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同じオタクでもあっちの世界

 16,2006 22:21
「タナトスの子供たち」(中島梓著 ちくま文庫)は、ちまちまとわたしのアンテナをかすっていく箇所がいくつかあったのだが(「やおい作家に長女が多い」のもその一つ)、「レズビアンのやおい作家は極端に少ない」もちらっと引っ掛かっていた(タナトス……長々と引きずってすみません)

そんな言い切っちゃって、ほんとなのかなぁ……。

別に確固たる根拠があったわけでもなく、ただ咄嗟に疑問に思っただけなのだが――先日、面白い記事を発見した。
All About [同性愛]
このサイト、時々チェックしているのだが、ここで、こんなページを見つけて、一人で、おお!と盛り上がってしまった。

やおいを読み始めた当初、「どうしてここに、女×女がないんだろうか?」と、素朴にな疑問を抱いていたのだが、女×女は、やおいじゃなくて「百合」に区分されていたんですな。無知だったわ、わたし。

この記事では、もうあっさりと、

●現実のタクレズ(注:オタクでビアンってことらしい。なんか「ナマモノ」に次ぐインパクトだ)で圧倒的に多いのは「腐女子」
●ビアンだけど「百合」は好きじゃなく、「やおい」の方が好きという人の方が全然多いようだ。「百合」好きは少数派

と書かれていて、とっても興味深い。レズビアンにそんなに腐女子がいるなら、書いている人だっているんじゃないかな。

ビアンで「やおい」の方が好きというのは、なんとなくわかる気がする。それこそ、「しょせん別の生き物」の男ばかりで設定することによって、思いっきり好き放題に妄想しながらも立ち位置は他人事でいられる、という理由で。だから、「タナトスの子供たち」で、「レズビアンのやおい作家は少ない」というところに、疑問を抱いたのだと思う。

「自分のセクシュアリティとオタクとして何が好きかということとが全然違うっていうのは不思議」というコメントがあるけど、これは、やおいと百合、どちらも「好きといってもマイノリティじゃない」女性ならではのコメントかもしれない。というのは、この記事によれば、「百合好き」な男女比は1:1ということなので……これが「やおい好き」になると、その比率はかなり女性側に偏るんじゃないかと。

とはいえ、この記事の続編では、「『百合』と『レズビアン』は違うという人は結構多い」「百合作品はゆるい。キス以上はダメという線引きがわからない」とコメントされているのも見逃せない。これはまさに、今までちょこちょこ持ち上がった「やおい・BLとリアルなゲイは違う」「ゲイでやおい・BLを読む人は少ない」という見解(?)とそっくりじゃないか?

わたしの個人的なイメージとしては、「百合」というと、

●なにがなんでも美少女系
●学校モノとか戦隊モノが主流
●しかも男性たちに圧倒的に支持されている印象が強い

こんな感じ。さらに超個人的には、この美少女系の絵柄がイマイチ好きでなく、もともと興味がない学園モノがほとんど故に、ますます食指が動かないという感じ。やおいやBLでも、好みはリーマンモノで、学園モノはタイプじゃないのと同じだな。

記事にあげられている、いわゆる「ビアン」なマンガはわたしも好きなんだけど(やまじえびねとか)、ちょっとここらで、「百合」作品を一応読んでみるか、と思い立った。わたし自身は「女性」というよりは、「女性」好きなのだけど、ともかく、そんなわたしが「百合」に萌えるかハマるか、試してみようじゃないか。<別に誰に頼まれたわけでもないけど。

あ、でも、短期集中じゃなく、マイペースでやっていきます……ヘタレだな、われながら。

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Tags: レズビアン 百合 腐女子 タクレズ 中島梓 セクマイ

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