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今月の表紙買い6/この愛を喰らえ、発情、夢の果てまでも

 28,2007 11:55
さて、「今月の表紙買い」。――ていうか「先月」じゃない? という感もなきにしもあらずだが、もともとその辺り、曖昧なので、never mind!――ってことで、どうぞひとつ、よろしくお願いします。

この愛を喰らえこの愛を喰らえ
李丘 那岐

幻冬舎コミックス 2007-05
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鋭(えい)はヤクザの家に生まれたが、父である組長の死とともに組を解散、小料理屋の主となって2年経つ。鋭の店には、元組員や隣接する緋賀組和歌頭・颯洵(そうじゅん)がやって来て賑やか。颯洵とは子どもの頃からの知り合いだが、ある日、彼に押し倒されてから、次第に意識し始める――。

表紙の左側、短髪で和服の彼・鋭に惹かれたのと、この絵にタイトルの赤が妙にレトロな感じがして買ってしまった1冊。えー、わたし、赤がピンポイントで使われている表紙にヨワい、と認めます。ついでに、どっからどうみてもカタギじゃなさそうなこの表紙と、背表紙のあらすじを読んでなお購入した自分は、やはりBLにおいてはヤクザスキーなのだと認めます。ええ、認めますとも!

表紙絵がけっこう緊張感が漂う感じ…というか、「なんか文句あるんか、あぁ?」とガンつけられている雰囲気なので、ストーリーはシリアス&バイオレンスなのかと思いきや――なんだか、時にコメディタッチな人情モノなのだった。そうね……ヤクザというより「任侠」な感じ。

鋭は、颯洵はもとより解散した組の若頭をはじめとした元組員たち、異母弟、鋭が営む小料理屋の常連のホステスからとっても愛されている、「短髪で強気だけど総受け」な、ずばりツンデレ。でも人情に篤く、そこがもしかして、作品全体に漂う昭和な雰囲気のモトなのかなぁ……。

対して颯洵は、めちゃくちゃ屈折したオレ様キャラ。ツンデレ受けとオレ様攻め――ハブvsマングース(古…)的な組み合わせだけど、この作品では、颯洵の勝率が若干高め、かも。

ストーリーを盛り上げる事件は鋭の異母弟の今さらな反抗期だし、まあ、なんだかんだいって、幸せそうです。李丘さんの作品は初めてだけど、こういう作風なのかなぁ…と、ちょっと興味を持った。今度、違う作品を読んでみる予定。

発情発情
岩本 薫

リブレ出版 2007-04
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生真面目な高校の数学教師・立花と、ヤクザの息子だが「学園始まって以来の逸材」神宮寺。立花は不登校中の神宮寺を家庭訪問するが、飢えた獣のような神宮寺に犯されてしまう。その神宮司には、大きな秘密があり――

「岩本薫史上最高のエロスラヴ!」というコピーにも煽られ、ついつい買ってしまった1冊。エビリティシリーズも結構エロいと思うけど、それを超えているのか――。

ドキドキしながら読んでみたのだけど、とくにエロシーンがやたら多いとか濃い、という印象はあまり感じなかった。ただ――そういう「秘密」でしたか!と、ちょっとビックリした。神宮寺、文字通り「獣」に変身するのだ。人間よりもむしろ、獣の神宮寺を真直ぐ受け入れる立花に、神宮寺が惹かれるのもムリはない、「美女と野獣」なストーリー。

でもさー…「学園始まって以来の逸材」といわれる神宮寺が、よもや男が妊娠しないということを知らないってのは、ありえないと思うよ……? 妙に最後のその部分に引っかかりを覚えたわたしなのだった。

夢の果てまでも夢の果てまでも
神楽坂 はん子

芳文社 2006-01-30
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コンプレックスに縛られたお坊ちゃま・創(そう)と、創を見守るクールな運転手・輿水(こしみず)の不器用な関係は、いつしか恋になっていたが――。

初・神楽坂はん子さん作品。表紙絵の色味が好き。あ、ここにも赤が使われてますね。

表題作もいいけど、印象的だったのは、国税庁の審査官と、国税庁がマークしている代議士の秘書の話。実は高校の同級生で、ちょっとだけ体の関係があったという設定の二人。それが、代議士の脱税容疑がきっかけで再会する。

なんだかこの設定の硬さ、雰囲気、高村作品を連想しちゃうわ――って、神楽坂さんが、高村ファンだと知っているから、そんな風に思ってしまうのだろうか。

着ぐるみを着て愛を告白する「雨の日はしょうがない」「晴れた日には空を見る」の作品も可愛くて好き。そうか、神楽坂さん、こういう作風な人なのか――と妙に感心しながら読んだのだった。

今月は、「これから読んでみたい作家さん」が集まった感じ。作者買いするタイプなので、ついつい、よく知っている作家さんの作品を買いがちなのだ。それはそれでハッピーなのだけど、「好きな作家さん」が増えるとより嬉しい気がする。

来月は新たな「お気に入り」の作家さんができるかしら――。
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Tags: 李丘那岐 岩本薫 神楽坂はん子 九號 如月弘鷹 警検麻ヤ 表紙買い 複数レビュー

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