スポンサーサイト

 --,-- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

戦いの前はロック

 28,2008 23:00
いつものごとく、仕事でネットを使っていたら、こんなニュースを発見した。

恐らく数日後にはリンクが切れてしまうと思うので、ざっと内容をかいつまんで説明すると、若者にネガティブな影響を与えていると批判されているらしい「エモ」について、ロシアではそのファッションやサイトを法律で規制しようとする動きがあるらしい。

エモ――「エモロック」などと言葉だけは聞いたことがあるけど、何が「エモ」なのかよくわからん。もしかしたらラジオやどこかお店のBGMで流れていたのを聞いているかもしれないけど、「これがエモです」とでも言われなきゃ、きっと聞き流しているよなぁ……。

しかし気になるのは、エモが世界のあちこちで批判されているという説明。それってなんだか、40年くらい前のロックとか、もっと前のロカビリーとかに夢中になっている若者たちを苦々しく思っていた大人たちのイメージに重なるような――。

でも、ある年齢から下の大人たちは、それこそロックやロカビリー(やいろいろ当時のオトナから反対された音楽)を受け入れてた世代じゃなかろうか。そんな大人が批判するエモって。

いろいろ「エモ」を調べていたら、思いがけず音楽とセクシャリティ、というかジェンダーというかを考えさせられのだが――グダグダとまとまらないくせに何か残しておきたい気満々なので、ここから折りたたみます。
音楽とセクシャリティ、あるいはジェンダーなんて、ちょっと大げさな物言いなんだけど――直接的に「うーむ…」と考えさせられたのはこの記事。「ロックバンドは男達の世界」「女に困ることのなさそうなマッチョなロック」って、たしかに否定できないなぁ……と思ったのだ。

そりゃ湿っぽいバラードもあるけど、基本的にドラムとベースが力強くリズムを刻み、ギターが激しくジャカジャカかき鳴らされ、そこに叫ぶような吼えるようなボーカルがかぶさる。歌詞はさまざまだけど、わりと「イキがっている感」「強がっている感」が前面に出ているものが目立つような。

それにライブときたら――これも千差万別とはいえ――けっこうステージをあちこち動き回ってタフさ(時に無茶さ)を見せつけるようなパフォーマンスが印象的だ。とにかくいつでもどこでも「力いっぱい」というか、「パワフル」というか。

ロックがマッチョ(マチズモ)的だという見解(?)はいろいろなサイトでも繰り広げられているのだけれど、そういう記事を読みながら、ふと、昔どこかで見かけた「ロック好きにプロレスファンが多い」というフレーズを思い出した。

プロレスも「力」を魅せるスポーツ(パフォーマンス?)だもんね。「マッチョ」につながっているという意味では、確かにロックとプロレス、共通しているといえるのかもしれない。

さて、わたしは音楽は大抵何でも聴くのだけど、ロック中心になったのは6、7年くらい前から。これって、よく考えると、仕事が急激に忙しくなり、それに順応するのに必死だった頃と重なっている。

出勤時、ラッシュや1日の仕事のことを考えてへたりそうになる自分の気持ちを奮い立たせるように、勢いづけるように聴いていたのが、ロック。音楽をヘッドフォンで聴きながら仕事をしてもいい時、アグレッシブさを後押ししてほしくて聴いていたのがロック。それもハードロック、ヘヴィメタと、どんどん激しくなっていたっけね。

実は今も、出勤前に聴くのはロックがほとんど。まさに「戦いの前に気持ちを盛り上げる」イメージそのまんま。そのほかのジャンルでも、ノリのいいものとか、ドラマチックなアレンジのものとかが多い。あんまり静かだったり、内省的だったり、メロウだったりすると、気付いちゃいけないモノに気付いてしまいそうで――。

――うーむ……わたし、無意識のうちにロックの、ある意味「男性的な力」にすがっていたのかしら……。普段はマッチョな考え方を軽蔑しているくせに、ロックのマッチョ性は受け入れているって、思いっきり矛盾してるじゃん。

引用した記事によると、エモは

アメリカの伝統的な「男性権威主義」や「男らしさ」ではなくそれを逸脱した、弱々しいおとこの子達を含有するのです。また、ヘテロセクシャル(異性愛)だけでなくホモセクシャルにも共有の場を与えています。

ということらしい。なるほどなぁ……。現在の大人たちが受け入れているとは言いがたいもの(ホモセクシャル)をも取り込んでいる様子は、大人からすると

理解できない

得体が知れない

恐ろしい

と感じられてしまうのかもしれないなぁ……。

今度の週末は、エモをYou tubeで検索してみようかしらね。
関連記事

Tags: フェミ? ジェンダー 音楽

Comment - 2

2008.07.29
Tue
08:39

月読 #-

URL

ロックがなんとなくジェンダーの問題を含むって感じ、わかるような気がします。
ライブに行くとすごく感じるけど、ステージに立つ側とオーディエンス側、もう完全に男尊女卑状態だと思うなあ~(笑)ステージ上の演者に、オーディエンスはもう完全にひれ伏してるもん(苦笑)つか巻き込まれて平伏して、ある意味蹂躙されたがってる!あ、SMな関係にも似てますね。(苦笑)
音楽、とくにロックは、バンドとファンの関係は宗教的であり、SM的でもあり、そう考えるとおもしろいですね。
あ!孔雀の生態にも似てると思うな。
派手さでメスの気を引こうとする孔雀!
ジェンダーの問題って難しくてワタシはようわかりませんが、ロックがマッチョ的としてみれば、そうよねえ~と頷いたのでした。
そして、マッチョの内面はナルシスティックな繊細な面があったりして!にゃあ~!
書き散らしてごめんなさい(笑)

編集 | 返信 | 
2008.07.30
Wed
23:55

lucinda #-

URL

月読さん、レスが遅くなってごめんなさい! 書き散らすなんて、とんでもない。実は月読さんから、コメントをいただけるんじゃないかなぁ…と密かに期待してました★。嬉しいです。

>ステージに立つ側とオーディエンス側、もう完全に男尊女卑状態だと思う
あはは。言われてみればたしかにそうですね。オーディエンスは、ステージのミュージシャンに酔いしれてますね。目が釘付けだし。ジャンプしろといわれればするし。歌えと命令されれば歌うし。うーむ、SM的って考え方も面白いです。

孔雀……これも納得ですね。全部が全部そうだとはいいませんが、ロックのライブにハデなパフォーマンスを期待する面はあると思うんですよね。ミュージシャン側も、見た目のカッコよさ(スリムだとか、体を鍛えているとか)に年を取ってもこだわっている人、すぐに思い浮かべられますし……。

>マッチョの内面はナルシスティックな繊細な面があったりして!
あ、もうマッチョとナルシスムはワンセットだと勝手に解釈しているわたしです。ナルシストじゃなければライブはできないと、半ば乱暴なことを思ったり、ね……フフフ……。

編集 | 返信 | 

Latest Posts

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。