先日、久しぶりに友人と電話で話した時のこと。その友人は、以前、今でいえば“オトメン”だと思い当たった人。40代男性。ここでは仮に、弦さんと呼ぶことにする。なぜなら彼は学生オケ時代、弦楽器を担当していたから。弦さんは料理やお菓子作り得意で、裁縫も上手く、言葉遣いも物腰も柔らかい――という、今や稀少種となりつつある大和撫子のような人。彼との会話はいつも、料理やおいしい店の情報、共通の友人のことや、この先の不...