確かに『ユーリ!!!』を100倍楽しんだ3月の夜 & 雑誌などの感想

 13,2017 18:11
楽しかったなぁ……と浸っていたら、あっという間に1週間以上経過。あらやだ。


3月初めの日曜は春庭ということで、遠方から参加のためにやってきた腐友のみなさんとまた再会する機会があったのだけど、その直前の金曜、思いがけないイベントに参加してきた。


『ユーリ!!! on ICE ~フィギュアスケートを百倍楽しむ集中講義』の2回目、夜の部。


参加してきた、なんてサラッと書いているけど、実は声を掛けていただくまで、このイベントのことを知らなかったわたし。「チケット当選したんだけど、行かない?」と声をかけてくれたうさぎさん、本当にありがとうございました!


原案の久保ミツロウさんと出演声優(夜の部は勇利役の豊永利行さんとユリオ役の内山昂輝さん)のほか、『ユーリ!!!』で全選手の振り付けを担当されたケンジ先生こと宮本賢二さん、そして鈴木明子さん(あっこちゃん!)が出演されていて、作品の裏話だけでなく、フィギュアスケート競技の舞台裏や、テクニカルな話まで聞ける、というのが、このイベントの大きな特徴。


実際、会場のモニターには、アニメのシーンだけでなく、実際のスケーターの映像も映し出され、アニメでの演技を実際の選手による演技で確認したり、ジャンプの違いを確認したりと、とても好奇心をくすぐられる、興味深くて濃いイベントだった。


――ま、あのぅ……あっこちゃんがすごく丁寧に説明してくれたジャンプ、実際の選手の映像を見ると、右足なのか左足なのか、何回回ったのか、まったくわからなかったんですけどね。ジャッジの方々は、あれを瞬時に見分けるとか、すごすぎるよ……!


それにしても、こんな風にイベントに行きたいと思うまでにハマったアニメは初めてのこと(その割には、誘ってもらうまでイベントのことは知らなかったのだけど)


そういうわけで、ネットに掲載されている関連コラムやレビュー、そして雑誌の特集も、可能な限り読んでいるのだけど、ニコさんのご好意で読ませてもらった『spoon.2Di vol.21』と『オトメディア 2017年2月号』のユーリ特集は濃かったなぁ……!


これらの特集の前、『アニメージュ vol.463』の別冊付録を読んでいたのだけど、これは、まだ作品中のグランプリファイナルが終わっていない、という時点で制作・発売されたため、“祭りの最中”感があった。


だけど、『spoon.2Di』と『オトメディア』は、アニメ放映終了後の特集で、いわば“祭りの後”。声優やスタッフのインタビューも、達成感が滲むような内容なのが興味深い。


プロデューサーや演出チーフ、といった作品全体に関わるスタッフのインタビューは、読み応えがあってねぇ……! 作品への反響に手応えを感じた、というコメントと、でも制作は本当に大変だった、というコメントが、人物や立場(職位)を超えて共通していたのも印象的。いや、そうですよね――あのスケートのシーン、モーションキャプチャーではなくて、全て手描きだと知った時の驚きは、今でも忘れられませんよ……!


そして、ポポーヴィッチが声優含め、スタッフに愛されているのが、とても微笑ましいのだった。ポポちゃんだもの、わかる!


こうした読み応えのある特集を読んだ後に、『CREA 2017年3月号』のアニメ特集の『ユーリ!!!』部分を読むと、ま、正直に言えば、あっさりとしていてちょっと物足りない感じがするのは否めない。


CREA2017年3月号 みんなアニメに夢中。
CREA2017年3月号 みんなアニメに夢中。


ただわたし、『ユーリ!!!』以外のアニメの記事には物足りなさを感じなかったので、『ユーリ!!!』を知らない人にとっては、非常にわかりやすく興味深い特集なんだろうな、と思う。


その中で、福田里香さんの『アニメ×フード』の記事は、それまで読んでいた記事にはない視点が新鮮だった。『ユーリ!!!』のカツ丼が取り上げられていたのだけど、「カツ丼の持つ験担ぎ料理というアイコン性を逆手に取った演出」とか、「言外に食欲と性欲は似てるねという大人の目配せがセリフの端々に効いていて」とか、なるほど! 言われてみれば確かに! と、その部分のアニメシーンをまた見返したくなったほど。


あと、ネットのみでの記事のようだけど、音楽についてのこの記事もとてもよかった。


『ユーリ!!! on ICE』音楽制作チームが徹底楽曲解説! (PASH! PLUS)
【前半戦】
【後半戦】


私が好きな曲は、やはり『Yuri on ICE』、そしてピチットくんの『映画“王様とスケーター2”より「Terra Incognita」』、オタベックのFSの曲かな。オタベックの曲が解説されていないのは残念。


『ユーリ!!!』の何がそんなにわたしの琴線に触れたのかはわからない。実はこんなに好きでも、特定の推しキャラやカップリング妄想があるわけでもない。


ただ、水曜の深夜放映だったゆえ、録画したものを木曜の朝、仕事に行く前に見て、「よし、がんばっていこ!」と気合を入れていた、励まされたり、勇気づけられたりするような“なにか”があったような気がする。


一緒にイベントに行ったうさぎさんが


「『ユーリ!!!』に登場するキャラって、いろんな国のキャラが出るけど、どれもみんなわかりやすい“ステレオタイプ”じゃないよね。それがすごいって思った」


と言っていたけど、、本当にそのとおり。押しの強いカナダ人、フレンドリーじゃないイタリア人、茶髪でキュートな感じの中国人などなど、確かに、一味違う設定になっている。そういった細かいことも、“面白さ”につながっているような気がしてならない。


4月の『ユーリ!!! on STAGE』のチケットは取れなかったけど、ライブビューイングが発表されたし、公式ガイドブック『ユーリ!!! on Life』が発売されるし、しばらく、『ユーリ!!!』に右往左往しそう。


同人イベントにはまだ行っていないけど、ピクシブはちょこちょこ覗いています……ええ。
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