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女子オタクは「モテない系」か

 16,2009 23:54
女子オタクとビアンの見た目やファッションについて、先日あれこれと考えてみたけれど。

このコラム記事を読んで、女子オタク(というか、腐女子)は、「モテない系女子」とも近いのかもしれない……と思った(リンク先の「日経ビジネスオンライン」の記事を全て読むためには、無料の会員登録が必要となります。予めご了承ください)

筆者の深澤真紀さんは、この「モテない系女子」と、“モテ系”である「スイーツ(笑)女子」を対比させつつ、「モテない系」について考察していく。

長くなるので、折りたたみます。
じゃあ「モテない系女子」とは何か!? というと、コラム内で引用されている、単行本「くすぶれ!モテない系」(能町みね子、ブックマン社)で提唱された6つの条件をご覧あれ。どれも面白いけど、この中で、特に腐女子としての琴線を揺すられたのは

<其の一>
「モテるために何かをする」ということにものすごく抵抗がある。そのためベビーピンクのモテ服で「さりげなくかわいらしさとセクシーさをアピール★」なんてことはできない

<其の五>
小説、マンガ、映画、音楽など何かしら文系の趣味を持っている。売れ筋を避け、人とは違うマイナーを好む傾向がある(※文字装飾は管理人)

の二つ。<其の一>は、ビアンとのファッションの相似性で指摘された、「ヘテロセクシャル・ラブ・イデオロギーになじめない」こととに近い気がするし、<其の五>はもう、大抵の腐女子なら、どストライクでしょう。

筆者の深澤さんは、これら「モテない系」の引用を受けて、さらに、

■例えば、「合コンで、何の疑問もなくひざ丈のピンクのワンピースを着る」ということができない女子たちで、サブカル(サブカルチャー)も大好きで、自意識過剰で、自分のことを「モテない系」だと深く自覚しています。

■「モテない系女子」は、多くの男性に不人気の「チュニックにレギンス」(だぼっとしたワンピースに、スパッツをはく格好)を着ていたり、「お団子頭」(髪の毛を頭頂部で丸くまとめるスタイル)だったり、好きな音楽は「くるり」とか、マンガも魚喃(なななん)キリコが好きだったりします。

■仲間の女子同士で集まって、好きなものについてカフェで熱く語り合ったりしています。

と考察する。うわぁ、ますます自分や周りの腐女子に思い当たる感じ――なにしろ、やおい・BLが「サブカル」だもんね。

「好きな映画」や「好きな音楽」はちょっと趣味が分かれるところかもしれないけど、「好きなマンガや小説」は、世間一般から見れば「マイナー」やら「マニアック」やら、時には「カルト」と称されるモノが多いのではないかしら。よく知られたメジャー作品でも、「え、そんなシーン、あったっけ?」と話していて驚かれたりとか。

「仲間の女子同士で集まって、カフェで好きなものについて熱く語り合う」なんて、よくよく考えれば、先輩ズとの“ミーティング”もその延長だし、イベント後に見られる“プチオフ会”も、それにあてはまるんじゃなかろうか。

また、この考察にも、ハッと胸を押さえてしまった。

「男の目」よりも「女の目」が気になるのが「モテない系女子」です。「スイーツ(笑)女子」ももちろん「女の目」は気になりますが、それは同性から「うらやましい」とか「素敵」と思ってもらいたいという意味で気になるのです。
 「モテない系女子」は、同性に「面白い」と思ってもらいたいし、「自分だけモテようとしてるー」と思われるのを、なんだか恐れてしまうのです。

――別に女性を恋愛対象だと思っていなくても、女性の目が気になるというこの複雑さ……でも、なんだかうなずいてしまう内容だ。

深澤さんはさらに、

「モテない系女子」は「負け犬」に似ていると思うかもしれません。

と続ける。「負け犬」とは、もちろんベストセラーとなった、「負け犬の遠吠え(酒井順子 講談社)のこと。そういえば、「「性愛」格差論―萌えとモテの間で」(斎藤 環 酒井 順子 中央公論新社)で、「負け犬」と「腐女子」の切り分けが、今ひとつ消化不良な印象を受けたのを思い出した。それはただ単に、年齢的に被っているだけじゃなく、その属性に似ているところが多いからかもしれないなぁ……。

だがしかし、「モテない系女子」=「腐女子」ではないわけで――だとしたら、モテない系と腐女子は、一体、何が違うのか?

いろいろ考えたんだけど、一番当たり前の、

「ファンタジー」や「癒し」や「現実逃避」の方法として、やおい・BLを知っている。あるいは、知っているだけでなく受け入れられる

ということしか浮かばなかった――。「モテない系」は、タイミングがあえば、腐女子になる確率は高いんじゃなかろうか。少なくとも、「スイーツ(笑)」よりは、確率は高いと思うのだけど――どうかしら? ほかに、「これは違う!」ってところ、どんなことがあるでしょうかね?

コラムの内容は、全体的に「スイーツ(笑)」に対して若干手厳しく、「モテない系」に対して理解ある雰囲気。ただ、

そもそも「モテない系女子」は、「スイーツ(笑)女子」を好きになるような男性はあまり好きではないでしょう。つまり、「女性はピンクを着ている方がかわいい」「スカートをはいている方がかわいい」と思う男性なんて、あまり好きではないはずです。
<中略>
 「モテない系女子」のことを好きになるような男性だって、少しずつ増えてきています。とはいえ、「モテない系女子」は「自分のことを好きになるような男性」のことを、あまり好きになれなかったりするのですが…。

の部分を読んで、内心、大きくため息をついてしまったのだった。「モテナイ系」、なんだか捻くれすぎっつーか、気難しいっつーか……いや、共感できないわけじゃないけども……。

ここは、深澤さんが最後にまとめられているように、

「女なんだからモテないといけない」という強迫観念に迫られているのであれば、「モテ」にあまり振り回されず、「自分が好きな人から好かれれば、うれしいな」くらいに思っておく方が、楽になれると思うのです。

の気持ちでいくべきでしょうかね。あら、というより、その前に、これって「腐女子」じゃなくて「モテない系女子」についてのお言葉なのだった。

――やっぱり似てると思うわ、「モテない系」と「腐女子」――。
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Tags: 非モテ 腐女子 オタク サブカル メディア 負け犬

Comment - 5

2009.01.17
Sat
12:35

みっと #-

URL

こんにちは~。

>「男の目」よりも「女の目」が気になるのが

女の目のその先にあるのは母親の目じゃないですかね~?
私も含め、性的な事、男に媚びるような態度に潔癖なまでの拒否反応を示す
母親に育てられてる人が多いんではなかろうか?

娘が必要以上に女っぽくなるのには目をひそめ、かといって女一人で生きていくことにも否定的。つまり良妻賢母になれとプレッシャーをかけられて来た人とか。

あと男の人に対する態度で影響が大きいだろうなぁと思うのが父親の接し方かな。父親に女として接してもらってきた子はいわゆる「スイーツ女子(笑)」になりやすいんではなかろうか。
女としてっていうのは変な意味じゃなくて「おっ!〇〇も最近女っぽくなってきたなぁ」とか明るく軽く言ってくれる父親だと「やだーパパ変態!」
などというセリフが日常で使われてるわけで・・。

書いてて痒くなってきましたが、こんなやり取りをコンパの席で「スイーツ女子」はためらいも無くやれるのは当たり前なのではなかろうかと・・。

その理屈で行くと「モテナイ系女子の事が好きな男子」とは多分女の子を女の子扱いするのが苦手な男子・・。
男子にちやほやされて嬉しくない女子はいないであろうから(例え身の置き所がないほどこそばゆくとも)そういう事が出来ない男子は好きではないと・・。何だかねぇ・・。


とりとめなくなってきたのでこの辺で切り上げますがどうでしょう?

編集 | 返信 | 
2009.01.17
Sat
12:40

みっと #-

URL

あっ!「モテナイ系」と「腐女子」は趣味の方向性が違うだけではないかと思います。

編集 | 返信 | 
2009.01.19
Mon
01:52

lucinda #-

URL

みっとさん、コメントありがとうございました!
レスが遅くなってすみません。
父と娘の妄想日常にフキました(笑)

>女の目のその先にあるのは母親の目…
実は今読んでいる本(非BL)に、まさにそういう指摘がされていて、びっくりしました。わたし自身は、あまり母親を意識したことがない…と思っているのですが、無意識のうちに意識している部分、あるのかなぁ…と思ったりして。
父親との関係も、そうかもしれないなぁ…と思います。逆に、というわけじゃないけど、女扱いしているかどうかはともかく、父親といろんなことをじっくり議論したりする環境にいる娘は、「モテない系」志向にいくような気もしないでもないような……<どっち!?

「女の子を女の子扱いするのが苦手な男子」……なるほどねぇ……。これ、「女は苦手」とかいってる男子ってことですかねぇ…? すごい照れ屋さんとか不器用そうなイメージです。そういう男子は、こっちも見逃す確率が高そうです……(笑)

編集 | 返信 | 
2009.01.21
Wed
22:28

まにまに #-

URL

lucindaさん、こんばんは。
「モテない系」と「腐女子」の違いはよくわかりませんが、やっぱりこの恋愛至上主義の世の中で「モテない系」がねじくれるのはよくわかります。

この記事を読んでいて思い出したのが、よしながふみさんの対談集で「彼氏ってつまんなくない?」って言ったお友達のお話。
これってまさに恋愛至上主義の世の中においてタブーの本音。
そりゃ現実の思い通りにならない彼氏より、女友達とオタク話で盛り上がっていた方が、はるかに楽しいですよね。
それに妄想の世界は自由で無限大だし(笑)

そう考えると、現実の恋愛に対してある程度割り切って考えられているのが「腐女子」で、内心の期待が大きくてなかなか割り切れないのが「モテない系」でしょうかね?

それとみっとさんの母親の目のご指摘は、私も同感です。
親って娘に性的になってほしくないけど、結婚して子供を産んでほしいという、都合のよい矛盾した願望を同時に抱くものだと思います。
でもその母親もそういう風にして育てられたんですよね、きっと。

長々とお邪魔しました。
また楽しみに読ませていただきます。

編集 | 返信 | 
2009.01.23
Fri
05:10

lucinda #-

URL

まにまにさん、コメントありがとうございます!

>現実の恋愛に対してある程度割り切って考えられているのが「腐女子」で、内心の期待が大きくてなかなか割り切れないのが「モテない系」

なるほど。そうかもしれません。しかし、この差は大きいかも…!

母と娘の関係、確かに、おっしゃるとおりだと思います。父親だって、娘には性的になってほしくないかもしれないけど、異性の親と同性の親では、そこら辺りに温度差があるのかもしれない…と思います。

また遊びにいらしてくださいねー。

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