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ガマンは解禁?

 16,2007 19:06
思えば過去2ヵ月、やむなしとはいえ妹宅に居候させてもらうからには、BL系のお買い物はセーブしなくてはと、自分に言い聞かせていた――ま、ちょこちょこ買ってはいたけども。

しかしいろいろ用事があって池袋に出かけた金曜日。

…ああ、今日から新居に完全移行だなぁ…
…しかも明日から3連休か…

そんな感慨にとらわれて、迷わず乙女ロードに立ち寄ってしまったのだった。

今回のお買い物。これでも、今月末にはJガーデンに行きたいと思っているので、ほどほどにとどめたつもり。

P9180090.jpg

山田ユギさんの、「山田靱」名義の作品「キビしいのである。」をゲット。巻末の、高口里純さんや神楽坂はん子さんなどのコメントが面白かった。あとは、絶版になっていた「男伊達 恋のからくり」も発見してちょっと嬉しかったな――今、時代モノにちょびっとハマってるんですよ。

お買い物を気兼ねなくできるのも幸せだけど、何よりも幸せなのは、家に持って帰ってから、心おきなく本を出しっぱなしにできること。ああ、なんてラクなんだ……。

ところで、収納グッズを見ようと立ち寄った東急ハンズ池袋店では、1Fで、エヴァンゲリオンのデカいフッギュアや、綾波レイの特大パネルなどが展示されていた。エヴァ関係のグッズも並べられていて、大勢の人が足を止めて見入ったり、記念撮影したりしていたけど――今、エヴァの映画が公開されているとはいえ、なんだかオタクの熱気をちょこっとだけ感じてしまった。池袋、乙女ロードのおかげで腐女子が目立っているとはいえ、アキバに負けず劣らずオタクの匂いが強い場所のような気がするなぁ……。


これ、この前アップした「BOYS エステ」のスピン・オフ的作品「BISEXUAL」。もとさんのコメントを読んで、どうしても読みたくなって買ってしまった。

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真崎 総子

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中学1年の敷島七里は、父の親友の息子にして剣道部の先輩・名糖吉馬に「つきあおう」と迫られる。吉馬はバイセクシャルだと自認しているが、七里は相手が男だということに戸惑いを隠せない。そんなある日、吉馬の元カノ・かすみから告白されるのだが。

――いやぁー…、もとさんのコメントから、ある程度はわかっていたつもりだったけど、コレ、本当に軽い。吉馬のように、中学生でバイセクシャルであることを周りに公認されるなんて実際はなかなかないだろうし、親もそんなに達観できないんじゃないと思うけど……。でもそこはマンガ、そんなことはあっさりクリアして、無邪気に「七里が好きだ」とか「吉馬と別れたくない」とか「吉馬の元カレ(カノじゃない)に嫉妬した」とか言っている。一番クラクラしたのは、吉馬とつきあっていたレイナ(女)が、七里の友達・葉月(女)とつきあうことにしたというところと、吉馬と七里が実質的には異母兄弟だとわかっても、吉馬があまり深く考えずに関係を続けていこうとするところかもしれない。みんな中学生なのに……というか、こんな中学生って……ちょっとヤだ。

miriam先輩は、少女マンガ作品「ニューヨーク・ニューヨーク」は「BLではなく、あくまでも少女漫画。なぜならケインとメルが男×女でも成り立つから」と言っていたけど、じゃあ、「BISEXUAL」はどうだろう? 吉馬はともかく、七里は「同性を好きになった」ことに、一応戸惑い、葛藤する。この部分、男×女にはすりかえられないかもしれないが、かといって、ゲイマンガともいえない。なぜなら、同性同士という「葛藤」が、不倫とか近親相姦とかでも成り立つような気がしないでもないから。ま、近親相姦でも、吉馬は気にしていないようですけど。

ともかく、この作品もある意味、「人間の本質的な愛やつながりを作者は描きたかった」(by miriam先輩)のかもしれません。――それにしては、あっさりさっぱりな雰囲気だけどね。

作品中、キャラがしょっちゅう二頭身で描かれていて、軽さと淡々さを強調していたような気がする。うん、これが「濃いタッチ」かつ「いつでも八頭身」の絵柄なら、胸焼けして最後まで読めなかったかもしれない。

そうそう、ドラマでは、吉馬と七里は、「幼少時に片親を亡くしており、将来は親の事業を継ぐプレッシャーを抱えた似た者同士」という設定になっていたけど、「BISEXUAL」では、どちらも両親が健在だった。これから、どちらも親を失くしてしまうのかしら――それともあの設定は、ドラマオリジナル?

しかし、少女マンガも堂々と、というかさも当然のように「バイセクシャル」を出すようになってるのねぇ…と、妙に感心してしまった。まさかこういう作品あたりから、やおい・BLに転んでいくか否かに分かれるわけじゃ……ないよね。
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Tags: 真崎総子 少女マンガ バイ

Comment 4

2007.09.20
Thu
16:51

アラスカ #JalddpaA

URL

>「男伊達 恋のからくり」も発見
>今、時代モノにちょびっとハマってるんですよ
時代物はともかく、それを神崎さんに求めて大丈夫かしら!?。しかも、男伊達シリーズは全3巻ですよ~。
万が一気に入って、続きをお求めでしたら、声をかけてくださいね。実は私もコンプしたとはいえ、まだ全部読み通してないのです。

編集 | 返信 | 
2007.09.20
Thu
23:44

lucinda #-

URL

そうなんですよね…。男伊達シリーズ、アラスカさんのレビューを読んで読みたくなって、7月にアマゾンで注文したんですが、3作目だけ8月末に届き、いまや1冊目は絶版、そして2冊目は10月にならないとどうなるかわからない…という状況のようです。

そんな中で見つけた1作目。3作目の「恋の辻占」が、個人的にはわりとイケたので、速攻買ったのですが、これも大丈夫でした。たしかに、語り口とか設定とか、かなり独特ですよね。神崎さんのほかの作品を読んでいないのですが、ほかのもちょっと変わってる雰囲気なんでしょうか…。

アラスカさん、まだ全部読んではいらっしゃらなかったんですね……だ、ダメでしたか…!? わたしはあと2巻目だけですが、コンプしたいと思ってます。

編集 | 返信 | 
2007.09.24
Mon
00:00

もと #4pDgvQA2

URL

あ~!そういや、lucindaさんの萎えポイントの兄弟が入ってましたね!
ウッカリ忘れてた。すいません・・・。
内容はなんか不思議世界ですよね。「それは無理だろう!普通に考えて!」的なの多いし、結構ストーリーに穴があるなぁと思いつつも、何故か好きなのは、あの淡々とエロいところなんだろうかなぁ。
力の入ってないエロと言うか、逆に言うと常にエロい事を、悪びれもせずに考えてて、歯を磨くみたいにセックスする二人が、子犬のじゃれあいのように見えて、でもかえってエロく感じちゃったんですよね~。
この人のマンガに出てくる人はとにかくペラくてエロいんで、いつも不思議なんですよね~、なんかこう、色々思考が読めないというか、そういう感じで。
全然自分の考える「何か」と違う異質感が、新鮮で楽しいのかもしれません。

編集 | 返信 | 
2007.09.25
Tue
13:41

lucinda #-

URL

いやいや、このくらいなら平気です。というか、あまりに淡々とサラリと出てくるので、イヤとかダメとか感じる隙もなかったというか。本当に不思議な雰囲気のマンガでした。

>逆に言うと常にエロい事を、悪びれもせずに考えてて、歯を磨くみたいにセックスする二人が、子犬のじゃれあいのように見えて、でもかえってエロく感じちゃったんですよね~。

なるほど。歯を磨くみたいに…っての、たしかにそうかも。わたしは、思ったほどエロいとは感じなかったんですが(それこそ、あまりにもさらっとしていたせいかも)、でもわたしも、この作品、嫌いじゃないですね。キャラやセリフにものすごく共感するというタイプの作品ではないけど、うん、もとさんがおっしゃるように、異質感が新鮮で楽しい感じ、というのが、ピタッとくるような感じです。

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