男のメンツ

 11,2008 23:37
10日に、なんとかようやく、仕事を終了してきた。えぇ、えぇ、おっさんばっかりの、馬好きチーフと馬狂いのボスがいる、あの職場の仕事ですよ。

働き始めて10ン年――思えば、あれほど大規模なおっさん率、もとい、男性率の高い職場は初めてだった。腐女子として興味深い職場だったのは言うまでもないけれど――腐女視点から離れてみても、男性社会もなかなかにしんどそうだったのが印象的。

上司と部下の垂直関係に、体育会系みたいだなぁとしみじみしたり――社内評価や査定へのこだわりぶりに、傍目に見て鼻白んだり――社内政治の結果を聞いてため息をついたり――。

メンツとか、プライドとか、名誉とか、見栄とか、保身とか、そういったものがゴチャゴチャに絡まりあって、じんわーり、フロアの天井付近にわだかまっていた感じ。そりゃあ、空気も悪くなるってもんだ。でもこれって、わたしが「男はプライドが大切な生き物」などと思い込んでいるからこその錯覚、だったのかしら。

とはいえ、本心はひた隠しにして、仲の悪い上司や同僚と表面上にこやかに打ち合わせを進めたり、水面下であれこれ動いて出し抜きを図ったりする風景が、なんだか「やおいっぽい」と感じられるのは、そんなにハズれてないと思うんだよなぁ。そう、「行間を読む」、あの感じ。行間を読む余地があるからこそ、あれこれ妄想が広がるというか、何というか(「やおいっぽい」けど、「BLっぽい」のとは、違う気がすると、但し書きしておきます。BL、あまりに開けっぴろげすぎで、明朗すぎなんだもの――もちろん、全部じゃないけどね)

ま、妄想を広げていたのはわたしなんですけどね。vivian先輩の、「気に入らないヤツは、やおい妄想して絶対幸せにしてやらないの!」の「幸せにしてやらない」意味を実感とともに噛み締めていたんですけどね。

ともかくかように、わたしがつかの間関わった男性社会は、メンツや策略が渦巻いていた感があるのだが――。ふと、AVや男性向けエロ小説・マンガ紹介のコピーが、どうも「上から目線」なのは、やっぱり「男のメンツ」が関係しているのかしら、と思ったのだった。

だって――「」とか「肉奴隷」とか「牝獣」とか、文字面がすでに上から目線。「浅ましく乱れて」とか、「見知らぬ男に平気で抱かれ」とかいった「ふっ、バカな女だぜ」的フレーズも、どこか相手を貶めているような、上から目線ぶり。

「えー、アンタが望んだことでしょうに……」と内心突っ込みつつ、しかしこの尊大でエラソーな感じも、メンツやプライドを満たしうる要素ってことなのかなぁ……などと思ったのだった。

なにはともあれ、当分、あんな男性社会はノーサンキュー。観察する分には面白いんだけどねぇ……。
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Tags: 男という生き物 フェミ? ジェンダー 腐女子

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