振り返り 「3月に読んだ本」&余白の謎

 19,2014 23:58
気付けばもう4月も後半戦。結局いつものようにズレこみ気味ですが、先月の読メまとめです。


2014年3月の読書メーター
読んだ本の数:22冊
読んだページ数:3390ページ
ナイス数:119ナイス

江戸モアゼル (バーズコミックス スピカコレクション)江戸モアゼル (バーズコミックス スピカコレクション)感想
前から気になってたんだけど、想像以上に面白かった! 仙夏姐さん、カッコいい!平吉のおっちょこちょいぶりもいい味出してます。浮世絵っぽい絵柄の仙夏が、確かに色っぽくいい女に見えてくる不思議。浪費家寿乃は、まだ平成にいるのかしらねぇ…?
読了日:3月1日 著者:キリエ


若様隠密帖 下 (バンブーコミックス 麗人セレクション)若様隠密帖 下 (バンブーコミックス 麗人セレクション)感想
ブログにレビューをアップしました⇒http://bit.ly/1eSwK6C 若様と太助のいちゃラブが、ひたすら可愛く愛おしい!この二人は、エロよりイチャイチャの方が読みたい感じだな。太助が若様の側にいられるのはそういうことかと納得。しかし太助、忍者としてはアホの子だったのね…滝行で溺れるなんて、どんだけ…! 弟の黒ヤギ&白ヤギがラブリー。副頭領と参謀のカップルは濃そうだ…ともかく、あれこれツボが多すぎて、どんな形ででもいいから、これからも読みたいです、先生…!
読了日:3月1日 著者:内田カヲル


ほっぺにひまわり (マーブルコミックス) (MARBLE COMICS)ほっぺにひまわり (マーブルコミックス) (MARBLE COMICS)感想
ジャケ買い。でも当たりだった! 表題作は可愛く乙女チックな感じ。ヨネちゃん…愛されるデブ…(笑)。読んでてほんわかする作品だった。収録作の「深い森」は、ほのかに希望が見えるような終わり方が好き。確かに律は、遥を掬い上げるというより、ただただ遥に寄り添うという感じだな。なんかこの作品を読んで、同じ商業誌でもマンガは小説より自由だなぁと思った…。
読了日:3月1日 著者:三田織


もののふっ! (1) (バーズコミックス リンクスコレクション)もののふっ! (1) (バーズコミックス リンクスコレクション)感想
うん、カワいかった(笑)。先に「ねこまた」を読んでいたので、それのBLバージョンって感じがしたのも、事実なんだけど。猫井殿が猫井殿になった経緯に、そして六柘のエピソードに、グッときてしまった…!九鬼や七尾など、周りも気になって◎!
読了日:3月2日 著者:琥狗ハヤテ


union (バーズコミックス ルチルコレクション)union (バーズコミックス ルチルコレクション)感想
なんてことない、日常系―それはイシノ作品では珍しくないんだけど、今回は人気上昇中のバンドが主人公だった。若田部の傍若無人ぷりに読んでいてハラハラするけれど、それも重大な感じじゃないところが読んでいて安心。若田部と橋谷もいいんだけど、一緒に暮らしてる日野と境、その不毛っぷりに笑いました。うん、キミたちはそれでずっといくと思うよ…!
読了日:3月2日 著者:イシノアヤ


チョコストロベリー バニラ (バンブーコミックス 麗人セレクション)チョコストロベリー バニラ (バンブーコミックス 麗人セレクション)感想
徹頭徹尾、3人を貫いたなあ…そういう意味では、個人的に“耽美”ですよ、この作品。3人が主人公の作品は、結局二人に絞られたり、意味不明なまま3人のままだったりするけれど、この作品は、もうどうしようもない「しょうがない」的な“3人”が描かれていたと思った。女の子ではなく、男の子が介在することでタケが所有欲を意識するのが、シニカルなのか、BL的なのか…。
読了日:3月2日 著者:彩景でりこ


天智と天武 1 -新説・日本書紀- (ビッグコミックス)天智と天武 1 -新説・日本書紀- (ビッグコミックス)感想
鎌足に百済人説とか、天智と天武の血統への疑問とか、いろいろあるんだなぁと、このマンガをきっかけに知りました。いやもう、1200年以上前のことでぜ…?って思うんだけど、学者やヲタ・マニアにとっては見過ごせないことなんだね…などとしんみり思いました。鎌足が百済の王子だったとか、天武が入鹿の息子とか、受けれられない人には受け入れられない内容かもしれません。天智が「日出処の天子」の厩戸皇子を彷彿とさせます。それよりもよりスノビッシュだけど。とりあえず続きは読む。
読了日:3月2日 著者:園村昌弘


ULTRAMAN(1) (ヒーローズコミックス)ULTRAMAN(1) (ヒーローズコミックス)感想
まさかウルトラマンに変身してたハヤタに息子がいたとはねぇ…。この巻はイントロダクションという感じ。お話としては、今後に期待。
読了日:3月2日 著者:清水栄一,下口智裕


欺かれた男 (キャラ文庫)欺かれた男 (キャラ文庫)感想
なぜ英田作品の刑事モノはツボなのか…! キャリア×ノンキャリア、年下攻め、ツンデレ&男前受け、とおいしい要素は揃っており、ストーリーもダレずに読めた。ただ、設定のディテールで齟齬があったのが、残念(表題作で佐渡は男子校出身だったのに、描きおろしでは共学になってた…)。佐渡の男たらしぶりにニヤニヤ。TwitterのTLで、藤本を思うツイートが多かったのが、読んでみてわかりました(笑)。彼にも幸せになってほしいなぁ…。
読了日:3月3日 著者:英田サキ


におう桜のあだくらべ (ディアプラス文庫)におう桜のあだくらべ (ディアプラス文庫)感想
大好きな芸人シリーズ。そして明治時代が舞台の時代モノ。ロミジュリ設定とはいえシリーズ中、一番スウィートだったような気がする。真吾が落語家になるきっかけを作ってくれた奉公先の旦那さん、いい人だなぁ…と脇設定にまたホロリ。作中のイラストが、額縁のように枠がつけられていて、それが佐々木さんの絵のタッチとあいまってレトロ感が滲み出ていてよかった!
読了日:3月9日 著者:久我有加


天智と天武 2 -新説・日本書紀- (ビッグコミックス)天智と天武 2 -新説・日本書紀- (ビッグコミックス)感想
確かに中大兄皇子、覚醒してた(笑)。あの遷都のくだりはゾッとしたなぁ…。中大兄皇子は入鹿への恋心をこじらせすぎですよ…! 孝徳帝は気の毒だった。息子の皇子も気の毒なことになりそうで、そこはどんより。
読了日:3月10日 著者:園村昌弘


たむらまろさん 都編 (B's-LOG COMICS)たむらまろさん 都編 (B's-LOG COMICS)感想
まさか2巻が出るとはね! 内麻呂というおいしいキャラが出てきて、清友の存在感が増した気がする。男子同士のワチャワチャ感が出ていたんじゃないかな。和気清麻呂が相変わらず渋くカッコイイ(笑)。
読了日:3月10日 著者:ユキムラ


梨園の娘 (単行本)梨園の娘 (単行本)感想
ブログにレビューをアップしました⇒ http://bit.ly/QrnDRn 一気に読んじゃいました。人気歌舞伎役者の娘が、芝居が大好きで女優になりたいと心の底から願うのに、父親は女優にしたくない。その攻防がドラマチック。歌舞伎役者たちの友情が、男子校ノリだなぁと読んだ後で気づいた。男だけの世界だから、そうなっちゃうのもむべなるかな…かな。
読了日:3月14日 著者:東芙美子


ワカコ酒 1 (ゼノンコミックス)ワカコ酒 1 (ゼノンコミックス)感想
めちゃくちゃいいよねー!!! という話をオフ会で聞いて、猛烈に読みたくなって貸していただきました。プシュー!…そっか何か一品だけ頼んで飲めばいいのか…と目からウロコ。どうも何品か頼まなきゃいけない気になってたんだよなぁ…。そして人物の絵に比べて、料理の絵が細かくリアルに描かれていてニヤッとしてしまった。ちょっと臭みのあるものに熱燗という組み合わせ、試したい!
読了日:3月15日 著者:新久千映


ワカコ酒 2 (ゼノンコミックス)ワカコ酒 2 (ゼノンコミックス)感想
相変わらず良いツマミのチョイスでございますね。これを読んでいると、そこに登場する料理を食べたくなって困る(苦笑)。この巻では特に、はもの湯引きを食べたくなったなぁ…。女子会とか誰かと飲むシーンは出てくるのに、いるらしいカレシは登場しないのが、なんかちょっと好きw
読了日:3月15日 著者:新久千映


春を抱いていた ALIVE 1 (スーパービーボーイコミックス)春を抱いていた ALIVE 1 (スーパービーボーイコミックス)感想
まさか復活するとはねぇ! 相変わらずイチャイチャしているけど、特に岩城さんがそれなりに妙齢に描かれていて、ちょっと嬉しかった。岩城版信長と香藤版信長、どっちも見てみたい!
読了日:3月16日 著者:新田祐克


お参りですよ (2) (GUSH COMICS)お参りですよ (2) (GUSH COMICS)感想
ちょっぴり進展。しかし三郎…優慈の天然ぶりに、これからも苦労するだろうなぁ…。兄の賢慈の、まさかの昔のオトコが登場。彼のおかげで、賢慈が一気にわかりやすいキャラになった気がする。これで善人と懇ろになるかしら…なるといいなぁ…。
読了日:3月16日 著者:山本小鉄子


ラクダ使いと王子の夜 (ビーボーイコミックスデラックス) (ビーボーイコミックスDX)ラクダ使いと王子の夜 (ビーボーイコミックスデラックス) (ビーボーイコミックスDX)感想
これオススメです~!特に高校生の話が!!…と猛プッシュされて読んでみた。うん、高校生のお話「溺れる魚」、良かったなぁ…! お互いに両想いなのに片思い状態というのが、巧い。アラブのお話もお伽噺のようにほんわりと、でも切なく読めて印象的。最後の弟×兄、父×息子の話は…血がつながっている点が個人的にはアカンが、(私の思う)JUNE的な物語で、あれはあれでいいんじゃないかなと思った。私の好みではないけれどね。
読了日:3月19日 著者:緒川千世


天智と天武-新説・日本書紀- 3 (ビッグコミックス)天智と天武-新説・日本書紀- 3 (ビッグコミックス)感想
ここで描かれている天智、ますます『日出処天子』の厩戸に似てきたような気がするなぁ…と思いながら読んだ。額田王の、天智と天武両方と関係があったことを、こんなふうに描くとは新鮮。小説ではそれほど感じなかった、鼻もちならなさがよく出ていた。しかし当時の朝廷、半島や大陸から身分ある人がたくさんいたようだけど、何語でしゃべっていたのかなぁ。複数の言葉が飛び交う状態だったのかしら。
読了日:3月22日 著者:


汽車よゆけ、恋の路 ~明治鉄道浪漫抄~ (フルール文庫 ブルーライン)汽車よゆけ、恋の路 ~明治鉄道浪漫抄~ (フルール文庫 ブルーライン)感想
楽しく読んだ…けど…鷹男って、神様、なの…? という感じの戸惑いが、最後まで離れなかった。鷹男のあの外見は、落武者の頃の外見ってことなのかしら…などと、瑣末なところが気になった私。俊二が自分なりの考え方をしっかりと持ってバランス感覚に優れており、久我作品らしいキャラといえるんだけど、ちょっぴり鼻につく感じがしたのが残念。
読了日:3月23日 著者:久我有加


恋なんてもんは。 (ラヴァーズ文庫)恋なんてもんは。 (ラヴァーズ文庫)感想
裏表紙のあらすじに惹かれて読んでみた。初読み作家さん。ロクは男前受け&ある意味魔性系な受けだった。謎めいた青山の“謎”が、意外な方向だったのでビックリ! “オタク”が出てくるとは思わなかったなぁ…でも悪くない。朝比とのワケありな感じ、住良木とのスレスレな感じも楽しめた。千地作品、ほかのも読んでみようかな。
読了日:3月25日 著者:千地イチ


夢源氏剣祭文 1 (単行本コミックス)夢源氏剣祭文 1 (単行本コミックス)感想
皇さんの新刊だー! 平安…? とドキドキしながら読んだ(レビューを読むと、以前に出たものに加筆修正されたものみたい)。説話をマンガにしたような感じで、独特の雰囲気がある。山姥の我が子・金太郎の将来を案じるセリフは、しんみりとしたなぁ…。続きも読む!
読了日:3月31日 著者:小池一夫

読書メーター


22冊! ここ数ヵ月で一番多い! ま、非BLも結構入っているんだけど。


BLで印象的だったのは、レビューエントリまで立てちゃった『若様隠密帖』なのはともかくとして、久我有加作品の心地よさを改めて実感した。先月読んだ2作品は、私の中で大ヒット、とまではいかないけれど、身を委ねられる安心感があるのよ、うん。あと、刑事モノの英田サキ作品は、好みの確率高し!


初読みの緒川千世さん、千地イチさん、どちらも人気があるのは納得。今後も読んでいく予定。


なぜか書店のBL棚にあった『江戸モアゼル』と『たむらまろさん』は、どこがBLなのかはわからないけど、非常に気に入っております。ほんのりゆるやかコメディテイストなのが、いいのかしら。


逆に、一般コミック棚にあるけどほんのりBL臭が漂うのが、『天智と天武』。こじらせてる感たっぷりの中大兄皇子が、なんだかんだと周りの男たちを魅了しています。いけすかないヤツなのに、大海人皇子より魅力的に見えるのは、大海人皇子が優等生過ぎるから? そして著者が、監修者の名前だけなのはなんでなの!? 執筆は、中村真理子先生ですよ!


『ワカコ酒』は、タイアップ企画にのって三鷹まで日本酒を飲みにいっちゃったもんね――あのつまみと酒のチョイスは誘惑が多すぎです。『梨園の娘』、読んでいるといろいろな役者や女優の顔が脳内に浮かぶこと請け合い。表紙絵は、まさに主人公の葵とその父の葛藤がビジュアル化されていると思うな。『夢源氏剣祭文』は、絵巻物の世界が目の前に繰り広げられているかのような気持ちになります。


ところで、先日の『進●の●人』オンリーイベントオフ会でのこと。


「今回のラヴァーズ文庫、なんだかページの余白がすごく少なかったよね!?」


「指で文字が隠れるから、もうほんとイライラしちゃった~!」


と、一部で盛り上がったのだが、わたしは内心、はて……と首を傾げていた。そんなに余白が狭かったっけ? 全然気づかず読んだんだけど。


「確かめてみて!」と言われ、帰宅してから『恋なんてもんは』をめくってみて、あっ! と思った。


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確かに、端っこの余白、狭い……!


ほかのレーベルだけど、通常はこのくらい余白はあるかと。


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――全然気づかず最後まで読んじゃってたよ……どうしてこういうことに気付かないんだろ、わたし……。


自分の不注意さとガサツさにため息をつきつつ、これに気付く友人たちの注意深さに感心してしまったのだった。


それにしても、どうして先月発売分のは、あんなに余白が少ないんですかね、ラヴァーズ文庫さん――?


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