宝塚歌劇を観てきた[1]

 02,2013 23:55
宝塚歌劇を、観てまいりましたの。


観劇のお誘いが飛びこんできたのが先月末。誘ってくださったのは、仕事でお世話になっている、月組がご贔屓のアラフォー女性。ここではダイアナさんと呼ぶことにする。観てきた演目は、もちろん月組公演の「ルパン」とグランドレビュー「Fantastic Energy」。


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いやぁ、もう想像以上に、華やかでキラッキラッしてましたよ、宝塚は! 席が1階の前方、下手の花道前だったので、全体を俯瞰して見たり、正面から見たりということはできなかったけど、迫力はビシビシ伝わってきた。


モーリス・ルブラン「ルパン、最後の恋」を原作としたお芝居は、主要な登場人物が多く、ちょっとわかりづらいところは確かにあった。ダイアナさんも、「ちょっと、“宝塚”らしからぬ作品かも……」と心配されていたのだけど、案外楽しく観られてホッとした。


――ほら、これまで何度もここで告白してきたけれど、わたし、舞台へのノリがいま一つじゃないですか? だから、密かに心配していたんです、シラけずに観られるかと。


しかし時代設定が20世紀初頭とあって、シルクハットやマントやドレスなど、クラシックな衣装にまず目が釘付け。そりゃあ、いかにもなキザな立ち居振る舞いに、若干身の置き所がないような気分にはなったけど、持ち堪えられたのはあの衣装や設定のおかげじゃなかろうか。


……ま、肝心の種明かし部分で、ちょっと意識が飛んでしまって、結局どういう理由でお金が盗まれたのかが結局わかっていないままなんですけどね……。<ダメすぎ


大がかりな舞台装置とそれを使った演出も素晴らしかったし、オーケストラピットがあることにもちょっと感動した。ナマで音楽がつくとは、なんてリッチ! なんてゴージャス!


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パンフレットには幕ごとの解説や出演者に加え、演じるジェンヌさん一人ひとりのバストアップ写真も載っている。もちろんカラー。ゴージャス!


グランドレビューは、「これぞ宝塚!」というイメージそのものな、ラインダンスや黒燕尾服のダンス、大階段を降りてくる羽を背負ったスターさんを観られて大満足。席の位置が花道に近かったおかげで、目と鼻の先でダンスをするジェンヌさんの美しさにドキドキしちゃったもんね。


こんな風に、間近で男役のジェンヌさんを見ていてふと思ったのは、確かに男装をして男っぽい振る舞いをしているけれど、男役を演じることで、娘役よりも女性の艶やかさや美しさがより一層、際立つように感じられるということ。


よく、宝塚の男役は現実にはいない男性、少女マンガ的な男性、といった説明を目にするけど、わたしには、あれはリアルな世界だろうと少女マンガの世界だろうと“男性”という存在には見えず、宝塚にしかいない、ある意味、夢の世界に存在する“何か”に見えた。


そんなことをダイアナさんに言ったら


「なかなか鋭いですねぇ。宝塚では、男役として完成するまで10年かかるって言われてるんですよ


と教えて下さった。なるほど、これも宝塚の“様式美”を形作っている一つなのかも。


こうしてみると、歌舞伎を楽しめた要素とかぶってるなぁ……。様式美を楽しむことを始め、大掛かりな舞台装置やら、ナマで音楽がつくことやら、豪華な衣装とか。


まあ、宝塚の場合、現代モノだったらしらけずに観られるかどうかわからないけども――レビューは前のめりになって観られそうな気がするよ!


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劇場の入り口から、別世界はすでに始まっている感が。観客は確かに女性が多いけど、男性も思った以上にいたのが意外だった


ところで、以前、ヅカオタクが描かれているマンガ「ZUCCAZUCA」を読んで、ヅカオタクに多大なる興味を抱いていたわたし。実際にヅカヲタの話も聞いてみたいなぁ……とかねてから思っていたので、あれこれダイアナさんに質問しまくったのだけど。


ダイアナさんの話は、何もかもが新鮮で、そして衝撃的だった……。


続きます。



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Tags: 演劇 タカラヅカ 男役

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