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源氏物語でやおい

 25,2006 14:47
「BL新日本史」をvivian先輩に貸したところ、「一気に読んじゃった!」という感想が返ってきた。気に入っていただけてなによりです。

「たしかにlucindaの言うとおり、院政のところはびっくりしたわー。んもう、高校の時とかに知ってたら、もっとわかりやすかったのに」
ホントにそうですよね。ただでさえ複雑な院政期。それにはあの、人間関係の絡まりも影響しているに違いありません。

「でもさ、源氏物語の空蝉のところは、思わずガッツポーズしちゃったわよ。源氏は空蝉の弟を抱くのに、『あさきゆめみし』ではあれ、妹になってるのよね」
「へぇぇ……。よく覚えてますねぇ…」
「じつは高校の時の古典の先生が、すごく源氏に詳しくてさー。『源氏って、結局マザコン&ロリコンな男ですよね』って言ったら、『うーん、でも源氏は女だけつきあってたわけじゃないんだよ』と、教えてもらったわけよ」

なるほど。そういうやりとりがあったなら、覚えていても不思議ではないな…と思っていたら、先輩はニヤリと笑って高らかに言った。
「その話を聞いて、当時すでに腐女子だったわたしは、心の中でガッツポーズをしたね。だってさあ、どうみても、源氏と頭中将はアヤしいって!」
「へ、源氏と頭中将!?」
「考えてみてよ、普通、いくら仲がいいからって、流された明石まで会いに行く!?」
「あー……たしかに……」
「夕顔のことだってさぁ。頭中将が好きだったと聞いて、彼女に興味を持ったわけでしょ、源氏も」
「うーむ……そうですね……。それをいうなら、末摘花も、2人で競いあいますよね。なんかお互いにすごく意識してますよね」
「そうそう! もう高校の頃から、わたしの中では、頭中将×源氏だったからね」

――考えてもみなかった、そんな組み合わせ。「あさきゆめみし」のやわやわとした絵柄に幻惑されていたけれど、言われてみれば、うなずけることばかり。そうかー、頭中将と源氏かぁ。なんだか、匂宮と薫もアヤしいような気がしてきた。

しかし、いくら高校時代にすでに腐女子だったとはいえ、そこでそんな妄想をするなんて、さすがvivian先輩。ほんとに先輩には頭があがりませんわ。

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Comment - 6

2006.12.27
Wed
01:10

もと #4pDgvQA2

URL

空蝉の弟のくだりは、私は江川達也の源氏物語で知りました。
そおおおおだったんかぁ~~~!!ってびっくらこきました(笑)
意外と古典には同性愛の話が出てくるようで、野次喜多もそうだけど、有名なのには、徒然草もありますよね。
徒然草の男色話は、高校の時に何故か知りました。教科書には載ってなかったんだと思うんだけど、先生が教えてくれたんだろうか? その辺曖昧。
空蝉も教科書に載ってたか習ったかだったのに、弟の部分は上手い具合に抜かれて習った記憶があります。
どっちにしても、江川達也の源氏物語を読むと、こんなえっちな小説、学校でやっちゃだめでしょ!って気分になるほどですよ(笑)
それにしても、先輩はさすがですね~~! 私も考えた事なかったけど、でも、深読みすれば確かに!って感じですよね。凄いわぁ~、また更に源氏物語が楽しくなりました(笑)

編集 | 返信 | 
2006.12.27
Wed
01:28

lucinda #-

URL

江川達也の源氏ってのを、今初めて知りました。
そう、ヤジキタは、2人がデキてるということは知ってたんですが、徒然草はねぇ……じつは、これも同性愛ムードムンムンだと知ったのは、「BL新日本史」なんですよ。

源氏は、かなりエッチだし、また、人間の業というか、因縁というかが描き出された傑作だと、改めて思います。でもまさか、ホモが絡んでいるとは思わなかった!(笑)
誰か小説で、そのあたり、翻案してくれませんかねぇ…。

編集 | 返信 | 
2006.12.28
Thu
13:34

もと #4pDgvQA2

URL

徒然草って、書いた人がお坊さんじゃないですか。だから、稚児文化がそのまま普通に書かれてる感覚ですかね。
うお!って思ったのは、稚児によるフェラ場面?的な描写を連想させる記述ですかね(はっきりとはかかれてないけど、状況がかかれてて、それは・・・と思わせる感じなんですよ)
なんてやばいんだ、日本の古典。でも、有名どころはどれにもエロが入ってたんじゃないんだろうか?って思ったりします。

編集 | 返信 | 
2006.12.29
Fri
01:24

lucinda #-

URL

そうだったんですね。
言われてみれば、稚児がいますもんね。なるほどー。

>稚児によるフェラ場面?的な描写を連想させる記述
そんな記述まで! すごすぎます。
古典は、わりと性についておおらかに書かれているとは、いわれますよね。今の認識や感覚とはかなり違うっていうところ、知ってるのとそうでないとのでは、古典への興味に大きく差が出そうです。
学生さんは、興味を持ちそうだけどなぁ(笑)

編集 | 返信 | 
2006.12.30
Sat
01:38

うがけー #VWFaYlLU

URL

こんばんはv
ワタクシもかつては頭中将x源氏に嵌りかかりましたクチです(笑)
橋本治氏の描いた彼等はチラりずむないい感じでした!

西洋の影響があって現代では男女の性差が意識されて
歴史の中のBLorMLが特殊に扱われてしまいますが、
昔こそ男女の性差意識は子産みの程度でしかなかったんではないかと…;;
その辺りの変遷も調べれば面白いかもしれませんw

編集 | 返信 | 
2006.12.31
Sun
01:23

lucinda #-

URL

あらー、うがけーさんも、頭中将x源氏だったんですね。
橋本治氏の源氏、途中までしか読んでなくて…てか、途中で挫折したのですが、今なら、挫折せずに読めるかしら…。

>昔こそ男女の性差意識は子産みの程度でしかなかったんではないかと
ああ、たしかに。そんな気がしますね。認識が変わったのは、やはり近代なのかなと思うのですが、大戦後がとどめを刺したような気もします。どうなんでしょうね。その辺り、おもしろくわかりやすい本があれば、きっとわたしは、真っ先に読むと思います!<自分で調べようとしないのか…。

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