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実録・先輩のお買い物

 14,2006 18:19
夏コミに行く前日、仕事の打ち合わせと接待で遅くなることがわかっていたため、vivian先輩の好意に甘えて先輩の家に泊まった。「イベントの日の朝は早い」と脅されてもいたし。

買い物をする時はケダモノ化しているらしい先輩は、前日、カタログをめくりながら、付録の会場地図にマーカーでマッピングしていた。「はじめに東館に行って、テニミュをまわって、次にデップちゃんで……」などとぶつぶついいながら、真剣な表情でスペースを塗りつぶす先輩。おまけに、2日目のカタログ部分をメリメリっと引き裂いて持ち運びOK状態にし、「並ぶ時に暑いから」と、ペットボトルのお茶を冷凍庫に放り込む。

さすが! 並々ならぬ準備と気合ですね! 先輩。

9時半過ぎに先輩宅を出て、りんかい線に乗り込み、先輩の友人・Fさんと落ち合う。
「見てみて、lucinda。いつもはこの駅、土曜ならスカスカなのよ。なのに今日のこの混雑ぶり! ……ぜーんぶオタクだから!」
不敵に微笑みながら、いろいろ説明してくれる。仕事の荷物をコインロッカーに預けようとしたのだが、すべて使用済みだったため、やむなく持ち歩くことに。この時間帯にロッカー全滅って、すごいよな。

会場に到着すると先輩はFさんと別れて、さっそく東館へ。「地図は読めないくせに、この館内地図だけは間違いなく読めるのよねぇ」などと言いながら、無駄な動きをせずに目当てのサークルに真っ直ぐ足を運び、次々と華麗に本を買っていく。もちろん、先輩の手持ちの紙袋には、みるみるうちに本が増えていく。

東館のあとは西館に移り、さっさと買い物を済ませると、「財布の中身がヤバくなったから、もう撤退するわー」と、友人たちに報告し、撤収決定。その間、時間にして約2時間。早い。早すぎる。すごすぎる。

「財布がヤバいって……。先輩、ちなみに今日、どのくらい使ったんですか?」
「うーんと、2万は使ったみたい。昨日、ちょっと買いすぎたし、明日もあるしさぁ…(注:先輩は3日目も知り合いのサークルを手伝うことになっていた)。ああ、お金があったら絶対まだ買ってるわ。お金があったらねぇ…」
と答える先輩の両手には、本がぎっしりつまった紙袋が2つ。

――ケダモノ化の片鱗、しかとこの目で確認しました――。

vivian先輩の長年の友人で、先輩にタイチョーの素敵さを教えた張本人・Mさんは、これまたぎっしりと本が詰まった紙袋を持って現れ、「もう、ジャンプ系はすっごい並んでてさー」などといいながら、
「わたしなんて、仲間ウチではそれほどお買い物する方じゃないのよ。1万円ぐらいしか使わないもん」
と、よっこらしょと荷物を抱える。1万円も、個人的には決して少ないとはいえないと思いますケド――。
「それにしてもさー、今この瞬間にこの会場で、どのくらいのお金が動いてるんだろうねぇ!」
「1日20万人くらいが来場しているとして、1人1万円を使ったとしても、20億だよ! 1日に20億! そりゃ国税庁も目をつけるよね」
「まさか、趣味だと思ってたオタクの集まりで、そんな莫大な金が動くとは思わないよねぇ」
感慨深そうに話すvivian先輩とMさん。ウワサによると、同人関係に最近、査察が入ったらしい。たしかにこれだけお金が動いたり集まったりしていれば、国税庁も無視はできないことだろう。

「ところで、lucindaは何か買ったの?」
とMさんに尋ねられたけど、はい、買っちゃいました。恥ずかしながら、初めてのお買い物。それは高●薫の二次創作。「コミケ出店は最後」とかいうコピーによろめいちゃったんだけど、まあ、この世界に足を踏み入れたきっかけが高●薫だったことだし、義理立てとか操を立てるとかではないけれど、妥当な線じゃないでしょうか。

国際展示場駅までの道すがら、通り過ぎる人たちを見て、なんだかんだいって若者が多いな……と、思い出したように実感した。同年代に見える人もいるけれど、その人たちのほとんどはやはり、vivian先輩たちのように10代からハマっているのだろうか。だとしたら、どうして今さら、復活でもなんでもなく、いきなり30半ばになってこれにハマっちゃったんだろう。ハマっちゃう人がいるのはなぜなんだろう。いろいろ考えてきたけど、こうしてイベント会場に集まる人たちを見ていると、そのことが改めて、とても不思議に思えるのだった。
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Tags: イベントレポート

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