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とうとう書籍に手を出した

 09,2006 23:18
エスエス
英田 サキ 奈良 千春

大洋図書 2005-02-10
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毎度登場の、vivian先輩超オススメ小説。現在のところ、シリーズ3作目まで発売中。

扉絵とか、中のイラストの過激さにギョッとしたけど、ストーリーはとても面白かった。いや、イラストもステキなんだけど、これはちょっと、電車の中では開けない……。

情報収集活動を行う刑事と、彼の情報協力者=エスの危うい関係。刑事はヤクザの大物であるエスから、かなり有益な情報を得る代わりに、その対価として自分の身体をエスに与えている。本当はお互いにとても好きなのに、それぞれの立場に縛られて本当の気持ちをさらけ出せない――。

なかなかうまい設定だと思う。なんていうんですか、ただ単に相思相愛&ラブラブモード・ストレート一本投げではなく、ヒネりのあるおかげで、読者をハラハラさせてしまうあたりが。

下世話なたとえ方をすれば、メロドラマの王道設定なんだけど、メロドラマだろうが古今東西の名作文学作品だろうが、登場人物たちの本心が伝わっているようで伝わっていない、さらけ出したくてもさらけ出せない、という状況は、どうしてこれほど読者の胸を切なくさせるんでしょうねぇ……。

文章の、ちょっぴり生硬なトーンも、この設定にぴったり合っていると思う。

この作品、実際に大阪府警の元刑事がエス工作について書いた手記を、参考資料にしていたらしいのだが、その手記も読んでみたい。ぜひぜひ(いろいろ調べてるんだけど、まだ見つかってない)。

そしてシリーズ最終作が今年の秋に出る模様。たーのーしーみー!!

……しかし、「やおい・BLはネットだけで腹いっぱい」とか書いたくせに、とうとう書籍の領域に踏み込んじまったよ。このままなし崩し的に書籍の沼に引っ張り込まれていくのかしら、わたし……。
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Tags: 英田サキ 奈良千春 警検麻ヤ

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