先輩ズがやってきた!

 23,2007 23:08
23日は、久しぶりのオタク合宿だった。しかも、うちで開催。

これまで、vivian先輩宅には何度も行ったことがあるし、miriam先輩のお宅訪問をしたこともある。だけど、不測の事態やら引越しやら何やらで、先輩ズがうちに来たことはなかったのだ。

ちょっとソワソワしながらも、どこかラク。なぜなら本を隠さなくていいから。今、部屋に出ている本はこんな感じなのだが…
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出しっぱなしで全然オッケー! ちなみにこれは、ベッドのそば。妹たちがやってくる時は、こいつらを隠すのに一苦労なのだ。じゃあ、最初から出しておかなければいいじゃん、と言われそうだが――いえ、そうしたいのはやまやまなんですが、これがねぇ…。いろいろ本を買ってきたら、やっぱりすぐ読める位置に置いておきたいじゃないですか。お気に入りの本もすぐ手に取れる場所に置きたいじゃないですか。そんなことをしているうちに、どんどん本は増えていくというわけだ。

ほかの本はラックや押入れに姑息に隠しているのだが、なんならすべて出しておこうかと思ったぐらい。だけどそうすると、先輩ズの座る場所がなくなることに気付き、思いとどまる。

先輩ズは午後にやって来て、まずは腹を満たしながらあれこれおしゃべり。わたしはモツ煮と大根のグラタンなどを用意していたのだけど、先輩ズからもチーズや鯛の燻製やパンなどをいただき、いつものように、テーブルはいっぱいになる。えーっと、全員があまりに空腹でがっついたために、写真は残っていません。どれだけ腹を減らしていたのか、わたしたち――。

そしておもむろに始まる借り物返却。合宿のたびにあれこれと借り受けつつ、以前借りたものを返すのが恒例になっているのだ。わたしが今回返してもらったのはこれ。
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おもにmiriam先輩から。そういえば、榎田尤利さんの本をさかんに貸し出していたっけね、わたし。合宿もけっこうインターバルが空くと、自分が何を貸していたのかわからなくなってくる。

同時に、新たな貸し出しも始まるのも恒例。今回、miriam先輩持参の「聖なる黒夜」の韮崎×練の同人誌を、vivian先輩に渡る前に読破。改めて聖黒ワールドに思いを馳せる。「誰か及川を幸せにしてやってくれないかなぁ」とvivian先輩がつぶやき、みんなで激しくうなずく。いやぁ、本当に幸せになってほしいんですよ、及川。「及川と加納(村薫の合田シリーズに登場)が語り合う本はどうですかね」と提案してみたが、「あの2人は語り合ったりはしないんじゃない!?」と言われ、それもそうか…とあっさり納得してしまう。こういうアホな会話を大真面目にできるところが、合宿の楽しいところ。

vivian先輩の北米旅行土産である、アメリカの書店で売られていた「西洋骨董洋菓子店 4巻」「ラ・ヴィ・アン・ローズ」「鋼の錬金術師 11巻」も見せてもらった。
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ちょっと版型が大きいけど、表紙はそのまんまって感じ。念のため、「西洋骨董洋菓子店 4巻」と「鋼の錬金術師 11巻」の内容は、オリジナルと同じボリュームなのか確かめたら、同じだったらしい。

だけど、開いてみて英語が連なっているのを見ると、なんだかちょっと雰囲気が違う。
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タイトルの日本語は残しているみたい。でも当然、フキダシはすべて英語。
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見覚えのあるシーンも、全部英語で語られてる!<当然。

オリジナルから削除されたページは一見してなさそうではあったが、あることに気がついた。「カリカリ」とか「のそ」とか「バタン」とかいった擬音語・擬態語、いわゆるオノマトペは、日本語表記を残しつつ、それに呼応する英語がルビのように表記されているのだった。例えばこんな風に。
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わかりづらいけど、「カリカリ」という日本語に「SCRIBBLE SCRIBBLE」という英語がついてます。

それにしても――こうして見覚えのある絵に英語フキダシがつけられているのを見ると、なんだか絵柄が、ものすごく「日本」というか「アジア」ぽく思えてくるのが不思議だ。日本語のフキダシがついていたらそんなことには気がつかなかったはずの、「日本らしさ」あるいは「アジアらしさ」。キャラが全員、黒髪・黒目だからとか、詰襟を着ているからだとか、そんな理由だけじゃないと思う。なんというか……見たことのあるアメコミより線が柔らかく繊細な感じというか……。

「ほら、ここ見て! 『ラ・ヴィ・アン・ローズ』の方は『YAOI』って書かれてるでしょ!?」

vivian先輩に言われて見てみると――確かに、書かれています。
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「June Yaoi Manga」。この表記があるのは「ラ・ヴィアン…」のみ。本のお値段は$12.95。「西洋…」も同じ値段。はがれんは$9.99だった。もしかして、「ラ・ヴィアン…」も「西洋…」も、日本での版型はB6なので、同じ価格なのだろうか。それとも、Yaoiやゲイテイストが盛り込まれているために年齢制限が設定されたゆえの価格高めなのだろうか。それにしても……わざわざ「Yaoi」とつけるほど、いろいろな作品がアメリカに渡っているということだと考えると感慨深い。そして、$12.95はともかくとして、$9.99という微妙な価格がどうにもスッキリしない。$9.99だったら、いっそ$10でもいいじゃん!? まあ、いろいろな理由と根拠とに基づいた結果なんだろうけどさ。

これ、と思った本はすぐさま読み始め、沈黙状態が続くのは合宿のお約束。3人も人間がいるというのに、少なくとも20分くらいは誰も何もしゃべらず本を読み続けることがある。そして不意に我に返って話をし、また読書に戻る。それがいつもの自分の部屋で展開されている様子は、なんだかひどく滑稽で非現実的な感じ。先輩ズは、これまでの合宿でこんな感慨を抱いたのかしら。

結局、先輩ズが帰り支度を始めたのは23時ごろ。翌日、誰もが予定を入れていたので宿泊はできなかったけど――オタク話を自宅でできる開放感というものを、存分に感じてしまった。

うーん、これはラクだ――ラクだけど……。

先輩ズが帰った後の部屋は、妙に寒々として「祭りの後」という感じ。ちょっともの寂しい。先輩ズ宅からは遠めの我が家だけど、どうぞまた遊びにいらしてください……。
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