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いきなり、そんな!

 04,2008 23:58
久しぶりに、vivian先輩、そしてボス、ボスの友人Uさんと、食事をしてきた。

※今回登場するボスは、以前何度かこのブログにも登場している、パチンコに大ハマリ中のわたしの師匠でもある人。しかしなんだかブログ上で“ボス”が複数いてややこしいので、ここから彼女のことはは師匠とよぶことにします。

さて、まずはビールで乾杯した後、師匠がおもむろにカバンをゴソゴソとさらいだし、何かを取り出した。そして、「マンガ、長いことありがとう」と半透明のナイロンバッグを差し出してきたのだが――それを見て、思わず我が目を疑った。

――あの、目の錯覚なんでしょうか?…… どうもB6版のマンガとは明らかに違う、表紙がカラフルでキラキラしい文庫本が見えるんですけど……もっといえばそのキラキラな文庫本、なんだかとっても“腐”の匂いがするんですけど……まさか? まさか、師匠!?

長くなるので、折りたたみます。
「あ、コレね。間違って買っちゃったから、lucindaにあげようと思って。韓国のBLマンガなの」

――ああっ! やっぱりBLだったんですね!?

内心、かなり動揺していたのだけど、必死で平静さを装いながら「どうしてBLマンガなんか買われたんですか?」と聞いてみた。隣りのvivian先輩も少なからずうろたえているらしく、「師匠、BLを読まれるんですか?」などと尋ねている。

――そう、ここで師匠が「わたしもBLを読むようになったのよ。けっこうBL、スキなの」と答えるか、それとも「ああ、単に買い間違えただけよ。それが何か?」と答えるかで、師匠の前での、わたしたちの今後の身の処し方が変わるはずなのだ。別に師匠は、わたしとvivian先輩が腐女子だからといって態度を変えたりはしないだろうけど、しかし師匠が腐女子ネタを嫌がらないか、わたしたちが腐女子なことを、ほかの人に面白ネタとしてしゃべったりしないか、結構重要な見極めドコロに違いない。きっと。

「いや、読むわけじゃないんだけど、ネットで、なんかクリックし間違えたか何かで買っちゃったのよ。それも2冊も! しかも1巻じゃなくて2巻。でもね、読んでみたらけっこう面白かったのよね。だからlucindaも、よかったら読んで。そして気に入ったら、1巻を買ってね」

師匠はニコニコと微笑みながらそう説明してくれる。たしかに、よく見ると、いきなり「2巻」だよ――。

PA050106.jpg
微妙な間違いのもと、師匠の手元に2冊届いたらしい「絶頂」2巻

「ありがとうございます……」と受け取ったマンガだけど、うーん、師匠を見極められない……。

以前、C翼や星矢のやおい本にちょいハマりしていたと話していたUさんは、「へぇー、韓国のBLマンガって、あるんだねぇ!」などと、興味深そうに見ている。ええ、ええ、あるんですよ、韓国にも。ついでにいえば、台湾にもあります。翻訳モノならアメリカにも、きっとヨーロッパにもあるのでは――ま、すべて先輩ズの現地リポートや、このブログにコメントを下さった方による情報ですけども。

そういえば、韓国のBLマンガは何作か日本語に翻訳されて書店に並んでいるけど、ほかの国のものは見たことがないなぁと気がついた。オリジナル作品が、韓国には多いってことなんでしょうかね。

「でも、師匠がBLを読んでいるのかと思って、びっくりしたわ」とUさん。ええ、わたしもかなりビビリました。だが師匠は、ちょっと心外そうに眉毛を上げて答えた。「いや、読んだことはあるのよ? 昔の作品だけど」

「ええっ……! 師匠、昔のって、どんな作品ですか……?」
ググッと身を乗り出すvivian先輩。先輩、ちょっとそれ、食いつき過ぎですよ!

「どんなって、聞かれても……うーん、すごく昔の少女マンガとか」
「ああ、『ポーの一族』とか『風と木の詩』とかのあたりですか?」
「うん、そうね」
「ああ、わたしも中学の頃は、『日出る処の天子』とか『摩利と新吾』を読んでましたよ」
「『ポー…』とか『風と…』は、わたしはまさに連載を読んでいた世代だからね」

vivian先輩が、ちょっとホッとしたようにうなずいている。うんうん、「明らかなBL」じゃなくてよかったですよ。ここで「『魚住くんシリーズ』とか『テイク・ラブ』とか、読んでたわ」などと答えられ日には、これまたどう反応していいのか考えるところでしたよね。

「ほら、前にUさんは、やおいを読んでたって言ってたじゃない?」
「うん。C翼とかね」
「わたしは、C翼の絵で、どうしてもやおいを考えられなくてさ」
「ああ、でもさー、C翼はやおいを考える要素でいっぱいだったと思うのよ。カッコいい男の子がたくさん登場するしさ」
「うーん、でも絵がねぇ……」
「わたし、星矢のやおいも読んでたんだけど」
「ああ! あの絵なら、やおいもわかる気がするわ。あ、あと、名前は忘れちゃったけど、そういうBLみたいな作品ばかり掲載されていた雑誌も読んだことあるの」
「師匠……それって、もしかして『June』ですか!?」

色めき立つvivian先輩に、師匠は「そうそう、その雑誌!」とうれしそうにうなずいている。どうやら師匠にとっての、やおい・BLのOKポイントは“絵”らしい。それも、耽美っぽい雰囲気の絵が好みとみた。「June」も「読んでみたくて買った」ということだし――さすが師匠、デビッド・ボウイの大ファンだけあるなぁ!

それにしても、師匠もやっぱり、腐女の沼に足を突っ込みかけてたんだなぁ……ヨミ通りだな……と内心感心していたら、師匠の質問に、今度は我が耳を疑った。

「そういえばlucinda、前に『リーマンものにハマってる』って言ってたでしょ?
「ええっ!? ……言いましたっけ、そんなこと?」
「うん。『リーマンもののBLにハマったんです』ってメールか何かで言ってたと思うんだけど」
「ちょちょちょ! 待ってください! わたし、そんなことをメールに書いた覚えは……!」
「うーん、メールじゃないかもしれないけど、とにかくそう言ったのを覚えてるのよね。でね、その“リーマンもののBL”っていうのは、どういうモノなわけ?」
「どういう、って……」

vivian先輩の、ニヤニヤしながらも心配するような視線を受けながら、必死で過去の言動を思い出そうとするわたし。ううう、言ったとすればやはりあの時、師匠に「わたし、このごろボーイズラブを読んでるですけどー…」と話したついでに、「なかでもリーマンものが好きで……」などと打ち明けたに違いない。ああ、あの頃の浮かれトンチキだった自分にビンタしたい! バカバカ!

「いや、“リーマン”ってのは、この前破綻したリーマン・ブラザーズのことじゃなくて、“サラリーマン”のことなんですけどね」
「lucinda、知ってるわよ、それくらい! だからぁ、“リーマンもの”で、サラリーマンがどうやってそうなっちゃうのかが知りたいのよ。残業していて、上司が部下に無体を働いたりするの?」
「師匠…… なんかそれ、AVみたいじゃないですか」

大真面目な師匠の質問に、vivian先輩とUさんが吹き出す。先輩は「昼メロって突っ込もうとしたら、いきなりAVって!」などと笑っているけど、助けてくださいよ、先輩! てか、突っ込みどころはソコなんですか……!

「でもさー、“リーマンもの”っていうからには、サラリーマン同士でアレコレするわけでしょ? どうやったらそうなるわけ?」
「うーん、あのですね。“リーマンもの”ってのは、主要な登場人物がサラリーマンってことなんですよ。シチュエーションのことを指しているわけじゃないんです。シチュエーションでどうこう……とかは、まあ、いろいろあるんですよ」

わたしの苦しい回答に、「ふうん、そうなの」と、師匠は一応納得してくれた。よかった……よかったけど――。

師匠にはやっぱり、わたしが現在、「リーマンものが好き」なんてカワイイ範疇をとっくに超えて、やれガテンだ、リバだ、マッチョだ、ツンデレだ、などと大騒ぎしていることは黙っておこう――と固く心に決めたのだった。だって、今後いつ何時、「ねえ、“リバ”ってどういう展開なの?」などと質問されかねないもの。以前は、「BLにはやおい穴が設定されているの?」と堂々と質問なさったことだしね。いえ、コッソリ聞いて下さったなら、誠心誠意ご説明いたしますよ、師匠!

ところで、師匠からもらった「絶頂」。左開きなのが、外国モノって感じ。

PA050107.jpg
見開きカラー。なんだかピアスと鎖が、い、痛そう……!

PA050108.jpg
中身は日本の少女マンガな雰囲気。これで文字が縦組みだったら、日本の作品だと勘違いしそうだ。それにしても、目力のある絵だなぁ。それに師匠が惹かれそうな、ちょっと耽美っぽい感じ……。

韓国BLマンガ、書店で気にはなっていたのよね――これをいい機会として、ちょっと読んでみようかな。
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Tags: 腐友 非腐女の疑問

Comment - 2

2008.10.05
Sun
09:23

もと #4pDgvQA2

URL

うはは、ビックリドッキリな展開でしたねぇ(^^; 心臓が痛かったでしょう・・・お察しします(^^;
そういや昔の少女マンガは、まだ分類化される前だから、BLに関しては寛容だった気がしますねぇ。あまり偏見がないというか。
ちょっと読み進めて、「あ、これ、男同士か。」程度に受け流してたと言うか。
Juneが出てきた辺りからだんだんとジャンルが出来てきた感じがします。
世代的にJune読んでた人の傾向って、わかりますよ、周りにいた当時の腐女子の雰囲気はとにかく「絵」でしたね。
どっちの少年も美しく、細身でないと!みたいな感じでしたなぁ・・・
今みたいに一見して受けと攻めがわかる絵・・・ではなかったなと思い出しました。
むしろどっちも受け?みたいな絵柄が好まれてたような・・・
J系同人が流行り始めたころから、少しづつ変わって来た感じがしましたけど、S星矢、SDと、段階を踏んで筋肉が大丈夫になってきたような気がするなぁ・・・
ちなみに、June系腐女子だった友達は、SDの原作絵は怖くて気持ち悪いと言っておりましたけどね(^^;
でも今でも好きなんじゃないかと思うんだが・・・交流が切れたので知る由がありませんが。

韓国BL、ホント随分目力感じる絵柄ですねぇ(^^;
興味あるなぁ・・・私は今まで存在に気づいてませんでしたよ。あったんだね、こういうの。
また読んだ感想を教えてくださいね~!

編集 | 返信 | 
2008.10.06
Mon
23:40

lucinda #-

URL

もとさん、レスが遅くなってごめんなさい。

はぁー、もう脂汗をかいちゃいましたよ……でも2年前の春のわたしは、あんな風に無防備だったのかもしれません……なんてね(笑)

>Juneが出てきた辺りからだんだんとジャンルが出来てきた感じ

うんうん、なんだか想像できます。ジャンルが独立したことで、差別化が進んだのかもしれませんね。そして、むかーしの絵って、たしかに少年で華奢で美しかった……。今、ゴツい絵とかバリエーションが豊富になっているのも、BLとして独立したことが影響しているかもしれませんね。

韓国BLは、まだ全部は読んでいないのですが、より強く「少女マンガ」っぽい雰囲気が漂っている感じです。読んだら感想アップしまーす!

編集 | 返信 | 

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