グッドナイト&グッドラック (※やおい脳は順調に発達中)
20,2006 23:12
昨日、「グッドナイト&グッドラック」を見てきた。
50年代・アメリカに吹き荒れたマッカーシズム、いわゆる「赤狩り」を、CBSの人気キャスターとプロデューサーたちが、番組を通して批判・抵抗する、実話を基にした作品。
シリアスなテーマで、ストーリーも地味に渋く進んでいく。それなのに、わたしときたら――登場人物たちの視線や言葉に、やおい妄想がとまらなかったのだった――。
主要な登場人物がほとんど男性で、しかも悪というか脅威に立ち向かう故に結束も強い。女性も登場するけど、あくまでも男性を陰から下からサポートする役回り。
とくにキャスターであるマロー役のデビッド・ストラザーンのしぐさや視線が、そこはかとなくゲイゲイしいというか、色っぽいというか、クールなんだけど粘る感じ。俳優の篠井英介をちょっと思い出してしまう。そんなマローと、プロデューサーのフレンドリー(ジョージ・クルーニー)との間の雰囲気が、これまた微妙に妖しい! 番組が始まる直前の緊張感漂う中で、スタッフとのミーティングの中で、交わす視線がなんとなく官能的。率直にいえばエロい。会社の会長に引き止められたフレンドリーを、気遣わしげに待つマローの様子は乙女そのものだったよ。
……はい、ゲイゲイしいとか妖しいとかエロいとか乙女とか、そんなバカなことを感じていたのは、あの中でわたしだけだったでしょうけど。男性全員がスーツを着ていたのも、リーマンモノ好きなわたしには高ポイント。全員オヤジだけど、それもよし。
わたしとしては、フレッド×マローではあるが、CBS会長とマローや、マローの同僚・ホレンベックとマローもアリかなぁと思うのだった。てか、全部マローが絡んでるじゃん! まあそれだけ、マローの醸し出す雰囲気が妄想をかき立てた、ということで…。
それにしても、まったくマジメな作品から妄想をふくらませる「やおい脳」は、知らず知らずのうちに、どんどん発達しているようだ。これからますます発達していくのかしら…やっぱり…?
#「やおい脳」という言葉を知ったのは、乱菊さんのサイト「モエガタリ」。いつかこの言葉を使おうと思っていたので、使えて満足。そしてリンクを貼りました。BL小説などのレビューも必見です。
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50年代・アメリカに吹き荒れたマッカーシズム、いわゆる「赤狩り」を、CBSの人気キャスターとプロデューサーたちが、番組を通して批判・抵抗する、実話を基にした作品。
シリアスなテーマで、ストーリーも地味に渋く進んでいく。それなのに、わたしときたら――登場人物たちの視線や言葉に、やおい妄想がとまらなかったのだった――。
主要な登場人物がほとんど男性で、しかも悪というか脅威に立ち向かう故に結束も強い。女性も登場するけど、あくまでも男性を陰から下からサポートする役回り。
とくにキャスターであるマロー役のデビッド・ストラザーンのしぐさや視線が、そこはかとなくゲイゲイしいというか、色っぽいというか、クールなんだけど粘る感じ。俳優の篠井英介をちょっと思い出してしまう。そんなマローと、プロデューサーのフレンドリー(ジョージ・クルーニー)との間の雰囲気が、これまた微妙に妖しい! 番組が始まる直前の緊張感漂う中で、スタッフとのミーティングの中で、交わす視線がなんとなく官能的。率直にいえばエロい。会社の会長に引き止められたフレンドリーを、気遣わしげに待つマローの様子は乙女そのものだったよ。
……はい、ゲイゲイしいとか妖しいとかエロいとか乙女とか、そんなバカなことを感じていたのは、あの中でわたしだけだったでしょうけど。男性全員がスーツを着ていたのも、リーマンモノ好きなわたしには高ポイント。全員オヤジだけど、それもよし。
わたしとしては、フレッド×マローではあるが、CBS会長とマローや、マローの同僚・ホレンベックとマローもアリかなぁと思うのだった。てか、全部マローが絡んでるじゃん! まあそれだけ、マローの醸し出す雰囲気が妄想をかき立てた、ということで…。
それにしても、まったくマジメな作品から妄想をふくらませる「やおい脳」は、知らず知らずのうちに、どんどん発達しているようだ。これからますます発達していくのかしら…やっぱり…?
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