦線離脱するのだが、オヤジ武将3人は、いずれもそれが不本意な様子。慣わしに従って冬至の団子作りをする姿は肩が落ち、背が丸まって、いかにもどんよりしているのだ。

「あのシーン、オヤジたちの顔に一文字ずつ「し・ょ・ん・ぼ・り」って書かれているみたいじゃなかったですか!? オヤジと団子作りのギャップが、なんかすごくおかしかったんですけど!」
「全然楽しそうじゃなかったもんね。みんなで作ってるっていうあの絵面が哀れっぽすぎて、逆に笑えたっつーか」

そう、ここは撤退した劉備たちが「やはり仁義を通さねば!」と、前線にいる孫権軍に戻ることを決める重要なシーン。そんなところで笑いがこみあげるなんて、Part1の張飛の特攻シーンともども、わたしたちは不謹慎すぎかしら。

しかし、この劉備軍撤退は、団子シーンの後の周喩のセリフのおかげで、わたしたちの大きな謎となってしまう。それについては後述。

■しかし復帰したオヤジ武将たちは驚異の不死身ぶりを見せつける
>とくに張飛。だってねぇ、矢が3本ぐらい刺さって、致命傷になったかのように、グラついていたんだよ? それなのに最後までバッタバッタと敵をなぎ倒す!
choun_rc.jpg
あ、矢は2本だったみたい……

「わたしはあそこで死ぬのかと思ったのに、全然平気だったじゃない? もう超人だよね!?」
「獅童の甘興は死んじゃいましたけどね」
「あ、なんか甘興は原作にはいないオリジナルキャラなんだって。だからちゃんと始末をつけとかないと、後から大変になると思ったのかもね」

甘興の死のシーンは、傷を負い、部下を抱きかかえて炎を浴びながら敵陣へ襲いかかるという、なかなか壮絶なもの。「いろいろあったけど、頑張ってるって感じだったよね、獅童」と、Kさんも感慨深げに言っていた。さすが細マッチョ。

甘興はしゃべらずに終わりかと思ったら、しゃべったシーンで思わず笑いが
>登場はするけど、いつも口を結んでいた甘興。こりゃ中国語が難しいからしゃべらずにすませるのかなぁ……と思ったら。

爆薬を試すシーンで、「(炎の立ち上がりを)もっと大きく!」と叫んでいた。ここでしゃべったか、獅童、いや甘興……!

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炎にたじろがない甘興

しかも、盛大な炎の勢いによろめきながら、「よしっ!」と強がるようにうなずいた甘興に、わたしたちだけではなく、周りからもクスクス笑いが漏れていた。あれは、ジョン・ウーの日本向けサービスだったのかなぁ。

尚香のスパイ活動の成果に口あんぐり
>曹操軍に男装して潜り込んでいた孫権の妹・尚香。曹操軍の陣容や地図を、白いてぬぐいぐらいの布に描いているなぁ……とは思っていた。しかし、その情報はいつの間にか、1枚のものすごい長い布にまとめられ、腰に何重にも巻きつけられているとは、どういうことなんだ!? 手ぬぐいぐらいの布を縫い合わせたんだろうか? それにしてもムリがありすぎじゃなかろうか?

shokyo_rc.jpg
でも尚香の活躍ぶりはすごかった。しかも男装姿が似合っていてグッド

腰から布を外すシーンは、時代劇の悪代官と姫の「よいではないかよいではないか」みたいで、ちょっと笑えたかな。

■そして相変わらず小喬はエロい
>曹操が横恋慕している周喩の妻・小喬。Part2でも、むやみやたらと色っぽかった。「なーんか、小喬の周りだけピンクの空気が流れてたよねー」とKさん。ええ、本当に。小喬の前での曹操は、本当にヤニ下がっていたもんね。さすが絶世の美女。

ところで小喬は連合軍を助けるため、曹操の陣営に一人で向かうのだけど、このエピソード、三国志では有名らしい「苦肉の策」のアレンジだったんでしょうかね?

「苦肉の策」の主人公・黄蓋は、「私を鞭打ちの刑に処して曹操軍に送り込んでください」と一応申し出ていたけれど、周喩に「老将軍にそんなことはさせられない」と却下されていた。うーん、黄蓋の「苦肉の策」シーン、ちょっと見たかったなぁ……残念。

ogai_rc.jpg
年を理由に活躍の場を失っちゃった黄蓋。結構シブくていい感じだったのに……。

■そしてそして、周喩と孔明の会話シーンは、やっぱり顔が近すぎる
>なぜあそこまで顔をつき合わせて話すのか、周喩と孔明よ――。ま、腐女子的にはちょいとオイシイけどさ。

■もちろん白鳩も大活躍
>Part1で白鳩を見たときは、「もー、ジョン・ウーったらー!」と突っ込んだけど、Part2では、さらに白鳩の登場回数がアップ。さすがに白鳩に偵察させていたわけじゃなかったけど、偵察の手段には使われていたもんね。

おまけにラスト、周喩と曹操が対峙するシーンでは、ジョン・ウーお得意の二丁拳銃な演出が! さすがにピストルではなく刀の突き付け合いだったけど、いやー、ジョン・ウーの“様式美”は健在なのねん。

映画を見終わった後、「やっぱり突っ込みどころはいっぱいあったわねぇ!」と映画を思い出しながら、大笑いしていたKさんとわたしだけど、

「でもさー、劉備たちが団子を作っているシーンの後、周喩が『劉備たちが撤退したのは計略だった』みたいなことを言ってたじゃない? あれ、びっくりしなかった?」

とKさんが言った。

「わたしも、へ!?と思いましたよ。撤退する時は、全然話し合いとかなくて決裂してましたよね?」
「もしかしたらその辺も撮影してたのかもしれないけど、でも編集しすぎよねぇ? もうちょっと説明が欲しかったわ」

あれから何度か思い返しても、どうしてもわたしたちは、劉備軍撤退時の「計略の気配」に気付けないままなのだが、誰か気付いた方はいらっしゃったら、教えていただきたい。

そうそう、Part2では孔明の見せ場が結構多かったのが印象的だ。カカシを使って3日で10万本の矢を集めたり、風向きを読んだり、劉備軍が撤退しても残ったり――「孔明、カッコいいじゃん!」とちょっと見直した。
komei_rc.jpg

今週発売の週刊文春によると、三国志のキャラクターのうち、中国で一番人気なのは関羽アメリカで一番人気なのは曹操日本での一番人気は孔明なんだそうだ。なんだかPart2の孔明を思い出しながら、これでまた孔明ファンが増えるのかもなぁ……と思ったりして。

突っ込みどころは満載だけど、しかし、凄まじい戦いのシーンでは、もう何が何やら、誰がどっちなのかわからなくなり、次々と倒れ、累々と広がる死体のシーンに、胸が詰まりそうになった。戦いの恐ろしさだけでなく、虚しさや絶望感も伝わってくるような感じというか。

また曹操が、疫病で死んだ兵士たちをも戦いに使うシーンや、部下の裏切りを疑って殺害するシーンには、思わず震えそうになるほどの恐ろしい緊張感に圧倒された。冒頭のストーリー解説のシーンで、曹操の顔がアップになったとたん、「脂ぎったホシノカントク……」と思い出し笑いを噛み殺していたわたしだけど、ごめん、曹操(そして「引き締まったピエール瀧、とやはり思い出し笑いをしてしまった孫権もすまない。曹操を仕留めようとしながらも迷うシーンは悪くなかったよ)

最前列で見たおかげで、重低音が腹に響くわ、決戦の火による攻撃の炎の熱がスクリーンを通して伝わってきそうになったわ、俳優さんたちの肌の毛穴まで見えるわ、久々に「映画を見た」という満足感でお腹いっぱい。というわけで、「レッドクリフ Part2」、見て損はない、かな。

※こんな「成分解析」を発見。レッドクリフによる占い解析、らしい。わたしの結果はこれ。

映画「レッドクリフ」

――あながち、間違ってはいない感じだわ……。


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Tags: “漢”な映画

Comment - 8

2009.04.24
Fri
19:32

4da #5Qkd.16Y

URL

顔近っ!

鼻がくっついてるんじゃないかと何度も目を疑ったのは私だけですか?(笑)

うわ~、映画館そんなに混んでるんですね。
近所のシネコンでも10スクリーン中3つはレッドクリフを上映していましたが、もしかして人が多すぎて増やしたのかも?(最初は2つだったので)

「計略の気配」は私も分からなかったです~
「ちょっと目配せする」ってなシーンもありませんでしたよね?
やはり孔明が裏でゴニョゴニョと…

編集 | 返信 | 
2009.04.25
Sat
00:04

lucinda #-

URL

目を疑ったのは、わたしもです(笑)
近すぎですよねぇ!

4daさんのお住まいの近くのシネコンも、人気ゆえに増加された可能性、ありますね。とにかくすごい人でした。

計略、孔明がウラで働いた……もうそれしか考えられないですね。そういうことにしておきましょう!<強引

編集 | 返信 | 
2009.04.25
Sat
18:14

ヒトコ #hHr8eLEw

URL

lucindaさん、トラバありがとうございました。

「レッドクリフ2」中々面白かったですね!「1」では後半ちょっと寝てしまった私ですが、今回は寝る間もない展開でした。

でも地元シネコンでは、吹替えの上レイトショーだったせいか、観客が少なくて寂しかったです。おかげでど真ん中の席で観られましたが(^^;) 
lucindaさんが行かれた時はすごく混でたようですが、
あの迫力を最前列というのは、目が疲れませんでしたか? 最近観にいった「MILK」が最前列で結構大変でしたので…。

周喩と孔明ですが、なぜあそこまで顔近づけて話すのか、私も疑問でした。あんなに仲好さんの雰囲気で別れちゃって、ちょっとビックリでした(笑)

>周喩が『劉備たちが撤退したのは計略だった』みたいなことを言ってた
あれって、周瑜が皆の反発をかわす為に勝手にそういう事にしちゃったのかと思ってましたが、どういう展開になってたのか思い出せません…。色々すでに忘れてます(笑)

ところで、中国で関羽が人気なのは、関帝廟などあるくらいなのでわかりますし、日本では孔明も実感としてわかりますが、アメリカでは曹操なんですね。こういうのもお国柄なのでしょうか。面白いですね。

うちでは「劉備くん」ネタ書きましたので、そちらからトラバさせていただきました。

編集 | 返信 | 
2009.04.26
Sun
02:03

lucinda #-

URL

コメントありがとうございます! 確かに、「2」は、退屈するところはなかったですね。

最前列は、かなり疲れました(笑)。ちょっと見上げるような配置だったので、そういう意味でも疲れたかも。でも本当に炎が熱く感じられたり、楽しかったんですけどね。

アメリカ人にはなぜ曹操人気なのか……本当にお国柄、ですよね。レッドクリフを見る限り、強引だけど決断の人、なイメージですが、そういうところがウケてるんですかねぇ……?

トラバ、ありがとうございます。ただ、どうもうまく発信されていないようです。お手すきの時に、ご確認いただけないでしょうか…? よろしくお願いします。

編集 | 返信 | 
2009.04.26
Sun
08:57

ヒトコ #JDt5S4c6

URL

すみません、トラバ送れてませんでした。
「劉備くん」から数度チャレジしたのですが、何故か送れなかったので、
「私説三国志」の方からトラバさせていただきました。
よろしくお願いします。

編集 | 返信 | 
2009.04.26
Sun
14:29

lucinda #-

URL

ヒトコさん、トラバありがとうございます!お手数をおかけしました。

>>周喩が『劉備たちが撤退したのは計略だった』みたいなことを言ってた
>あれって、周瑜が皆の反発をかわす為に勝手にそういう事にしちゃったのかと思ってました

そうか……!

編集 | 返信 | 
2014.08.25
Mon
18:36

zebra #ngCqAwRo

URL

エンター性バリバリでした

 レッドクリフ パート1、2 二部作 ともにDVDで先日みました。

まあ エンター性バリバリで 張飛 あんた 矢が刺さってんじゃん なんで戦えんのお?ハデな炎のシーンなんて どんだけ金かけてんのおっといいたい。甘興の死のシーンはたぶんlucindaさんのおっしゃるように サービスですね。

でも これが映画です。 実際は死ぬ状況でも 死なない・・・体張ってます。(誇張されすぎですが・・・)

同じ2部作でも 「チェ」28歳の革命と 39歳別れの手紙と比べて あまりに 対照的。 忠実さを重視してエンター性が なかったです。 まあ チェも すごい人物でしたが。 

編集 | 返信 | 
2014.09.03
Wed
16:38

lucinda #-

URL

コメントありがとうございます

>zebraさん
お礼が遅くなってすみません!
確かに『レッドクリフ』はこれぞエンタメ!という作品でした。三国志をちゃんと読んだことなくても、十分楽しめましたから!^^
史実に忠実だとエンタメ性が薄れる…なるほど、そうかもしれませんね。。

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