オオカミシリーズはやっぱりよい

 06,2009 23:58
すごく楽しみにしていた、「麗人」09年1月号(黒ニコさんから拝借)の「子連れオオカミ」の連作「オオカミの血族」。実は、大まかな内容は知っていたのだが――やっぱり実際に作品を読むと違うなぁ! もちろん、感動はいっそう深まっているのであります

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子どもたちとはいっても、メインキャラは田所の息子・あっくん(旭)。父親たちの関係や兄弟同然のチッチへの苦しい想い、葛藤――同じ事を見たり体験したりしても、人によって感じ方や捉え方は違うよねぇ……と、読みながら妙にうなずくわたしだった。あっくんはものすごく苦悩しているけれど、読めば読むほど、やっぱり彼は田所の息子なんだなぁと思う。田所が宮本のことを想っている様子と、よく似ているような……。

これ、“せつなさ”という点では、単行本を超えている気がする。このまま余韻を残して終わってもいいけど、どうなるんでしょう? 「麗人Bravo!」にシリーズ作が掲載されるという情報を小耳に挟んだんだけども。

「オオカミの血族」以外でも、いいなぁ!と思った作品は、「永遠のボーイフレンド」(吉池マスコ)。「永遠の…」の主人公、オカマの花屋・みちるがいじらしいじゃないか! 吉池さん、「気になっているけど、なんか手を出していない」作家の一人なのだが、今回、やっぱりつべこべいわずに単行本を読んでみよう!と思った。内田カヲルさん、鹿乃シウコさん、国枝彩香さん、深井結己さんの作品は、いつもながらのレベルの高さ。深井さんの作品、個人的には八方塞がったような気持ちになったけど、これも味わいというものでしょう。

マンガではないけど、大ウケしたのが、深井結己さんのゲイビデオレビューと、櫻井しゅしゅしゅさんの男装カフェイベント潜入レポ。ゲイビデオは、なんかもう想像できて、想像するとおかしくて仕方ない。ファンタジーっていろいろやねぇ……。男装カフェのギャルソンたちもみんな腐属性だということに、驚きつつも、よく考えれば当然か、と納得。だってお客さんたちはほぼ腐女子だもの。彼女たちと話ができなきゃ、大変だものね。

なるべく雑誌は買わないように(買い始めるとキリがないから)……と思っているけど、確かに、いろんな作家の作品を読めて、新たな作家開拓ができるのはおいしいんだよなぁ……意地を張らずに、気になったら買うことにしようかなぁ……でもその前にウチの在庫(BL本)を何とかしなくては。

とりあえず、「オオカミシリーズ」が掲載されるなら、「麗人Bravo!」は買っちゃおうかな。
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Tags: BL雑誌 井上佐藤 深井結己 櫻井しゅしゅしゅ

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