#6アンケの補足説明追加&アレの描写に寄せられた情報

 23,2013 11:56
「熟な腐女子を探る!(仮)」アンケートの第6回をスタートさせましたが、なんと現在(3/23 11:00)、30件の回答すべてにコメントをいただいているという状況。スゲェ! 


いただいたコメントを読んで、面白さのあまり、悶絶しそうになっております。まこと、腐女子に腐歴史あり、ですなぁ……。


そんな中、こんな質問をいただきました。


「ハマった時期」とは「目覚めた時」ということでOK? 「ハマった時期」という質問のニュアンスから外れちゃう気もするんだけど……


――確かに、ビミョーな違いがありますね。そこ、気付かなかったわ!


まあ、ビミョーな違いはありますが、「目覚めた時」と「ハマった時期」が違う場合、


私の腐女子人生、始まった!!!


感じる方を選んでいただいて、コメント欄で補足説明をいただければ幸いです。まだアンケートに参加してなくて、「参加してもいいかなぁ」とちょっとでも思った方、こちらからよろしくお願いいたします!


さて、3/18付けのエントリ、「アレの描写、いま・むかし」で取り上げた、“体位の変化”や『珍子ガッツリ期間』について、Twitterなどでちょこちょこと情報をいただいております。ありがとうございます!


“バック”に誘導する攻めが印象的な小説は、90年代初め頃の作品です


とか、


2000年代に入ってから、エロ描写も珍子描写もしっかり描かれるようになったなぁという印象です。でも、昔の作品でもしっかり描かれているものは描かれていた気もします」


とか。


そんな中、カノヲさんは、創刊時から20年読み続けてこられた『マガビー』(MAGAZINE BE×BOY )を引っ張り出して振り返ってくださいました。大感激!


マガビーを掘り返してみたのですが、創刊当時(1993年)から全体的にはエロは控えめです。でもだんだんとモロ出しマンガが複数本、普通に載るようになって、モロ出しピークは2008~2009年。エロ特化作家さんたちの描写がこの頃は加速している感じです。珍子描写のはしりは2006年前後ですね」


――詳細だ――かたじけのうございます。さらにカノヲさんは


「わたしが深みにはまったころ(90年代半ば)のBLマンガは、すごーくエロい(モロ出しだけどリアルとはいえない)か、朝チュンの両極だった気がします。ちょうど雨後の竹の子状態でBL雑誌がたくさん創刊された時期でしたが、エロに特化した雑誌はすぐに消えてしまった記憶が……」


とおっしゃっていた。うーむ、腐女子のニーズの両端と、BL業界(?)の手探りな感じが、なんとなく伝わってくるなぁ……。


そして、前回アンケート「体位の変化にギャップを感じる」とコメントしてくださったご本人から、詳しい説明もいただいてしまったのでした。その説明がこちら。


70年代後半のやおい誕生の頃、同性愛は主にマンガの中で描かれていました。24年組、ポスト24年組と呼ばれる方々はどなたも一度は「少年愛」「ホモマンガ」「薔薇」などと称される作品を、一般誌で描かれていたのではないでしょうか。


基本は朝チュンで、せいぜいフェラを匂わせるシーンまで。でも『風と木の詩』で初めて性器の描写と、さらにベッドシーンの描写を見ました。ベッドシーンはすべて“バック”でした。その他、『摩利と新吾』『日出処の天子』も“バック”だったと思います。というか、正常位で描かれたマンガを読んだ記憶は1作品だけです。ちなみに、同人誌の世界でも、私が読んでいた範疇では“バック”が主流でした。


――なるほどねぇ。“BLマンガ”として出されていないからというより、もうその頃は、「男同士=バック」という認識だったのかもなぁ……と思う。まあ、今でもポルノなど一部を除いた映画では、男同士のそのシーンでは“バック”が多い気もするけれど。


「高校卒業後「やおい」から遠ざかった私がこちらの世界にUターンしたきっかけは、ネット環境になったことです。
最初に手にしたBLは『FLESH&BLOOD』『許可証を下さい』、漫画では『ジェラールとジャック』。ちょうど10年前ですね。いやもう、びっくりですよ。体位の変化はもちろんですが、あれもこれも丸出しで、「マニュアル?」と思うくらい詳細な手順が描かれていたので。



確かに、『風と木の詩』から一足飛びに『ジェラールとジャック』に着地したら、あまりの違いに気が動転してもおかしくありません。


ちなみに『ジェラールとジャック』が出版されたのが2000年、『FLESH&BLOOD』1巻が出版されたのが2001年だ。この方は80年代に入って、一度やおいから離れられたようなので、90年代にいろいろいろいろ変化があった――と考えられそうですね。


だが、この方からのメッセージには、「実はあまりに下品かと思いコメントするのをためらった」という、体位よりさらにギャップを感じる描写がそっと告白されていた。


おしりの穴に指を入れるという描写。これだけは自信を持って言えます。70年後半から80年初頭、商業誌でおしりの穴に指を入れた作品は無い! 1本はあるかもしれないけど3本なんて絶対無いです! 最初にBLでおしりの穴に指を入れた描写を書いたのは誰なんでしょう……?


――オゥ! 今では「いきなりは入らないのよ? ちゃんとほぐしてあげないと、受けの身体にダメージを与えることになるんだから」と、なぜか多くの腐女子が訳知り顔で知っているあの描写、確かにエロシーンがふわっとあっさり目な頃には必要ない描写だっただろうし、それ以上に考えられなかったことでしょうね!


いただいた情報から、どうやら描写の変化の兆しは90年代後半からあり、2000年代に入ってから“しっかり・ガッツリ”が珍しくなくなったらしいことが想像できる。


そしてこの変化には、インターネットの普及がかなり大きく影響しているんじゃないかなぁと思う。早い人はは90年代から使っていたけれど、誰もがインターネットを手軽に利用するようになったのは、個人的な実感としては2000年代に入ってからじゃないかしら。


商業ゲイ雑誌は70年代からいろいろと発行されていて、そこから情報を得ていた人もいたと思うけれど、そういった雑誌を女性が書店で買うというのは、さぞかしハードルが高かったに違いない。


でもインターネットなら、誰にも知られず、ありとあらゆる情報を得られるし、商業ゲイ雑誌だってポチッと通販で買えてしまう。さらに掲示板やらブログやらSNSやらで情報交換もできるし、ゲイとコミュニケートもできる。


書店に出向いて勇気を振り絞って雑誌を買っていた頃に比べると、作り手も読み手も、比べものにならないほどの情報を得られるようになっているのだ。そりゃあ、描写が詳細になってもおかしくないってものでしょう。


――とはいえ、今のBLのエロ描写も、今なりにデフォルメされ、ファンタジックかつロマンティックに描かれているけれど。そして表現規制というお上からの圧力によって、変化しつつあるようだけど。


インターネット普及説以外にも、アレの描写の変化に影響していることはあるかもしれない。これじゃね? と思うものがあったら、お知らせください。


それにしても――エントリアップ後、いろいろと情報をいただいたのはかなり久しぶりなことでした。うーん、みなさん、アレは気になるんだね……(微笑)




「熟な腐女子を探る!(仮)アンケート 第6回『ハマった時期はいつ?』」を実施しています。アンケートはこちらからお願いします。31歳以上腐女子の投票数が100になるまで続けます。もちろん、30歳以下腐女子や腐男子の投票も大歓迎! 御用とお急ぎでない方、ご協力をよろしくお願いいたします!

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Tags: 腐女子 Twitter 表現

Comment 1

2013.03.26
Tue
21:53

lucinda #-

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拍手コメントRES

>03/25 13:21 Mさま

コメントありがとうございます。
おっしゃるとおり、「目覚める」と「ハマる」が同時の人と、「目覚め」てから「ハマる」という人、その逆の人といらっしゃると思いますが、そこを厳密に追求すると収拾がつかなくなると考えていますので、大変恐縮なのですが、どちらかご自身が「こっちだな」と思われる方を選んで、コメントで補足していただければと思います。というわけで、よろしくお願いいたします。

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