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“わたしが好きな本はBLじゃない疑惑”に揺れるココロ

 23,2016 06:21
実はこのブログ、先週ひっそりと10周年を迎えていました。


超不定期更新ながらも、10年続いてるなんて、ちょっと感慨深いものがあるなぁ……。続けてこられたのは、まだまだ魅力的な“BL”の存在はもちろんのこと、このブログをご覧くださって、時にはコメントを残してくださる皆さまのおかげでもあります。ありがとうございます。


「まだまだ魅力的な“BL”」には、当然、作品も含まれるし、“BL”周辺の人(腐女/男子)や、出来事(多様なイベントとか)なども含まれるのだけど、それはそれとして、ここ数ヶ月くらい、わたしの中でモヤモヤしていることがあるのです。


それは、『わたしの好きなモノって、“BL”じゃない、ってことなのかしら?』という疑問。


腐の沼に沈んでから10年、商業BL作品を読み続け、時にはイベントにも足を運び、たまにBLの今後を憂えちゃうこともあるってのに、まさか今さら、わたしが好きなものは“BL”じゃないのか疑惑。


きっかけは、とある商業BLレーベルの、元編集者氏による“BLの定義”を間接的に聞いたことでした。わたしのBL愛(?)を揺るがした元編集氏の言葉とは、どんなことだったのかといえば――。


1.BLの基本的なストーリーラインは、昔の少女マンガでなければならない。

2.作品のストーリーが面白くても、男同士でヤッてても、読んでみて恋愛的満足度やBL的萌えが低いものはBLではない。それでいうと、現在、海外の作品が翻訳出版されているけど、あの中には“BL”とはいえない作品がいくつかある。



――えー! どっちも心から「おっしゃるとおりです!」と同意できないんですけど!?(<震え声で)


と、とっさに感じちゃったんですよねぇ……わたし。


そもそも、1.の“昔の少女マンガ”ってところから、戸惑ったのです。“昔”っていつぐらいまでなんだろ? 昭和時代? というか、今現在の少女マンガをほとんど読んでないから、“昔”との違いがよくわかんないけど、しょっちゅう映画化されている作品のストーリーを読む限り、イマドキな少女マンガ的BL作品は結構あるんじゃないかなぁ。


わたし自身は、今の少女マンガをパラパラ斜め読みしてみて、ちょっとペラいなぁ……とか、物足りないなぁ……とか感じることが多いんだけど、つまりはそういうことなんだろうか? でもハッキリ言って、読み応えのないBL作品も少なくないですよね!? 


2.に至っては、恋愛的満足度やBL的萌えなんて一人ひとり違うと思うし、それを言い出したらキリがないんじゃないの? つか、今出版されている商業BL作品が、そういった満足度や萌えがあるとみなされているということですよね!? でも、そこにピンとこないばかりか、ストーリーも退屈な作品が増えてるって感じてるんですけど!?――と、若干半ギレ状態。


元編集氏の“BLの定義”を聞いたとたん、かように反射的に反応してしまったわたしだけど、ビジネス的な観点からすれば、この“BLの定義”が、より多くの読者を満足させ、かつ、より利益を得られるということなんだろうなぁ……とは思いました。だからって納得しかねるけど。1.の“昔”は、ちょっとまだナゾだけど。


ただ、そうだとしても、わたしが好きなBLは、元編集氏ら商業出版社がBLとみなしている方向性とは、やっぱりズレているということで、彼ら彼女らからすれば、“それはBLとはいえない”ってことになるのか――。


まあ、仲の良い腐友たちとは、「わたしたちの求めるBLは少数派なんだろうね」と、うすうす気付いてしんみりうなずき合っていましたけどね。


最近、これは元編集氏や出版社のBL定義を、十二分に満たしているなんだろうな、と思った作品。


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絵も構成も上手いとは思ったけど、正直なところ、わたしの萌えはなかったし、恋愛的満足感もなかった。表題作のほか、4作品ぐらい収録されていたのだけど、ほぼ、“強引な攻めとそれに流される受け”のストーリーだったし。


だけど、


攻めが受けにベタ惚れで、それが故に、受けにがむしゃらに迫り、時に強引に襲わずにはいられないほどオールタイム&エブリタイム発情期状態

受けはちょっと抵抗してみせるけど、攻めの熱情にほだされるように流され、それがまんざらでもない様子


という、わたしにはピンとこなかった組み合わせやらストーリー展開やらこそが、きっとより多くの読者の、恋愛的満足度とBL的萌えを満たしている、ということなんだろうなぁ……と思ったのでした。


あ、最後に収録されていた『校舎裏の夏』は、好きでした。この作品だけ、“強引な攻めと流される受け”のお話じゃなかったからかしら。考えてみれば、ワンコのようにがむしゃらに受けに迫る攻め、嫌いじゃないはずなんだけどな。


今、出版当時からあちこちで評価されている『BL進化論』(溝口彰子)をゆっくり読んでいるので、また、何か感じることや、考えさせられることが出てくるかもしれません。


商業BLの王道ラインからはズレている管理人ですが、挫けずBLは読み続けていく所存です。これからもよろしくお願いいたします。



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Tags: 腐女子 BL 萌え 桜日梯子

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