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やっぱりわたしはオヤジ好き?

 21,2008 23:58
土曜日、vivian先輩に誘われてミュージカル「ラストゲーム」を見てきた。えー、今をときめくD-●OYSのミュージカルですよ!

昼公演も見たvivian先輩は、

「lucinda――誘っといてナンだけど、ハッキリいってデキはイマイチというか……。脚本が悪いと思うの。わたしもなんだかなぁ……って思ったんだけど、でも第二部を見ると、ちょっとウルッとくるかもよ?」

と、貶しているのか誉めているのかわからないことを言いつつ、

「とにかく、カワイコちゃんたちがいっぱい出てて、一生懸命演技してて、それを見て楽しむっていうか……。いや、みんな演技はいいのよ。でもなんか学芸会を見て励ます母の気持ちというか……。ね?」

と、迷えるツンデレみたいなことを言っていた。ね?と言われましても、先輩。

でもたしかに――結論からいうと、カワイコちゃんたちが総出演していたのは言うに及ばず、彼らの演技は悪くなかった。熱演だったとさえ思う。だけど――なんだか見ていてお尻がムズムズする感じというか、舞台を見つめようにも落ち着かない気分に悩まされていた。

そして密かに心中、こんなことを思っていたのだ。「ああ、ここにシブい中高年の俳優がたくさん出演していたらいいのに……。べつに美形じゃなくていいからさ」と。

うーむ、たしかにわたしは昔から渋好みではあったけど――それは若い娘が、年を取っている分だけあれこれ知識と経験だけは持っている(であろう)オヤジにコロっと参ってしまう症例の典型だと思っていた。でも自分がすでに30半ばを過ぎ、しかもオヤジの“あれこれと持っている知識と経験”が、案外思ったほどじゃないと何度も思い知らされてきた今となっても、「シブい中高年」を求めてしまうなんて――やっぱりわたしは、「オヤジ好き」なんじゃなかろうか――。そんな思いを、カワイコちゃんたちを見ながらしみじみ噛み締めていたのだった。

うん、ここに山●努とか平●満とか伊●剛●とか徳●優とかいたら、オペラグラスを持っていかなかったことを激しく後悔したに違いない。きっと、先輩が開演からずっと覗きこんでいたオペラグラスを横取りしていたとさえ思う。

ジャ●ーズに心を動かされたことがないし、その他若手アイドルも特別興味があるわけじゃないし――わたしってば、つくづくオヤジ萌えなんだなぁ……。なにもD-●OYSの舞台で実感しなくてもいいだろうに。

ところで舞台は、ちょっとしたレビューあり、マッス●ミュージカルみたいなシーンあり、笑いあり、とD-●OYSの魅力を多彩にアプローチする内容。俳優さんは大変だ。でもなぁ……ストーリー設定が「第二次世界大戦下の東京。学徒動員発令前の最後の早慶戦」ってのがなぁ……。わたし、安易に戦争を舞台にした作品って、ちょっと引いてしまうのねぇ……。戦争という極限状態なら、なんだってドラマチックになるし、涙腺だって緩むもの(実際、会場のあちこちからはすすり泣きが聞こえた)。

それに、ワセダとかケイオーとか、実際の大学名や実在の人物名が連呼されるのを聞くたび、「うーん、これって何かの宣伝……?」と疑いたくなる、汚れちまったオトナなのだった。ワセダの広報担当者は、この作品に注目しておくべし。

さて、vivian先輩は購入した2500円のパンフレットを見せてくれつつ、

「シロタンやちゃんなかが目当てだったんだけどー、もう今日の舞台を見て、アラヤンにやられちゃったのぉ! めちゃくちゃカワイイのよー、アラヤン!! 発声もしっかりしていて、役柄的にずっと笑顔だし……。わたし、舞台が始まったとたん、オペラグラスをずっとのぞき続けていると思うから!」

とのたまっていたのだが、その宣言どおり、開演と同時にオペラグラスを目にあてていた。舞台が終わった帰り道、「ごめんねぇ、lucindaにオペラグラスを貸せばよかったんだけど、ついついアラヤンを見たくてさぁ」と申し訳なさそうに言っていた先輩だけど、いえ、

――このシーン、見逃すものか!――

という気合というか気迫がひしひしと伝わってきてましたから!

本日の先輩とわたしの一致意見
「シロタンは、将来ファンファン大佐みたいになるに違いない」。
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