15,2016 『風が強く吹いている 』(三浦 しをん)―駅伝はチーム全員が主役なんだ! READ MORE

 01,2016 まさかの百合と弱気な晴明にドキリ―『陰陽師 蒼猴ノ巻』(夢枕獏) READ MORE

 17,2014 梨園の娘 (東芙美子) READ MORE

 26,2013 レビューまとめ―『江戸のエロスは血の香り』(氏家幹人)、『男の絆 明治の学生からボーイズ・ラブまで』(前川直哉) READ MORE

絶対面白いと確信しているのに、そしてそれゆえすでに持っているのに、なぜか読み終わっていない本、というものが、わたしにはいくつかある。これはそのうちの一冊。風が強く吹いている (新潮文庫)三浦 しをん新潮社 2009-06-27売り上げランキング : 2098Amazonで詳しく見る by G-Tools箱根駅伝を走りたい――そんな灰二の想いが、天才ランナー走と出会って動き出す。「駅伝」って何? 走るってどういうことなんだ? 十人の個性あふれ...
晴明の、博雅へのあのセリフ、「おまえはよい漢(おとこ)だな……」を読めて、幸せ! ああ、今回も素敵な良い“イチャイチャ”を堪能したなぁ……!読んでいる最中から、頬が緩みっぱなしだった『陰陽師 蒼猴ノ巻』(夢枕獏)。陰陽師 蒼猴ノ巻 (文春文庫)夢枕獏 文藝春秋 2016-06-10売り上げランキング : 3984Amazonで詳しく見る by G-Tools美しきかはひらことなり、飛び去った財宝。困惑した屋敷の主は、晴明に使いを出すが―。安...
歌舞伎役者の芸への執念と愛憎渦巻く関係が描かれた『花に舞う鬼』に、続編が出たと知ったのが昨年末。『花に舞う鬼』は、なんだかもう登場人物たちのドロドロした関係に腹一杯になちゃって、テレビや映画といった“歌舞伎ではない”作品でしか歌舞伎役者を知らない身としては、――役者さんて……歌舞伎って……大変なんだなぁ……――と、げっぷしながらぼんやりと思ったものだった。そんなわけで、続編もあんな風にドロドロしてるのかなぁ……...
夏休みの宿題的に再読し、レビューをまとめた『江戸のエロスは血の香り』(氏家幹人)および『男の絆 明治の学生からボーイズ・ラブまで』(前川直哉)。レビューアップが、“夏休み”が明けきった後になってしまった上に、予想外に長くなってしまいましたが、なんとかブログにまとめられて、気が済みました。アップしたレビューは下記の通りです。[1] あの時代の男色が衰退した背景は[2] 色恋抜きの“男の絆”の始まり[3] “同性愛”と...
予想以上に長くなってしまったレビューですが、これで最期です。江戸のエロスは血の香り氏家幹人 朝日新聞出版 2010-11-19売り上げランキング : 669266Amazonで詳しく見る by G-Tools男の絆 明治の学生からボーイズ・ラブまで (双書Zero)前川 直哉 筑摩書房 2011-05-27売り上げランキング : 331401Amazonで詳しく見る by G-Tools■女装・男装どっちもアリ。そして腐女子も!?江戸時代に関する文献を読むたびに感心するのだけど、...
前川直哉著『男の絆 明治の学生からボーイズ・ラブまで』で「“同性愛”というこの言葉の誕生によって、それまで表現できなかった欲望が表現できるようになった」という一文を読み、とっさに思い出したのは、江戸時代の“女性同士の性的な関係”のことだった。ここでは、氏家幹人著『江戸のエロスは血の香り』(以下、『江戸』)の中の、女性に関するエピソードを中心に、感想をまとめています。江戸のエロスは血の香り氏家幹人 朝日...
精神的男色で結びついているくせに、ホモフォビックでミソジニーな「男の絆」。当然女性は、そこには入れない。しかし、女性はそんな「男の絆」を鑑賞する快楽を手に入れた――と、『男の絆 明治の学生からボーイズ・ラブまで 』の著者、前川氏は、BLと腐女子についてそんな風に説明する。男の絆 明治の学生からボーイズ・ラブまで (双書Zero)前川 直哉 筑摩書房 2011-05-27売り上げランキング : 331401Amazonで詳しく見る by G-T...
男同士の精神的な深い交流は“真の友情”であり、女との恋愛なんぞより素晴らしいものだ(※ただし肉体関係はナシ)――といった主張が、学生男色衰退後に繰り返された明治時代後期。やがて大正時代となって、“同性愛”という言葉が誕生すると、その主張は、ますます揺るぎないものになっていった。男の絆 明治の学生からボーイズ・ラブまで (双書Zero)前川 直哉 筑摩書房 2011-05-27売り上げランキング : 331401Amazonで詳しく見る by...
“お互いに切磋琢磨し合う”対等な関係として賛美され流行っていた、明治時代初期の学生男色は、女学生の登場によって“男女間の恋愛の代わり”という軟派なシロモノになり、衰退した。男同士の肉体的な接触に眉をひそめていた明治の有識者たちは、さぞかし胸をなでおろしていただろうと思いきや、そういうわけでもなかったらしい。ここでは、前川直哉著『男の絆 明治の学生からボーイズ・ラブまで』(以下、『絆』)を中心に、感想を...
読み終わってすぐ、レビューを書こう! と心に決めてから、気が付けばほぼ2年――。ズルズルと時間だけが流れてしまい、今やレビューどころか、本の内容の記憶さえもボンヤリしてしまっている体たらく。どうしてこうもいい加減なんだろう……と、激しく自己嫌悪していたのだけど、どんな形ででもレビューとして残しておきたいという気持ちだけは萎えなかったので、夏休みに心して再読したこの2冊。江戸のエロスは血の香り氏家幹人 朝...
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