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忙しい時ほど良質のモノを

 28,2007 02:10
久しぶりに、vivian先輩と打ち合わせに行って来た。その打ち合わせが、なんだかもう、予想外のことの連続で――「2時間もあれば終わるんじゃない?」などとタカを括っていたのに、先方の都合に振り回されて、終わったのは結局4時間後だった。

だが、しかし。途中、担当者に何かを確認しにやって来た先方のスタッフが、妙にキャラ立ちしていて――なんというのかしら、一見、浅黒い肌をした筋肉質っぽい外見なのに、妙に物腰の柔らかい仕草と話し方をし、チラリと気怠気な目線でこちらを伺う感じのその姿が、たった1分ぐらいしかその場に居合わせなかったというのに、強烈に網膜に焼きついたのだった。

「先輩、途中でいらしたスタッフの方、なんだかすごく印象的で……」

打ち合わせが終了した道すがら、そう切り出したら、

「わたしもそう思った! あの人、バレエダンサーみたいに、手首を直角に曲げて指先をピンと伸ばしてたよね!?」

と、vivian先輩も、もの凄い勢いでうなずいてくれたのだった。――ああ、やっぱり先輩も気づいていらっしゃったんですね。しかも、手首・指先あたりに気が付くなんて。ひょっとして、本当にダンサーだったりしてね。



打ち合わせ後、利用した地下鉄が神保町で停まることをいいことに、またしてもオタク系書店に寄ってきた。というか、打ち合わせであまりにも疲れ、「もう本でも買わなきゃやってられない」的気分になっていたともいえる。

「この前買った本が、あまりにつまんなくて、あったま来ちゃってさー!!」「あー、わたしもそういう本があって、買ったのをメチャクチャ後悔しましたよ!!」などと話しながら、それぞれお買い物をしたのだけど。

vivian先輩と意見が一致したのは、

忙しければ忙しいほど、BL作品を読む傾向にあるのではないか?

ということ。スラスラっと読めるわりにはそこそこ楽しめて、束の間気分転換できるBL作品は、格好の癒しといえるのだ。少なくとも、先輩とわたしの場合は。

「それなのに、なんかノれなかったり、文章がヘタだと思うと、ストレスが増える感じしない!?」
「なんでこんなん買っちゃったんだろう!? って、自分を責めたくなります」
「うんうん。だけど、一応最後まで読んでみるか、ってんで、結局最後まで読むんだけどさぁ……ハッキリいって、倍疲れるんだよね」

そう。疲れている時ほど、忙しい時ほど、BL作品を読んでしまうわたしたちとしては、「この展開の意味がわかんない」とか「文章がクドくて退屈」とか「文法的にメチャクチャ」などと内心突っ込まずに、せめてストーリーのラストまで、「読む気」を失わせない作品であってほしいのだ。

つまりは、忙しい時ほど、「旨い」あるいは「巧い」作品を求めているということになるな。トンデモ系などの作品は、心の余裕のある時に読んで、やんわりと突っ込みたい。

――なんだか、エステティシャンやマッサージ師に求めるモノに似ている気が、ちょっとだけする。やっぱり、「癒し」だからかしら?

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