慣れとは怖いもの

lucinda

妹宅に避難する生活も3週間目。必要最低限の着替えや化粧品などをボストンバッグにまとめて、ちんまりとおとなしく暮らしているつもり――ではあるのだけど、そうはいっても、息抜きとか気晴らしは必要だ。誰にも迷惑をかけず、誰からも邪魔されず、地味に、静かにできる息抜き&気晴らし――って、相も変わらず、それはBL作品の読書なんですけどね。

ともかく、持ち込む本はボストンバッグに入る量にとどめようと自ら律し、当初こっそりとバッグに忍ばせたのは、積読状態だった3冊。読み終わったら、アパートにまだ眠っている別の積読本と交換すれば、積読本も減らせるし効率いいじゃん! などとほくそえんでいたのだが。

秀香穂里さんの買いそびれていた新刊を2冊買い
萩野シロさんの新刊を買い
鳩村衣杏さんの新刊を2冊買い
愁堂れなさんの新刊<マグロ漁船>を買い
前から気になっていたコミックも思わず買い

――気がついたらボストンバッグに、10冊ぐらい入っているのだった――。

妹や、赤ん坊であれこれ触りたがりの姪に見つからないように、気を付けてはいるけれど――当初のあの謙虚な気持ちはどうした、わたし!?

さらにいえば、自由にPCが使えないため、インターネットはほとんど職場で行っているのだが、以前はせいぜい、自分のブログをこっそり更新するぐらいしかしていなかったというのに、今のわたしときたら、ブログの更新はもちろん、腐女子系お気に入りサイトまでもコソコソとチェックしているありさまだ。後ろは通路を挟んでいるとはいえ、見ようと思えばhewieからも、上司からも画面が見える非常にスリリングな位置だというのに――。

萌えと癒しの前には、危機感も次第に鈍るものなのか――慣れって、恐ろしい。ま、とはいっても、やっぱりちょっと落ち着かないんですけどね。早く引越しして、誰に憚ることなく、読書とネットを思いっきり楽しみたいわ――。
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Posted bylucinda

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