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“SHUDO”モチーフのアニメと、やおい・BLのあのセリフと。

 11,2016 23:27
先日、立て続けに海外でのBLネタに遭遇した。


まずはこちら。


SHUDŌ | Animation Short Film 2015 - GOBELINS



“衆道”をモチーフにしたアニメのショートフィルムが、YouTubeで公開されているのだった。しかも、おフランス製。


早速アニメを見てみたのだけど――テキトーで茶化した感じなのかと思いきや、意外にもしっかりと真面目に作られていた!


決闘シーンの一瞬の身振りに、武士たち(ハヤテとイワ)の過去を重ね合わせ、二人がただならぬ関係であることを想像させる見せ方がとても洗練されていて、思わず唸ってしまう。悲哀漂う結末も、“衆道”という言葉から連想されるイメージを外していないし、JUNEっぽくもあるんじゃなかろうか。


でも――なぜ衆道の関係にあった二人は決闘することになったのかしら? というか、なんで“衆道”をモチーフにしようと思ったの、フランス人!? クレジットには日本人っぽい名前はなかったようだけど。


疑問はちょこちょこあるけれど、制作者が(なぜか)衆道に興味を持ってしっかりと調べ、制作されていることは間違いない。


そしてもう一つ。こちらは、やおい・BLのあのセリフが取り上げられていた。


やおい漫画の「でもボク男だよ?」は個よりも社会を重んじる日本独特の視点から生まれたセリフである! 海外記者が熱弁wwwwww (ユルクヤル)



――そんなに、そのセリフ言ってたっけ? あ、けど「オレ、男なのに……」みたいなためらいや煩悶も含めれば、多いといえるのかな。


ともかく、「でもボク男だよ?」のセリフを通して、日本におけるセクシャルマイノリティの生き辛さ、みたいなものが、外国人記者によって論じられているらしい。


元の記事はこちらみたい。どうやら記者は、『世界一初恋』のアニメを見たようですね。


Why Do Guys In Yaoi Claim To Be Straight? (Justin Sevakis)


うーん……「でもボク男だよ?」のセリフに、「男同士だけどこういう関係もあるの?」的な戸惑いは含まれていると感じこそすれ、日本でゲイとして生きる閉塞感が含まれているとまでは、考えたことなかったなぁ……。


引用元のサイトにあるアンケート、『「でもボク男だよ」はカミングアウトしにくい日本人独特のセリフ』の結果を見ても、7割の人は「そうは思わない」と回答している様子。


確かに、男女のカップルが“普通”で“正しい”という考えが圧倒的に多いのは、間違いないけれど。


わたしみたいに、「え、そうなのかな?」と感じた読者はちらほらいるらしく、この記事に対するコメントは、翻訳されているのものを見る限り、いろいろな視点や考え方が垣間見えているのが、ちょっと興味深い。


「現実でも同じように苦悩する人も多いんじゃない?」とか、「最初から自分がゲイだということを肯定する人ばかりじゃないと思うから、キャラがそんな風に思うのは自然じゃない?」とか、個人的には、だよねだよね!? という感じ。


それにしても、海外で、やおい・BL(そして百合も)作品が、実際のセクシャルマイノリティに引き付けたり、照らし合わせたりして論じられることって、多いのかな。日本ではごくたまに、見かける程度だけど。


あ、元記事は、ネットの翻訳機能でざっと読んだ限りでは、やおいが女性による女性のためのジャンルであると説明されていたり、記事で書いたことは自分が抱いている印象にすぎないと書かれていたりして、全体的に悪くない書きぶりです。

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Tags: 腐女子 ゲイ

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