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先月読んだ本 [2018年6月]

 08,2018 07:25
猛暑に喘いでいたら、読メのふりかえりをしないまま8月に突入しちゃったじゃないか……!


というわけで、正確には『先々月』になってしまいましたが、読メ振り返りです。


6月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:1734
ナイス数:39

彼と付き合う10のメリット (arca comics)彼と付き合う10のメリット (arca comics)
読了日:06月02日 著者:こめり


蟻の婚礼 (ショコラ文庫)蟻の婚礼 (ショコラ文庫)感想
蟻…?と思いながらも読んでみた。んー…なぜ蟻人が権勢を誇る世界の女王が、人間なのか、よくわかんなかった…代々人間というわけじゃなさそうだし。受けが薬草の知識をフル活用して、蟻人に広がる奇病を治したり、つがいの王を復活させたり…してますが、なんかあっけなく問題解決していく感が強かった…。女王の儀式を進めるごとに女王の体から強い芳香が香るというのは、なんとなくオメガバースっぽいのかも、と思ったり思わなかったり……。
読了日:06月03日 著者:手嶋 サカリ


アルコホール・コミュニケイション (アイズコミックス)アルコホール・コミュニケイション (アイズコミックス)
読了日:06月09日 著者:たらつみ ジョン


先生と僕とちっちゃなマシマロ (幻冬舎ルチル文庫)先生と僕とちっちゃなマシマロ (幻冬舎ルチル文庫)感想
いやぁ……パッと見て奈良さんの絵だと気づかなかった……(遠い目)。攻めが実は金持ちの息子だったが、受けも相当な家柄の坊ちゃんのためか、読み終わってから、攻めってスパダリだったんじゃ……!? と思い至ったのだった。受けの、実家に対する複雑な気持ちの移ろいが、攻めの子供(実子じゃないけど)に重ねられているところ、濃やかな感じで好き。
読了日:06月16日 著者:安曇 ひかる


愛罪アルファは恋にさまよう (幻冬舎ルチル文庫)愛罪アルファは恋にさまよう (幻冬舎ルチル文庫)感想
これは以前読んだオメガバースものの連作……?と思ったら、そのとおりでした。うーん、でもこの受けのことを忘れてた……orz 受けの姉が、気の毒な立ち位置ではあるのだけど、あまり同情心が湧かないのは、そのキャラ設定ゆえなのか……。攻めが、イタリア人とはいえグイグイきません。ステレオタイプではないところが新鮮。個人的には前作の方が好み。
読了日:06月17日 著者:ナツ之 えだまめ


春を抱いていた ALIVE 5 (スーパービーボーイコミックス)春を抱いていた ALIVE 5 (スーパービーボーイコミックス)感想
岩城さんの隠し子騒動は、これでケリがついたということですかね。霧胡さんがブンブン振り回してましたが、岩城さんと香藤さんはよく耐えました。いやー、キョーレツだなー、霧胡さん……。次はどんな展開になるのかしら。
読了日:06月17日 著者:新田 祐克


ばけもの好む中将 七 花鎮めの舞 (集英社文庫)ばけもの好む中将 七 花鎮めの舞 (集英社文庫)感想
八の姉上で更衣様が無事ご出産、よかったよかった! そんな時でも、宗孝に怪異系アクシデントが起こって微笑ましい。若草が宗孝のことを好きだということ、宣能はわかってるんだろうなぁ…。嫌いな父上に弱みを握られてしまったけど、乳母の仇を取るきっかけも掴んだような…?
読了日:06月24日 著者:瀬川 貴次


トーキョー・ジャーニー (BABYコミックス)トーキョー・ジャーニー (BABYコミックス)
読了日:06月29日 著者:蛭塚タウン


出張ホスト NYU BOY (Canna Comics)出張ホスト NYU BOY (Canna Comics)感想
テンポよくトントン読めて、ストーリーも大きな破綻なく、好き。絵も上手だし、コマ割りもいい!DTの受けがカワイイんだよなー。出張ホストの攻めが、実は恋愛には臆病で…というのも、よくある設定とはいえ、このお話にはピタッとハマっていた。時々入るコメディなテイストもキライじゃない。デビュー作ってホント……? 次の作品も読みたい!
読了日:06月30日 著者:紫能 了

読書メーター




9冊だったとは! 『おっさんずラブ』にうつつを抜かしていたわりには、思ったより読んでたのね、わたし。


印象に残っているのは、『出張ホスト NYU BOY』(紫能 了)ですね。“NYU”ってなんぞ? と思っていたら、“ノンケ・ヤリ●ン・内気”という意味なんですって! わー、すごい個人的嗜好だ! 


浅く薄く軽めなエロいお話かなぁと、当初あまり期待していなかったのだけど、ノンケを好きになっては失恋している受けの「恋愛したい!」という気持ちや、攻めのちょっと辛い過去なども織り交ぜて、ググッと読ませられました。読メの感想にも書いたけど、これ、本当にレビュー作なの? と思うほど、キャラ設定もストーリー展開もしっかりしていたと思います。


『彼と付き合う10のメリット』 (こめり)も、ほっこりとした読後感でした。35歳堅物DTサラリーマンに、24歳の後輩が着々と、グイグイと迫ります――プレゼン方式で。新鮮。しかも後輩は受けだったのが意外。


このお話の舞台は京都だったということで、カバー下で、キャラたちが祇園祭に行くミニストーリーが京都弁で繰り広げられているのがステキ。これを読んだ後で本編を読むともう、受けは京都弁をしゃべっているようにしか思えなくなります。


方言といえば、『トーキョー・ジャーニー』(蛭塚タウン)でキャラたちがしゃべる方言、馴染みがあると思ったら、伊予弁でした。いいね! つきあっていた同級生が大学進学を機に離ればなれになり、いつしか気持ちもすれ違い――なストーリーが、淡々と細やかに描かれています。読んでいてホッとするような雰囲気。


『春を抱いていた ALIVE 5』(新田祐克)は安定のストーリー運び。何か、岩城と香藤がちゃんとそれなりに年を取って“中年”“中堅”の安定感が漂っているのがすごい。


『アルコホール・コミュニケイション』 (たらつみジョン)は、歌舞伎町のスナックバーを舞台に、いくつかのカップルが登場。何か、カップルのあれこれより何より、煙草と酒の香りがページから漂ってきそうな雰囲気が印象的でした。


『蟻の婚礼』(手嶋サカリ)は、ちょっとオメガバース的な世界観なんだろうか、と思いながら読んだのだけど、『愛罪アルファは恋にさまよう』(ナツ之えだまめ)を読んで、やっぱり違うかなぁ……と思い直したり。『蟻の婚礼』の受けは、“女王”だけど、子供は生まないもんね。うーむ……。


最近、なぜか立て続けにオメガバースものを読んでいるけど、本当に作品によって設定が細々と違っているなぁと実感しています。そしてその設定をきちんと覚えていないから、『愛罪アルファは恋にさまよう』を読んで、「あれ? つがいなのになんで別れるんだっけ?」などと、混乱するわけで……。そこに作家の嗜好がひそかに滲み出ているものなんでしょうか――興味深い。


オメガバースとともに、人気ジャンルのポジションを築いたなぁとしみじみ感心するのが、子持ちモノ。毎月出る新刊の中に、子持ちモノは必ずありますからね。ただこのジャンルは、わたしも好んで読んでいるため、“好み”ってものがしっかりあります。カギは“子供のリアリティ”


『先生と僕とちっちゃなマシマロ』(安曇ひかる)は、子供がちょっとデキスギな感じがしたかな。受けの、心の屈託を解消していく様子は、読んでいて心に沁みました。


最後にBLじゃないけど、『ばけもの好む中将 七 花鎮めの舞』(瀬川貴次)は、楽しみにしているシリーズの最新刊。中将と右兵衛佐のやりとりや関係性が、ほのかにやおいっぽいんだよなぁ……。今回も、イチャイチャしてます。


全体的に、マンガ多めでしたね、6月。


ガッツリと読み応えのある小説を読みたいなぁ、BLで……!
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Tags: 読メまとめ

Comment 2

2018.08.25
Sat
21:36

 #-

URL

僭越ですがお勧めさせてください

ブログのファンです。
「6月に読んだ本」の記事の中で「読み応えのあるBL小説を読みたい」とのこと。
勝手にこちらがファンになっている方に大変僭越なのですが、二冊ばかり面白かったものをお勧めさせてください。

お好きとのことなので、厳密には『子持ちもの』ではありませんが
『刑事たちのファミリー・シミュレーション』(越水いち)
破綻のない物語と、ネグレクト気味に育てられた子どもの描写が良かったです。

ちょっと今まで読んだことのないオメガバースということで
『娼父の館へようこそ ~ω×α トランス遊郭オメガバース~』(くもはばき)
「運命に流されないオメガバース」はいくつかありますが、これはかなり極端。尺が短い所為なのか、解決に至る部分が舌足らずな感じは否めませんが。

お時間がある際にチェックしていただいて、お眼鏡にかないましたらご覧いただければ幸いです。

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2018.08.28
Tue
06:44

lucinda #-

URL

コメントありがとうございます

コメントをありがとうございました!とてもうれしいです!


『刑事たちのファミリー・シミュレーション』、私も読みました!よかったですよねぇ!子供も可愛かった(笑)。
オメガバース、くはばきさんも書かれていたとは……!
好きな作家さんなので、チェックしてみます!

細々と更新しているブログですが、これからもよろしくお願いいたします。

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