若いコにはビックリさせられてばかりよ

 07,2016 23:59
先日、当ブログを見てくださっているという方と、お会いしてきた。


ミステリーファンで、初めて読んだマンガも、身体を小さくされた少年が活躍する某推理マンガということなので、ここでは“アガサさん”とお呼びすることにしようかな。


アガサさんとはメールでやりとりしていたのだけど、そこに「アラサー」と書かれていたので、若いお嬢さんだということは、想像していた。しかし、お会いして年齢をお聞きしてみたら――


「27歳です!」


――若っ! ここのところのオフでお会いした中で、一番若いわ……!


事前のメールのやりとりでは、アガサさんは、「私もこのごろ腐にハマり始めているかも……」ということだったので、商業BLや二次作品を読んでココロが傾いているのかしら?――程度に考えていたわたし。しかし。


「春にやってたアニメにハマっちゃって、今、それの二次をpixivに投稿してるんです。あ、それは腐ってます。もう、なんかどんどん妄想が湧いてきて!」


――予想の数歩先を行ってた!! それ、もう“腐にハマり始め”どころじゃないんじゃ……!? 


んもう、驚かされてばかりだなぁ!


アガサさんによると、投稿作品への反応には、そこそこの手応えを感じているらしい。そういうことならpixivをはじめ、SNSを使ってネット上でいろいろな人と交流されているんだろうなぁ……と、なんとなく思っていた。ほら、Twitterで、そんな流れはちょくちょく見かけるし。


ところが、アガサさんはびっくりするくらい慎重だったのだ。


「私、全然そういうことしてないんです。したいと思っているんですけど、でも……なんか怖くて」


「顔を知らない人とやりとりすることが、ですか?」


「それもありますけど……。私、ネットをやり始めてから、ロム専ですけど、ずっと2chを見てて。だから、ヘタなこと言ったら叩かれるんじゃないかと思って、行動できないんです……


――へぇぇ……!? でも、わたしには、メール、くれましたよね……? それ、かなり勇気がいることだと思うんですけど。


「あれは、もう本当に、ものすごい勇気を振り絞りましたよ~! だけど、基本的に、怖くて何もできないんです。pixivでも、メッセージをいただいたらすごく嬉しいんですけど、返信するにも、気持ち悪いヤツだと思われるかも……とか考えちゃって……


――だ、大丈夫!? 考えすぎじゃない!? まあ確かに、ネット独特のあけすけで容赦ない露悪的な物言いや、数々の炎上事件を見ていると、怖くて足が竦むのはわかるけどさ。


だからSNSとか、ロム専用と投稿用のアカウントを分けてるんです。何かあったら怖いですから


――なんという慎重さ! セコムもアルソックも真っ青のセキュリティ意識だよ……!


若いコって、そういうものなんだろうか? 次々に登場するさまざまなSNSを、気軽に使っているイメージだけどなぁ……。


そう思う一方で、そういえば年度末まで関わっていた仕事では、スタッフが上長を除いてみんな30歳以下の若者ばかりだったけど、彼らもSNSに対して結構慎重だったかも……と思い出してきた。結構“ロムってるだけ”の人が多く、あえてSNSを使わないという人もいれば、投稿する時だけアカウントを作成してその後捨てる、という人もいたっけね。


ごく若いうちからネットでのやりとりの恐ろしさを知っているからこそ、怖くて足踏みしてしまう、ということなのかもねぇ……。もちろん、無防備に振る舞うよりは数段良いと思うけど。


でもさ――。アガサさんは、興味はあるものの読者とのやりとりを退け、ただただ作品を投稿し続けるという、一方向的な活動で、当面は満足、なのかしら? 


いえ、私、自分の好きなジャンルで話ができる友達が欲しいんですっ! リアルなオタクの友人たちは、Twitterで自分の好きなジャンルとかカップリングのことでやりとりしてるんですけど、すごく羨ましいです。どうすれば友達できるの? って聞いても、『なんかいつの間にか』って言うし」


「あれ? アガサさんはイベントに参加したことはないんですか? 二次創作してるなら、イベント参加もアリだと思いますけど」


「ないんです……。でもpixivに投稿し始めてから、ちょっと興味が出てきたんですよね。一回、覗きに行ってみようかなと思ったりしてるんですけど」


「それがいいですよ! オンリーイベントもありますしね」


「でも、一人で行っても大丈夫かなって不安になったりするんです……」


「大丈夫大丈夫。わたしも一人で行ったりしますし、しかも大体、開場してから行くっていう、ものぐさ参加でも楽しく回れますし


――まったく自慢できない自分のオタク活動話を引っ張り出して、なんとかアガサさんを元気づけてきた、つもり。


超慎重であれこれ臆しまくっているアガサさんだけど、熱望しているTwitterやpixivなどでのやりとりも、何かのタイミングで、いつの間にかできるようになってるんじゃないかな。


別れ際、「アガサさんが好きなジャンルを好きな腐友がいるけど、その人とも元々はTwitterで知り合いましたよ」と言うと、アガサさんは目をキラキラさせて


「えー、そうなんですか! ――私、同じジャンルで話ができる友達を作れるように、がんばります!」


と意気込んでいた。うん、うまくいくように応援してますよ!
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Tags: 腐女子 腐友 オフ

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