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束の間のオフ

 14,2008 23:29
このブログを始める前にも、別のブログを運営していたし、HPを作ってもいた。SNSにも登録して、ちょこちょこ書き込みをしたりもしていたけれど――ネット上で出会った人と、実際にお会いしたことはなかった。

でもこのブログでは、いわゆる“オフ会”的な――ま、そこまで大規模じゃないけど――出会いを体験していて、面白いなぁ…というか、ありがたいなぁ…と思っている。そして本日また、ブログ上のお友達に実際に会ってきたのだ!

その人は、「そして、帰ってきた」の月読さん。うーん、実に3人目ですよ、リアルでお会いするブログ上のお友達とは。感慨深いなぁ……!

用事で上京するついでに、乙女の町で買い物をされるという月読さんの時間を、強引にもぎとって池袋で待ち合わせ。近くのサンシャイン60の中にあるカフェに入り、しゃべりまくること約2時間。会ったばかりだというのに、いやー、しゃべったしゃべった! しゃべるのに夢中で、水分の補給を忘れていたくらい。用事のある月読さんの制限時間いっぱいまでいただいちゃいました。

一番印象深い話題だったのは、「どうしてBLは、レイプや“無理矢理関係を迫る”というシチュが多いのか?」ということ。

「レイプなんて許せないし、実際想像すると、イヤなものはイヤだと思うんですよ。なのに、BLはものすごくああいうシチュエーションが多いでしょう? 結局受け入れてハッピーエンドになるけど、現実にはなかなかありえないよね」

という月読さんの言葉に、「言われて見れば確かに……!」とうなずいてしまう。BLのレイプなどは、読者である女性が本当にレイプに憧れているというわけではなく、「相手のことがものすごく好き」という裏返しとして、レイプというシチュエーションを受け入れているのでは、とよく聞くけれど――それだけなのか!?

l「BLって男同士って設定だから、レイプとか無理矢理とかいうシチュが多い、ってのは、ありますかねぇ?」
月「ああ、男同士だから、客観的に見られるってことかな? それもあるのかなぁ……」
l「あと、男同士の関係が始まるきっかけとして、使いやすい、とか……」
月「なるほどね。それはあるかもしれない!」

BLを読むのは男性もいるので、これはあくまでも女性視点での意見、と最初にお断りしておきますが――もし仮に、主人公カプが男×女で、女がレイプされるというシチュエーションだと、読んでいる女性はいたたまれない気持ちになったり、受け入れられなかったりする人が多いのではないか――と思うのだ。でも、BLは男同士なので、そこまで感情移入しなくてもすむ。物語のドラマチックな始まりとしては、使いやすいシチュ――というのは、うがちすぎでしょうかね。

あら、でもそうすると、例えばゲイのBL読者にとっては、レイプや無理矢理なシチュって読みづらいシチュなんじゃなかろうか? うーん、その辺り、どうなんでしょう?

ほかにも、「日常生活のリアルな設定なのに、うそくささが感じられる作品はイマイチ」とか、「BL作品の“あとがき”の功罪」とか、木原さんや榎田さんなど好きな作家についてとか、次から次へと話題が飛び出し、ブログの印象そのままな、シャープでユニークな月読さんのコメントに大笑いしたりうなずいたりしているうちに、「沈黙」とはまったく無縁に時間が過ぎ去ったのが印象的。次の再会を約束して、名残惜しくお別れしたのだった。

いくらネットで仲良くしていただいているといっても、やはり実際に会うとなると、どうしても緊張してしまうもの。ただどういうわけか。これまでお会いしたことのある人とは、「会えば大丈夫」などと、変に不安を感じたことがないのも事実なのだ。「BLが好きな方向性が似ている」というのが、ポイントなのかなぁ……。

月読さん、今度は水分補給を忘れずに、ゆっくりお会いしましょうね!
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Tags: オフ

Comment 6

2008.10.16
Thu
22:35

月読 #-

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ありがとうございました♪

lucindaさんほんとうにありがとうございました♪
すっごく楽しかったです!!
脳がすごく刺激されてあれからいろいろ考えました。
日本語の話や、編集サイドの話、そして問題のレイプの話、考えればどれもすごく奥の深いことばかり!
文章にするのが難しいことでも実際お会いしてお話しするとポンポンと意見交換出来て素晴らしいですね!!
ああ~ほんとに楽しい時間でした!
マジで水分補給・・忘れてましたね・・・(爆)
きっときっとまたお会いしましょうね!

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2008.10.16
Thu
23:28

lucinda #-

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こちらこそです!

楽しかったですねぇ……。時間が足りないとかいってますけど、いくらあっても足りないのが実際のところかもしれません。
そう、お会いすると、やりとりがすぐにできるのが面白いところですよね。
またお時間をいただきたいです、ぜひとも……!

編集 | 返信 | 
2008.10.17
Fri
23:20

はる #-

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何かの対談ですけど・・・

いつも楽しく読ませてもらってます。
初めて書き込みさせて頂くのにこんな話題もなんですが・・・。
なぜレイプ話が多いのか。何かの対談で読んだんですけど、実際お話の中でされるのってほんものの変質者や性欲のみだけではなくって愛ゆえにですよね。もちろんカッコよい攻め。そんなかっこよい攻めが愛ゆえにむりやり・そしてそこまで愛されている受けっていうのが良いのではないかという結論でした。
私も長年疑問に思っていたのですが、この話が一番自分が納得できたのでちょっとご参考までに(笑)

編集 | 返信 | 
2008.10.18
Sat
13:33

lucinda #-

URL

はるさん、コメントありがとうございます!

その対談、もしかしたら、よしながふみさんの対談でしょうかね。ともかく、確かに、レイプは愛しているからこそ、という見解はよく目にしますよね。
まあ、きっとそうなんでしょうけど、でもそれ以外にも何かあるのかも……と勘繰り始めると、いろいろとまりません・笑。
また遊びにいらしてくださいね~!

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2008.10.20
Mon
01:14

ようこ #onVA9wqc

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こんばんは~!

私も、BLには何故「ムリヤリ」で始まるのが多い(最近はそうでもないと思うんですが)のかっていうの、気になってました。
大体は、はるさんがおっしゃってるような「愛故の暴走」みたいなもんなんだろうな~と受け止めてるのですが、同性同士だと、
「二人きりで食事して映画見てドライブ」
みたいなのだけじゃ、はたして恋人同士なのか単なる仲の良い友達なのか、わかりづらいから、早めに身体の関係に持ち込むことで、友情以外の感情を意識してもらうための方法なのかなーと思ってます。
言葉は悪いですが「恋愛フラグを立てるためのイベント」っぽい感じ。
フラグを立てる(BLを成立させる)ために必要な行動なので、実際は犯罪行為なんですが、読み手もそこまで罪悪感を覚えず読めるんじゃないかな~と……。
男女の恋愛だったら、他にも恋愛フラグが立ちそうな言動が色々あるけど、同性だと限られてくるんだろうなあと思ってます。
あと、ムリヤリ系は、割と
「元々同性が好きではなかったんだけど、お前は特別で~」
という、ただしがきがつくケースも多いので、そういう「オンリーホモ」状態で恋愛フラグを立てるための、わかりやすい行動になってるのかもしれないなあとか考えてみたり……。

さらに余談ですが、媒体によって、同じ「ムリヤリ」でもずいぶん違ってくるので、媒体によるこちらの「慣れ」も大きい気がします。
同じシーンを、小説で読んだときは気にならなかったのに、ドラマCDで聞いたら、ものすごく可哀想で居たたまれなくなったことがあるので……。
あと、ゲームプレイ時は、「攻略するぜ!」という意識が先に立っているから気にならないけど、その後ファンブック(紙媒体)でスチルを見たら、ゲームで一度見ているにもかかわらず、その過激さにびっくりしたこともあります。
感覚麻痺してるなーと、思うと、ちょっと怖くなりますね……。
って、コメント長くなって申し訳ありません~(汗)

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2008.10.21
Tue
00:05

lucinda #-

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おおお、相変わらず鋭い視点……コメント、ありがとうございます!

「愛ゆえの暴走」は、もうキマリだとは思いつつも、でも本当にそれだけなのか?という疑問から始まったこの話題。やはり「男同士のきっかけ作り」、考えられましたか。確かにねぇ……決まったボリューム内でテンポよく展開させていくにはいいきっかけなのかもしれません。現実に考えたら、それこそ“とんでもない!”ですけどねぇ。

媒体によって違うというのも、言われてみればなるほどねぇ…って感じです。そうか、ドラマCDやゲームだと、また違ってくるものなんですねぇ。

……個人的には、「オンリーホモ」って言い回しがスキです。これ、また使わせていただくかもしれません…!

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