先月読んだ本 [2018年7月]

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なんだかここのところ、「先月読んだ本」が「先々月に読んだ本」になりがちで、不本意だわ……。


不本意というなら、さっさとまとめなさいよって話なんですが、それはさておき、先々月、7月の読メまとめです。


7月の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:1643
ナイス数:47

聖☆おにいさん(15) (モーニング KC)聖☆おにいさん(15) (モーニング KC)感想
ブッダのお父さんも、かなりフリーダムでニヤニヤしてしまう。イエスの「父さん」は落語を披露するし、今巻は「お父さん大活躍」の巻かも(笑)。「父さん」の憑座の鳩の名前が、サブレたゃん、というのがお気に入り。
読了日:07月01日 著者:中村 光


人喰い鬼は色に狂う (キャラ文庫)人喰い鬼は色に狂う (キャラ文庫)感想
私は平安モノに、なぜこうもヨワいのか……。しかし沙野さんで平安ってどんな!?とワクワクしながら読んだのだった。そうか、攻めもやはりヒトクイオニだったか…。しかし、受けが命がけで使った人形の術、なぜ受けは無事なのかと思うほど、酷い目にあってたなー……。というか、陰陽師はもう魔法使いのようになってるな、ラノベ界では。帝が少し哀れで気の毒だった。
読了日:07月06日 著者:沙野風結子


昨日をもう一度 (H&C Comics ihr HertZシリーズ)昨日をもう一度 (H&C Comics ihr HertZシリーズ)感想
女性の教師と深い関係だった同級生を好きな主人公……どっちもこじらせてるなー。けと、理屈じゃない「恋」のどうしようもなさ、は伝わってきた。なんとなく、腐れ縁的に続きそうな二人だな……。
読了日:07月07日 著者:らくた しょうこ


月の旋律、暁の風 (リンクスロマンス)月の旋律、暁の風 (リンクスロマンス)感想
奴隷の境遇から逃げ出した、とか、結界から出られず力を出せない魔神とか、設定だけでもオイシイ。おしゃべりな鸚哥、石にされていた黒豹、海蛇など、魔神の従者たちもエキゾチック。鸚哥のディークが、美食について熱弁をふるうところ、吹き出しながらも、そのとおりだとうなずきました。ええ、血管が詰まりそうなものが旨いんです。アラビアンナイト風な雰囲気も楽しいのだけど……後になって、受け攻めはどっちかを忘れていました……うーむ……。
読了日:07月08日 著者:かわい 有美子


刑事たちのファミリー・シミュレーション (ショコラ文庫)刑事たちのファミリー・シミュレーション (ショコラ文庫)感想
初読み作家さん。表紙に惹かれちゃったんだけど、マアタさんだもんなー! 子持ち系ですがらもしかしたら受けの異母弟かも、という設定でした。県警から警視庁に異動…?とか、時々引っ掛かるくだりはあるものの、テンポよくお話が進んで楽しかった。子供がとても可愛くてですね…年の割に妙に大人っぽくもなく、いい塩梅だったのもよろし。朝とか夜とか、名前のこだわりも好み。
読了日:07月11日 著者:越水 いち


こんな悲しい恋をするはずじゃなかった (ビーボーイコミックスデラックス)こんな悲しい恋をするはずじゃなかった (ビーボーイコミックスデラックス)感想
そういうことだったかー…白比丘尼的な……。つか、この読メの感想を読んで、スピンオフだと知った(・_・; 攻めの別れさせ屋より、受けをずっと守っていた、製薬会社の社長の愛の深さの方が印象的だった……。
読了日:07月17日 著者:雪居 ゆき,ARUKU


PROMISING :DEADLOCK season2 (キャラ文庫)PROMISING :DEADLOCK season2 (キャラ文庫)感想
ロブは本当にヨシュアにベタ惚れなんだなぁ……。ヨシュアの不機嫌や怒り(全てヤキモチ起因)にも、感情的に怒らないあたりが、もうね(苦笑)。ロブの旧友、デニスがいい人でジーンとくるし、その息子と彼の親友の様子が、10代!って感じのみずみずしさに溢れていて印象的。全体的に穏やかで優しいお話だった。
読了日:07月21日 著者:英田サキ


HARD TIME: DEADLOCK外伝 (キャラ文庫)HARD TIME: DEADLOCK外伝 (キャラ文庫)感想
ダグとルイスの馴れ初めなど。ダグの、真面目で不器用なところが、もどかしいけど好ましい。ルイスは、英田作品らしいツンデレですね。わりと早く、犯人がわかった私だけど、そのキャラの感情をありありと想像できて、切なくなった。
読了日:07月28日 著者:英田 サキ


一途な犬は諦めない (on BLUEコミックス)一途な犬は諦めない (on BLUEコミックス)感想
表題作、高校の陸上部部長だった島崎は、なぜ大学でそこまでハジけちゃったのか…と思いつつも、後輩くんを牽制しようと、ことさらビッチっぽく振る舞うのが、なんとも青い感じ。大学生だもんなー。個人的には、島崎の友人・世田の話の方が好き。一瞬、攻め×攻めなシーンがあって、ちょっと萌え。そういや一冊まるっと年下攻めですね。
読了日:07月29日 著者:きはら記子


例えば雨が降ったなら (enigmaコミックス)例えば雨が降ったなら (enigmaコミックス)感想
おじさんの純愛で清く終わるのかと思ったら、続くのですね。ブラボー! 何もかも失った久我と、ちょっと寂れた観光地のストリップ劇場で気だるげに働く半田が、少しずつ近づいていく感じがいい。おじさんはそんなにすぐにエモーショナルに動けないよね。ストリッパーのお姉さんたちも気っ風がよく素敵。久我の友人の探偵が、密かによいキャラ。続き、早く読みたいです。
読了日:07月31日 著者:カサイウカ

読書メーター



10冊かー。先月より1冊増。


小説でヒットだったのは、『刑事たちのファミリー・シミュレーション』 (越水いち)。子供がマセすぎてない。デキすぎてない。良い塩梅だったと思います。受けが攻めに向かって「貴様」と言うたび、こんな言葉を日常に使う人いるかなぁと、若干違和感を感じたけれども、子供の母親が絡んだ殺人事件解決の展開も、ワクワクしながら読めました。


平安モノに極度にヨワいので、『人喰い鬼は色に狂う』を迷わず手に取ったわたくし。久しぶりに沙野風結子作品は、これまで読んだ本よりは、エロは濃くなかった気がする。でも妖艶ではあったかな。それにしても、“平安≒陰陽師 or 怪異登場”の流れは、定着してると考えていいですかね?


『DEADLOCK』シリーズ(英田サキ)が2冊も出て、ぶっ続けで読んでしまいました。『HARD TIME: DEADLOCK外伝』 の、ダグとルイスがくっつくまでのじれったさが楽しかったなぁ。ユウトの兄・パコが、弟の恋人について複雑な気持ちを抱いていることがうかがえたのも、シリーズを読んでいる身としてはニヤリとなった。


『PROMISING :DEADLOCK season2』は、ロブの友人の息子の恋も絡んでいるせいか、ちょっと切なくて淡い色合いの青春映画みたいでした。事件の起きない穏やかな『DEADLOCK』もいいものです。


マンガで一番印象的だったのは『例えば雨が降ったなら』(カサイウカ)。カサイさんですから、当然おじさんです! 高校時代に束の間接点のあった二人が、四十を越えて再会し、少しずつ距離を詰めていく感じがとてもいい! 40年も生きてたら、そりゃ誰だってそれなりに、簡単には話せない経験を抱えてます。続きが楽しみな作品がまたできたな。


『一途な犬は諦めない』(きはら記子)、『昨日をもう一度』(らくたしょうこ)は、どちらの作品のカップルもある意味、ツンデレなのかもしれない……。そういえば最近、受け攻めどちらも、相手のことをはっきりと“好き”と自覚している作品ばかり読んでいるかもしれない、と気付かされたというか。そう、つまりこの2作のカップルたちは読んでいて、“なし崩し的につきあっていく感じ”がした、ということです。それはそれで、悪くないけどね。


7月は、小説での満足度が高い月だったかもしれません。さて、8月はどうだったかな――というか、必ず今月中にアップしよう……!
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