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萌えの死角(今市子)

 25,2009 15:04
あちこちで話題になっていた、今市子さんのエッセー。

萌えの死角 (ニチブンコミックス)萌えの死角 (ニチブンコミックス)
今 市子

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(あらすじより)超美麗イラスト、優しい目線のストーリー…。老若男女を問わず幅広い世代にファンを持つあの今市子の、衝撃の問題作(!?)がついに単行本で登場!「人の数だけ萌えがある!」をコンセプトに、バレエ公演から連ドラ、映画、名作漫画から高尾山ですれ違った人まで(笑)今市子の超!局地的萌えどころをご紹介。「さすが目のつけどころが違うわね」と思うか、点目になるか、それはあなた次第。レーベル初の新感覚・BL系エッセイコミック、ぜひぜひお試しあれ!

すごくディープなのかしら……とドキドキしていたのだけど、案外あっさりとしていた。でも、そこかしこで披露される鋭い観察眼はさすが! 市子さんの絵のように端麗辛口な感じ(?)。

個人的に激しくうなずいたのがN●Kを「日本ホモ協会」と記述されているところ。まったくそーだよ! だってね、これまでも何度かこのブログでも訴えたけど、教育番組も含めて、なんかこうモヤモヤするキャラクターが登場したり、あれこれ勘繰りたくなる設定やストーリーの番組が多すぎなんですよ! あ、でも「ふたりっ子」の銀じいと森山の関係は気づかなかったな。あの頃、腐に開眼してなかったし――今もう一度見直してみたいなぁ……。

N●Kじゃないが、昨年亡くなったニュースキャスターT紫氏と、その後輩のK平氏の仲良しな様子への突っ込みがキビしく、T紫氏が亡くなった時のK平氏のコメント記事も見逃さない。そこまで突っ込まれると、ものすごく気になる。ああ、もうムリだけど、この目で確かめたい……!

また、「#5」で、市子さんが「私が勝手に思うホモなんじゃないかな映画監督」で、ペドロ・アルモドバルとフランソワ・オゾンが挙げられていたけど、この二人はビンゴ。アルモドバルはともかく、オゾンもそうだとわかるなんて。ちなみに、「ブロークバックマウンテン」のアン・リーはゲイじゃないと思う、と推測されているのもアタリ。市子さんの観察眼や勘は、なんて鋭いんだろう。

「ベン・ハー」の解釈を読むと、もう一度見直したくなるし、「白鳥の湖」が何度か取り上げられていて、市子さんが「白鳥の湖」好きなことがよーく伝わってきた。でも、「白鳥の湖」のラストがあんなにバリエーション豊かだったなんてね。わたしもハッピーエンドオンリーだと思っていました。

映画や舞台、バレエ、TVドラマなど、いろいろな作品が引用されているけれど、市子さんが腐女子友達と話をしていて、「なにそれ!?」と衝撃を受けたり、「知らなかった……!」と呆然とする様子が、ちょっと他人事じゃない感じだ。先輩ズと話をしていると、自分の中に往々にして湧き上がる感情に似ている……ような気がして。おこがましいんですけど。

市子さんご本人が、エッセーの中で何度か、「腐女子度が低い」というようなことをおっしゃっていて、それがとても意外ではある。わたしの中では、今市子=BL作品の人なので。でも――うーん、「濃さ」や「深さ」を感じさせない要因の一つとして、エロをあからさまに語るのが恥ずかしい~!という感じが伝わってくるところじゃないかと思う。だって、映画やバレエへの洞察や、T紫氏とK平氏への突っ込みなどをみていると、やっぱり「腐女子ですね……!?」と、ポンポンと肩を叩きたくなるもの。

腐女子度の相対的実感値(?)は人それぞれ……が、人にも自分にも優しい感じがいいと思います、はい。
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Tags: 今市子 腐女子本 腐女子

Comment - 6

2009.01.28
Wed
00:52

みっと #-

URL

こんばんは~

>「腐女子度が低い」というようなことをおっしゃっていてそれがとても意外ではある

あと、感性が普通のおばさん~ともおっしゃってましたよね~


でも今さんご自信はお気づきでないくらい、まるで老舗の秘伝のたれの様に
腐女子的思考も「普通のおばさん」的感性もいろんな物がじっくり
合わさってるから今さんの作品は奥深いんではないかと思いましたよ~

編集 | 返信 | 
2009.01.28
Wed
16:27

lucinda #-

URL

みっとさん、コメントありがとうございます。

そうそう、「感性が普通のおばさん」とおっしゃっていました。それも意外だった……。けれど、いろんな思考や感性が混じっているというのは、納得です。
そしてそんな客観的な視点も、腐女子っぽいかもですね~。

編集 | 返信 | 
2009.01.29
Thu
09:18

もと #4pDgvQA2

URL

うはは、何だか面白そうですねー! 今度見つけたら買ってみようかな。
N●Kはヤヴァいですよねww 今回の大河も絶対姐さん達何か言ってるな!ってわかるくらいの展開すぎるしww
ふたりっ子は私も見てたのに、気づかなかったな~! もう見る機会ないだろうけど気になりすぎる!(私も当時は開眼してませんでした…)

編集 | 返信 | 
2009.01.30
Fri
03:30

lucinda #-

URL

もとさん、コメントありがとうございます。
ああ、わたし今回の大河、見てないんですよー! ……やはり、モヤモヤ突っ込みどころアリな展開なのね……。ただポスター見たときに、「あらー!ツマ●キくん、やけにカワイイ感じになっちゃって……」と思ったわたしです。
ふたりっ子、気になりますよね!?

編集 | 返信 | 
2009.02.01
Sun
22:46

沙粧 #-

URL

こんばんわ!
今日、書店で見かけて手にとってみました。
中身まで見れなかったので帯と裏表紙のみですが…

「どっちが受けでどっちが攻め?」
「…。考えているうちが楽しい」

みたいな感じのヤリトリがツボりました。
面白そうだったのですが、予算の都合上…(涙)
でも、やっぱり読んでみたいですねぇ。

編集 | 返信 | 
2009.02.02
Mon
18:35

lucinda #-

URL

沙粧さん、コメントありがとうございます。
そうそう、裏表紙の「考えているうちが楽しい」ってやりとり、ニヤっとしちゃいますよね。何だか本当に、じわじわと楽しい感じ、です。「となりの801ちゃん」などで描かれているような、ディープな妄想話が展開されているわけではないですけどね。
予算が合うことがあれば、ぜひぜひ!

編集 | 返信 | 

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