業界関係者のツッコミは

 26,2008 23:37
医療業界、法曹界、金融業界、美容業界、芸能界、ちょっとヤバめのヤ●●の業界――BL作品では、その舞台として、いろんな業界が設定されている。いや、BLじゃなくても、テレビドラマや映画や演劇やマンガや小説などなど、ありとあらゆるエンターテインメントで、さまざまな業界が設定されるんだけど――該当する業界関係者からは、約8割くらいの確率で、「あー、あんなのウソウソ! ありえないよ! フィクションだから!」と評されているような気がする……かなり個人的感覚に偏ったテキトーな確率だけど。

仕事でいつもお世話になっている、大先輩のAさんのお宅で開かれる忘年会には、Aさんの奥様が医療関係の仕事をされていることもあり、看護士さんや助産士さんといった人たちも集まってくる。日ごろ接点のない仕事に携わっている人たちと話ができる貴重な機会とはいえ、せっかくの休日、せっかくの忘年会、誰も自分から仕事の話などしないのだが――。

「今年のドラマ、何見てた?」と、誰からともなく話題が出た時のこと。ナースたちは口々に

「わたしは『篤姫』! 面白かったわよねぇーっ!」
「なんか、こう、いろんな変化に対する篤姫の対応や態度が、結構参考になるっていうかさー」
「わたしは夏から見てたんだけど、毎週、ほんっとにちゃんと見たものー!!」

と「篤姫」を絶賛する。ああ、篤姫人気、ここでも……!

「lucindaさんは何を見てました?」と聞かれたので、「わたし、最近は『チーム・バチスタの栄光』を、見られる時には見てましたけど、その前は『ラスト・フレンズ』を結構見てました」と答えた。すると

「あー! 『ラスト・フレンズ』! 」
「あれ、最終回が……」
「最終回、ヒドすぎでしたよね…!?」
ありえなさ満載だったわよ!」

「篤姫」から一転、ナースたちは揃ってブーイングをし始めるではないか!

――そうよねそうよね。だって最終回までにめちゃくちゃ漂っていた緊張感が、最終回でウソみたいになくなったもんね。ミチルは古典的スタイルで妊娠が発覚するし、ルカとタケルがミチルを探し出す方法もデタラメすぎだし、ソースケやタケルの問題はペンディングっていうか放り出された感じだし、むりくりハッピーエンドにしちゃいました感が濃厚でしたよね――。ああ、今思い出しても、釈然としない突っ込みどころがいっぱいだわねぇ……と、うなずいていたのだが

「それもそうだけど、てかさ、血圧高いのに、あんなに働けないって! そもそもあんなに働いちゃだめ! 危ないんだから!」(※ミチルは旅館の仲居をしていた)
「医者も、ちゃんと指導しなきゃダメだよね」
「生まれた子どももさー、血圧高かった割りには、大きかったじゃない? もっと小さくなきゃおかしいわ。もう、ほんっとありえない、ありえない!」

――現場で働くナースならではの鋭い突っ込み……! わたし、ミチルが血圧が高いと診断されていたのを全然覚えていなかった。でも日々、出産に立会っている彼女たちには見逃せないポイントだったのね。やっぱり業界関係者の視点と指摘って、違うなぁ……!

「チーム・バチスタの栄光」は見ていなかったらしく、突っ込みはなかった。まあそう考えると、「ラスト・フレンズ」、やっぱりとても人気の面白いドラマではあった、ということじゃないでしょうかね。

「ねぇねぇ、『ハッピー・フライト』って見た!? すっごい面白かった!」と言う助産士さんに、「まだ見てないわ。何年か前にさ、キ●タクがパイロットをやったドラマがあったじゃない? あれは見てたんだけど」と、看護士さんが答えるのを聞き、「そういえば、わたしが通っている整骨院の先生は昔グランドハンドリングマンだったそうなんですけど、そのドラマについては、『ありえないことばっかりだった』って話してました」と言うと、

「そうなんだ……やっぱり、その業界の人から見ると、違うって思うもんなんだねぇ」
「ほら、わたしたちが医療関係のシーンで突っ込まずにはいられないのと同じよ」

と、ナースたちはうなずきあっていたのだった。まったく、その通り――というか、同じこと、やっぱりみんな、感じるものなのね。

ついでに、看護士さんはキ●タクの大ファンで――彼はもちろん、ジャ●ーズのお気に入りたちを、ライブだイベントだと可能な限りは追っかけているヒトなのだが、「ライブに行って夜遅く帰ってきても、翌日、お肌はピカピカだもの! やっぱりスキなものがあるって、大事よねぇ!」というそのコメントにも、「同じこと、みんな感じているんだなぁ……」と、いたく感心してきた。

忘年会に登場した鶏の丸焼き。
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ウマかったとも!コラーゲンでプルプルお肌になったかしら。
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