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ダイレクトでエロくて、笑える感じ

 28,2007 19:57
仕事帰り、大きな書店に寄ってきた。はい、「交渉人は黙らない」「DEADHEAT DEADLOCK 2」「RULES 2」を買うためです。一気に買おうと、仕事も前倒したもん。また1件、急ぎの仕事が入ったけども。

あいかわらず、いろいろな本があるなぁ…と思いながら新刊コーナーを見ていたら、偶然、目の前にあった本の文字が飛び込んできた。

「性感帯特集」(リブレ出版)
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――これ、たしか初めて見たのは、もっと前だと思うんだけど――見た時には、この言葉のカゲキさにのけぞりそうになったものだ。あまりにもダイレクト。あまりにもわかりやすすぎだって!

そんなことを思いながらコロッと忘れていたのだけど、今日、ふたたび目にして、ふと、ほかの同系列他ジャンル――つまり、男性向けエロ雑誌とか、レディコミとかの、強烈な特集名やキャッチコピーと比べてみたら、面白いかも…と思った。そんなことを「ふと」思うわたし自身が、ちょっと自分でもどうかと思う。根本的にヒマそうなヒトにしか見えないな、わたし……。

ところで「性感帯特集」の「b-BOY Phoenix」、雑誌ではなくてコミックなんですね。調べて初めて知った。しかもこれまで「不細工特集」「ツンデレ特集」「絶頂特集」もやっていたんですね。ちなみに次のお題は「びしょぬれ特集」ですよ。びしょぬれ……ちょっと変化球っぽくきたな…。

さて、レディコミと男性向けエロ雑誌やコミック、いろいろ調べてみたんだけど、1時間弱ほどの調査結果は以下の通り。

まずレディコミ。ざっとみたところ、宙出版のものが面白そうな感じ。とくに「別冊ハーレクイン」の特集名が、なんだか印象的。別に直接エロではないのだけど、なんというか、キャラを設定する言葉の選択が絶妙というかなんというか。

「特集 御曹司」(別冊ハーレクイン vol.9)
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わかりやすい。なんか女の野心と期待をビリビリ感じる。乗馬服みたいないでたちで、片手にフルートグラス(恐らく)。ブランデーグラスだと、きっとオヤジっぽいんだよね。多分ね。

かと思うとvol.8は「砂漠の君主」ですよ。レディコミ界でも、アラブは人気なんだろうか。そのほか、vol.5の特集は「恋人は社長さん」、vol.4は「貴族」と、男性キャラのバックグラウンドをズバリ出すのが慣わしなのかと思ったら、それはどうやら、最近の傾向みたい。最初のころは「異国の恋人たち」とかだし。ということは、今は男性キャラのバックグラウンドを出す方が人気ってことなんだろうか。バックグラウンドっつったって、えらくセレブな感じですけど。

レディコミには実話系というか、嫁姑のドロドロした葛藤などを描いているジャンルがあるけど、同じ宙出版の「ご家族トラブル身内のねたみ」なんて、絵を見るだけで怖い。
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うーん、一方でドリーミーな結婚を謳い、一方で人間関係のしがらみを露悪的に曝し――この振り幅がレディコミって感じ。

さて次に男性向けエロ雑誌。しかしこれがけっこう苦戦して、なかなかグッとくるものが見つからないのだ。だって――「性感帯特集」のあとに見ると、「人妻不倫」(笠倉出版社)なんて、フツーに見えて仕方ない。わたしがあまりにもカゲキな文言に慣れすぎってこと!? ――と焦っていたら、こういうものを見つけた。

「熟れ妻―三十路の情欲 特選官能小説誌」(竹書房)
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「特集」こそ入ってないが、何人かの作家によるアンソロジー。「熟れ妻」かぁ……あるいは「三十路の情欲」……しかし30代って、世間的には「熟女」なんだろうか? そういう人もいるんだろうけど、どうも自分を含めて周りが「熟女」なのかといわれると、ピンとこない。これはもしかしたら、BLでよく見かける「オヤジ」設定が「30代」であることへのかすかな違和感に通じるものがあるかもしれない。ただ単に、自分が30代当事者だからピンとこないだけ、という話もあるけど。

この「熟れ妻」のほかに、やはりアンソロで「禁忌の疼き―特選官能小説誌」もみつけたのだけど、さて、どっちのタイトルがスゴそうか――そんなことを考えていたら、vivian先輩から仕事のことで電話がかかってきた。

ひとしきり話したあとで、もらった電話だというのに、「先輩、今から読み上げるタイトル、どっちが『うわっ!』って感じか教えてください」と頼みこむわたし。先輩は「えー!?」とかいいながら、きちんと聞いてくれた。

「わたしは、『禁忌の疼き』かな。――あ、でももしかして、それって、近親相姦系!?」
「えーっと、紹介文によると、義母とか義弟とかでてきますね。母と息子も……」
「あーっ、やっぱりそれは読めないわっ! そうすると『熟れ妻』かなぁ。インパクトは『禁忌』だけどね。でも男の人はチラリズムがいいんじゃないの?」
「なるほど……ではレディコミはどうでしょう?」(ここで調べた結果を報告)
「ああ、ねぇ。どっか生々しいのよね、レディコミ。やっぱりBLはファンタジーって感じよね」

――簡潔かつ的確なご指摘、恐れ入ります――。

まあ、そういうわけで、結局何がなんだかわけがわからなくなってしまったのだが、個人的には、「性感帯特集」を超えるダイレクトかつエロかつ笑える特集名は、今回他ジャンルでは見つけられなかったような気がする。BL、なにげに、ほかのどのエロジャンルよりも、煽り文句が過激なのかもしれない。

――と思ったら、ゲイ雑誌はがんばってました。古川書房の「G-men」。月刊誌。ちなみにアマゾンのリンクは、18禁指定になっているため、ここに貼れません。でもわたしが「うわっ」と思ったのは、この特集名。

「犯るガテン」(4月号 No.133)
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「穴塾」(3月号 No.132)も、インパクト大。うーん、ダイレクトかつエロくて、個人的にちょっと笑える――。

それにしても、「おおっ!」と思ったのが、BLとゲイ雑誌って――うーむ……。
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Tags: 腐女子 ゲイ サブカル エロ

Comment 4

2007.03.01
Thu
01:21

明治 #-

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ネタはつきないのでしょうか(笑)

お久し振りです。
リブレさんのアンソロは、毎回“いろんな意味で”そうきたか!っていうものばかりで、なかなか面白いです。
けどこの「b-BOY~」シリーズ、リブレ以前のBYBLOS時代から続いてるんですよね。
始まりは無印だと思うんですが、zips、LUVとシリーズ(?)になってました(笑)
昔から特集名は「え!?」っていうものがたまにあって、「刑事(デカ)」や「医者」「年下攻」などお馴染みな感じのテーマに混じって「乱*交」なんか(伏せる代わりにアスタリスクを)があったりして、びっくりしました(笑)

フェニックスの中でも私は「不細工特集」を持ってるんですが、おすすめですよ~。
志水ゆきさん、国枝彩香さん、草間さかえさん、木原音瀬さんも載っていますよ(^^)

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2007.03.01
Thu
18:47

lucinda #-

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どうもです。
わたしも、今回検索して、リブレさんのアンソロにはいろいろな特集があるんだなぁ…と感心しました。持ってくる言葉が、絶妙というかなんというか……(笑)。それも昔からそうだったんですね……。
「不細工特集」、あちこちのレビューで好評ですよね。今度読んでみようかなぁ…。

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2007.03.01
Thu
23:22

miriam #SFo5/nok

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BLもですが、レディコミも男性向けもいろいろと煽り文句を考えるのが大変そうですね。
っていうか、編集会議で真剣に「じゃあ次の特集は【びしょぬれ】で」とかやってるかと思うと、おかしいやら微笑ましいやら・・・(笑)
まあ雑誌のタイトルは目を引いてナンボ!ですから、どの雑誌も煽り文句が過激になっていくんでしょうねえ~(笑)

編集 | 返信 | 
2007.03.02
Fri
03:37

lucinda #-

URL

そうそう、その煽り文句を考える編集会議を想像するとおかしいですよね。いっぺん、こっそりのぞいてみたいもんです。作家さんとの連絡でも、電話で「性感帯の原稿ですけど」とか言ってるかもしれません。表情が大真面目であればあるほど、面白いなぁ……。

煽り文句が過激すぎると、これまたレジに持っていくのに、勇気がいりますよね。過激な表紙絵の場合と同じように。ひとつの試練って感じです。

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