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ちょっと気になる二次創作のハナシ

 17,2015 23:40
先月くらいまで、ネットを徘徊していると、映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』のバナーをたびたび見かけた。


個人的には「主演の女優って、メラニー・グリフィスとドン・ジョンソンの娘なのかー。もうハタチ過ぎてんのねぇ」と思ったぐらいで、映画自体にはさほど興味がわかなかったのだけど、こんな記事を見つけて、へぇ! とちょっぴり感心した。


「100分中20分が性描写」と話題の女性向け官能恋愛作品がもたらした衝撃と、大人の事情。(本田康博 証券アナリスト・馬主)(シェアーズカフェ・オンライン)


『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』って、もともとは『トワイライト』の二次創作小説だったのか!


二次創作作品があまりに人気だったので、リライトしてオリジナル作品として出版されたこと。


女性による女性向け官能作品であること。


売上の半分が電子書籍と言われていること。つまり、電子書籍によってヒットしたこと。


――そうなんだー……と思いつつも、実はあまり目新しい感じはしない。というか、むしろ日本では珍しいことではないような。


二次創作作品は小説、マンガ問わずじゃんじゃん出ていて毎月即売会イベントが開かれているし、そこからプロデビューする人も少なくない。女性向けの官能作品も書店に並んでいるし(BLも一種の官能作品には違いない)。


“電子書籍によって爆発的にヒット”という部分が、日本よりも電子書籍が普及しているという欧米らしい現象といえますかね。ま、日本でも、女性が官能作品を買うため電子書籍利用が多い傾向にある、と指摘されていたこともあったけどね。


ただ、“世界全体の累計販売数1億部を超す”なんて途方もない規模やボリュームは、やはり英語によって書かれた作品ならではだと思う。ネイティブを含めて、英語話者は世界中にたくさんいるもんなぁ……。


でも気になるのは、記事の最後の方で触れられている“著作権”。


「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイで最もスキャンダラスなのは、セックスでもボンデージでもない」と題されたワシントン・ポストの記事は、この作品に著作権問題が生じる可能性を指摘しています。全世界で1億部を超える売上を記録した作品に実際に著作権問題が生じることになれば、本当に大変な事件です。
…<略>…
記事によれば、作品の著作権に含まれるのは出版権や放映権のような一般にイメージされやすい権利だけでなく、二次創作を誰に許すかという権利も含まれています。
「トワイライト」の著者メイヤーはファンによる二次創作に寛容なので、現実的には問題が生じる可能性は小さいと思われますが、仮に問題となった場合は、いったん二次創作と一般に認知されたものが、登場人物等のマイナーチェンジを行ったことで二次創作ではなくなったという主張が通るかどうか、といったあたりが争点になるのでしょうか。(※省略、太字は管理人による)



うわわわわ! もしも本当に著作権問題が発生したら、大変だ。TPPでの著作権をめぐって、今あちこちで議論されているけど、これも無関係じゃない……のかな?


日本で、二次創作作品からオリジナル作品にリライトされて映画や舞台、テレビドラマなどになったものってあるんだっけ? と調べてみたのだけど、ザッと検索した限りではよくわからなかった。ニコニコ大百科によれば、一応あるみたいなんですけどね。


ところで、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』のレビューってどうなってるのかしら!? と思ってのぞいてみたのだけど、平均評価はあまり高くないですなぁ……。原作の小説のレビューも、なんとなく全体的にぬるめな感じ。それでも、三部作あわせて発行部数15万部ということなので、やっぱり“売れている”んですかね。


発行部数を参照した「日経トレンディ」の記事も面白い。


史上最速の売り上げを記録! “マミー・ポルノ”小説って何? (日経トレンディネット)


最後のページで、“ファン同士が、ネット上で発表された二次創作作品やオリジナル作品の内容について活発な意見交換をし、作品がブラッシュアップされていく”と書かれているんだけど、うん、それも日本では珍しくないよね! 


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Tags: 二次創作

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