スポンサーサイト

 --,-- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2008年 MYベスト5~コミック編~

 06,2009 03:39
ベスト作品は、年が明けきってから決めるべき……と反省した昨年。そういうわけで、今さらですが、lucinda的「2008年ベスト作品」を発表します。

選出基準は、

2008年に出版された作品
とっさに頭に思い浮かぶ作品


の二つ。この基準をもとに、コミックと小説で、それぞれベスト10を決めるつもりだったのだけど――コミックはどうにも10点揃わず、わたし、去年は2008年出版のコミックを、それほど読んでいなかったんだなぁ……と、愕然とする結果になってしまったのだ。あんなにマンガを読んでいたつもりだったけど、なんだか過去の作品が多かったみたい……。そういうわけで、コミックは、ベスト5に絞りました。

では、2008年、コミックベスト5を発表しましょう。長くなるので、ここから折りたたみます。

注:ここで取り上げた作品のレビューを過去にアップしている場合は、該当エントリーにリンクさせています。
第5位
LIFE、LOVE 1巻 (西田東)
LIFE、LOVE 1 (1) (花音コミックス) (花音コミックス)LIFE、LOVE 1 (1) (花音コミックス) (花音コミックス)
西田 東

芳文社 2008-12-27
売り上げランキング :
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


微炭酸恋愛 (日の出ハイム)
微炭酸恋愛 (GUSH COMICS)微炭酸恋愛 (GUSH COMICS)
日の出ハイム

海王社 2008-11-10
売り上げランキング :
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


10点絞り込めなかったとかいいながら、5点にも絞り込めてないじゃんか……という感じなのだけど、どうしてもどっちかを選べなかったのです。すみません。

西田東さんの「LIFE、LOVE」は、これこそ、年内ギリギリの滑り込みランクイン。これ、ちょっとこれからものすごく面白くなりそうな予感! ジャックのセクシーさにヤられました。1巻はアメリカが舞台だけど、2巻はどうやら、日本へと舞台が移りそう。早く続きが読みたい!

そして、日の出ハイムさんの「微炭酸恋愛」は、地方の町を舞台に、高校生同士のタカとミチ、そしてタカの兄・寿と、タカとミチが通う高校の教師・鮎川の二つの片思いの恋が静かに進行する。わたし、日の出ハイムさんの描くキャラたちの、相手の気持ちをうかがおうとする表情や、胸に迫って何も言えなくなる一瞬の表情が、すごく好き。そんな表情があるから、二つの片思いが余計に切なく感じられるように思います。おまけページもキュート。

第4位
同級生 (中村明日美子)
同級生 (EDGE COMIX) (EDGE COMIX)同級生 (EDGE COMIX) (EDGE COMIX)
中村 明日美子

茜新社 2008-02-15
売り上げランキング :
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

めちゃくちゃ“青春”してるじゃないか! と、読後にキューンときた作品。もちろん青春の甘酸っぱさも入っているけど、10代の、ちょっと不安定な気持ちの動きがしっかり描かれている感じ。中村明日美子さんの絵柄は、耽美な印象が強かったんだけど、こういう作品も描けるんだなぁ……と心底感心した。利人もカワイイけど、光が、もうなんというか、“ピカピカの男の子”って感じ。彼がバンドで歌っているシーンは、本当にシャウトが聞こえてきそうです。

第3位
未来の記憶風の行方 (国枝彩香)
未来の記憶風の行方 (ビーボーイコミックスDX)未来の記憶風の行方 (ビーボーイコミックスDX)
国枝 彩香

リブレ出版 2008-03-10
売り上げランキング :
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

国枝彩香さんはウマいなぁ…!と心から思った作品。健人みたいな鈍感な男は、けっこうその辺にいる……と思っていたら、だんだん読んでいくうちに、いや、こんなイイ男はやっぱりあんまりいないかも……と思ってしまう。ナイーブな内面を押し隠して露悪的に振舞う瑛のいじらしさもいい。何より、ちゃんと健人と瑛が愛し合っているのが、読んでいて伝わるのだ。健人の祖父母など、脇キャラもしっかり描かれていてグッド。瑛の夢の中で、子どもの健人が、「みんなぼくを置いていく」といって泣くシーンに、ちょっとウルッときちゃったよ……。

第2位
見えない星 (京山あつき)
見えない星 (ミリオンコミックス) (ミリオンコミックス  Hertz Series 38)見えない星 (ミリオンコミックス) (ミリオンコミックス Hertz Series 38)
京山 あつき

大洋図書 2008-04-26
売り上げランキング :
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

これも、「青春」の雰囲気を、ものすごくうまく切り取って詰め込まれている作品。前作の「聞こえない声」の雰囲気を壊すことなく、今井と引田の関係が確かに進展している様子に、読んでいるわたしまでドキドキしてしまう。今井と引田の互いを想う“熱”のようなものを感じるというか。甲子園出場をかけた試合の応援シーンも、あの痛いほどハラハラする気持ちが伝わってくる。実際にはわたしは、そういう試合を応援したことないけど。それにしても引田、真っ直ぐ今井を見つめる姿とかが、以前にもましてものすごくカワイく見えるんだけど!?

第1位
タンゴの男 (岡田屋鉄蔵)
タンゴの男(メロメロコミックス) (mellow mellow COMICS)タンゴの男(メロメロコミックス) (mellow mellow COMICS)
岡田屋 鉄蔵

宙出版 2008-10-29
売り上げランキング :
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

もう第1位はこれですよ! 実は「見えない星」とすごく迷ったんだけど、この作品1冊で、物語の余韻に深く浸れるストーリーテリングの力に脱帽しました。作品の詳しい感想は、以前アップしたレビューをご覧いただくとして、とにかく、アンジーもヒロも、「男」ってことが読んでいて実感できる。「これ、別に女でもいいんじゃない?」的キャラ――男性の中にある女性性とかいうことではなく、単純に、女性に置き換えてもストーリーに支障はないという意味で――が、BLでは時々見受けられるけど、そんなペラいキャラは、この作品には一人も登場しない。でも、絵柄はゲイゲイしいものの、キャラたちの感情を丁寧に追い、キャラ同士の関係がしっかり築き上げられている点では、やっぱりこれは“BL”に違いない。まったくもって、「ヤられた!」という作品なのだ。


あら、わたし、このエントリ内で何度か「ヤられた」を使ってるな――でも、そうとしかいえない気持ちがわきおこるからこそ、「ベスト5」なんだと思う。というわけで、「ヤられた」の乱用をお許しください(きっと「小説編」でも乱発するだろう…)

こうしてみると、なんだか「青春」の匂いのする作品、というか高校生が主人公の作品が、3作品も入っていますね。昨年は己の体力の衰えを感じることが往々にしてあったのだけど、それゆえ、やたらと「青春」を懐かしんだんだろうか? 年を取るってやぁねぇ……。

そして今、気づいたのだけど、今回挙げた6作品どれにも、「これ、別に女でもいいんじゃない?」的キャラは登場していない。それも個人的に超ナイスポイントだ。

ベスト10だったら入れていた作品は、

P.B.B. 3巻 (鹿乃しうこ)
DOG STYLE 3巻 (本仁戻)

かな。あ、「DOG STYLE」も高校生が主役の、青春の雰囲気がうまく織り込まれた作品だな……。それはともかく、堂々完結した「DOG STYLE」の、テルの男前さ加減がたまらなく好きだ。「P.B.B.」は、もう個人的にすごく好きなので……。

そして、「2008年発売」にこだわらなければベストに入れたかった作品は、

成層圏の灯 (鳥人ヒロミ)
●IMITATION GOLD (松崎司)
ブリリアント★BLUE (依田佐江美)

の3作品。2008年は、筋肉系にガーッとのめり込んだ年でもあったのだけど、松崎司さんは、ストーリー展開が好きな作品が多かった。特に好きなのは、このブログからリンクさせていただいている方々のブログでも人気の「ビスポーク」シリーズだ。

以上、2008年「コミックベスト5」は終了。2009年は、「ベスト10」を選べるように、マンガをしっかり読んでいこうっと。

7日は、「小説ベスト10」を発表します。
関連記事

Tags: 年末MYベスト 西田東 日の出ハイム 中村明日美子 国枝彩香 京山あつき

Comment - 3

2009.01.11
Sun
21:44

月読 #-

URL

コミックのベスト5だあ♪
かぶってるかぶってる!(笑)
「微炭酸恋愛」ってさあ、映画みたいなマンガじゃなかったです?
タイトルの「微炭酸」っていうのがもうほんとぴったりですよね♪
す~っとさわやかでピリっとしてる♪
去年は早々とベスト10してしまったんで「LIFE、LOVE」はまだ読んでなかったんで外れちゃってます。でもおもしろい!大注目!
「成層圏」は長い時間かけて描かれただけあって読み応えのある作品ですよね。動いている人の気持ちがリアルというか・・。リアルに読めるというか。
「未来の記憶風の行方」も納得ですよね!
コレ何度読んでもいい!
ランクインした作品、lucindaさんのおっしゃるように女でもいいんじゃない的キャラがありませんよね!
つか、このキャラたちすべて、この作家が描いてこそこうなる!という個性があるような気がします。
ワタシのよくする独り遊びで、このマンガを別の漫画家に描かせたらどういう風になるか?ってのがあるんですが、ランクインしてる作品はこの作家あってこそ!というものばっかりだと思いますわ♪

編集 | 返信 | 
2009.01.12
Mon
16:19

4da #5Qkd.16Y

URL

「タンゴの男」が第1位ですか!私も完璧に「ヤられた」ひとりなので、自分の番付ではないのに嬉しいです。
lucindaさんの番付の中にまだ読んでいない作品がたくさんあったので、小説共々参考にさせて頂きます~

編集 | 返信 | 
2009.01.12
Mon
18:36

lucinda #-

URL

>月読さん
レスが遅くなってすみません。
そう、かぶってますよね~、ベスト作品! あちゃー…と思いながらも、アップしてしまいました(笑)。
「微炭酸恋愛」、言われてみれば、映画みたいだったかも。つか、映像にしてもいいかもしれないですね。

>このマンガを別の漫画家に描かせたらどういう風になるか?
あ、面白そうです、それ。でも今回選んだ作品や、月読さんがベストに入れられていた作品は、確かに「この作家あってこそ」の作品ばかりだったですね……とかいいながら、「タンゴの男」を鹿乃しうこさんや新田祐克さんが描かれたとしたら、超BLな感じになるかもなぁ…と、今妄想してしまいました。ハハハ。

>4daさん
もう、期待以上でしたね、「タンゴの男」。岡田屋作品、これからますます楽しみです。今回ベストに選んだもので、気に入られた作品があれば、よければぜひ感想をお聞かせください~!

編集 | 返信 | 

Latest Posts

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。