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マイ・フェイバリットな“攻め×攻め”の条件は―「友人と寝てはいけない」(鳩村衣杏)、「饒舌に夜を騙れ」(かわい有美子)、「子連れオオカミ」(井上佐藤)

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“攻め×攻め”は、わたしが非常に惹きつけられる設定の一つです。どっちが主導権を握るのかにワクワクするとか、互いのプライドのせめぎあいを見守るのが楽しいとか、“ライバル関係”を最も堪能できる気がするとか、リバの期待に胸が高鳴るとか――大体、こんな理由で“攻め×攻め”に惹かれているんだけど、しかし。――どうも、“攻め×攻め”と謳われている作品を読んでも、ピンとこないことが多いのよねぇ……。なんだかモヤモヤしていたとこ...

部長の男(鳩村衣杏)

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寝る前に読み始めたこの作品。途中で、ん? と思って挿絵ページをザッと見て、「これは……リバなんじゃなかろうか……!?(ゴクリ)」とリバの予感に震えた。ええ、予感通り、リバでした。こんな素敵なリバ作品を読めるなんて! しかも小説で!表紙絵が壮絶に艶っぽく、タイトルと合わさると、どこか昭和チックなエロさが漂っているような感じがするのも良いと思います!部長の男 (ガッシュ文庫)鳩村 衣杏 佐々木 久美子 海王社 201...

器用すぎ?な鳩村さん―「御曹司の口説き方」、「恋する男はいつも傲慢」、「伊達オトコな真田さん!」

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なんだかこのごろ、鳩村衣杏さんの新刊が続けざまに出ていているような気がする。8月~9月にかけて、3冊……って、結構ハイペースじゃなかろうか。鳩村さんは、新刊をチェックしている作家さんの一人ゆえ、書店で見かけたら大抵買っているのだけど――最新刊を読み終わって、「鳩村さんて、器用だなぁ……!」としみじみ感心してしまった。なんというか、物語の出来は一定の高さをキープしつつ、レーベルの特色もほんのり出しているとい...

共同戦線は甘くない!(鳩村衣杏)

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先日、仕事で渋谷に行ったので、ついでに本を買って帰ろうと書店に入ったのだが、BLも含め、買おうと思っていた本が何冊か見つからず、ちょっとガッカリしてしまった。渋谷――どうも個人的には、だらけとかブクオフとか、中古本を買うのには重宝するんだけど、そうでない本(とくにBLとか非BLマンガとか)は、あんまり品揃えがよくない気がする……。新宿は、中古本を手に入れるのは難しいけど、新刊などを買うのはわりと便利。そう考...

イラつきの境界線―「シンプルライン」(杉原理生)、「堕天使の背骨」(鳩村衣杏)

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BLを読んでいると、「ん? この設定(or展開orシチュ)はどっかで読んだことあるぞ?」と思うことがたまにある。まあ、テンプレと揶揄されるBLの、その中でもより多くの読者に支持されそうなストーリーが書店に並んでいるだろうことを考えると、バリエーションにも自ずと制限ができてくるものなのかもしれないけれど。さて、部屋を片付けていて掘り起こした作品の一つ、杉原理生さんの「シンプルライン」。杉原作品は概ね心の中に...

「不幸な男」を捜してみたが

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誰か、馬好きチーフの「際限なく手を加えたがる」暴走を止めてくれないか……!いきなり叫んでしまったけど、今週も馬好きチーフにやられている。まったく、クライアントや外注先がおとなしいと思ったら、敵はここにいるよ――。とにかく、「●●のプレゼン資料、作ってくれる? 一番最初のプレゼンだし、時間ないから、それほど細かくしなくていいよ」と言っておきながら、仕上がったモノを見て、「ここはこうした方が……」「これは突っ...

萎えない「記憶喪失」シチュ

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小説でもマンガでも映画でも、わたしが萎える設定というのがあって――それは、●すでに死んだ人が生き返って、残されていた者と限りある日々をすごす「切ない感動ストーリー」●主要キャラが余命幾ばくもない難病に冒され、残される者と限りある日々を過ごす「泣ける感動ストーリー」の2つだ。ま、どっちも「切ない」「泣ける」と謳われがちですな。どっちも絶対ダメとはいわない。でも、安易に使われているのがわかると、たちまち萎...

イラストレーター買いではなくても

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BL小説を含むライトノベルの魅力の一つは、イラストであることは、もう疑う余地のない周知の事実だと思う。イラストレーター買いをすることもあるぐらいだし。しかし、特に狙ったわけではないのに、どういうわけか特定のイラストレーターの挿絵がついた本が増えていた――という場合もあるんじゃなかろうかと、部屋に積み重なっている本を見ながら思った。それというのも、――なんだか2007年は、やけに金ひかるさんと実相寺紫子さんの...

先月の作家買い1

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そろそろ落ち着くだろうとか、もう買い物も減少していくだろうとか、99%そんなことはありえないにも関わらず、懲りずに毎月そう思ってしまうのだけど。お気に入りの作家さんがいる限り、完全にBL系の買い物がなくなることはない。その作家さんが複数いればなおさら――。先月の「作家買い」した本を見つめながら、そんな思いをしみじみ噛み締めるわたしなのだった。そういうわけで、作家買いした本の簡単な感想をまとめてアップする...

お兄さんもヒーローも…/「子供に内緒で」「駄犬は愛を求める」

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リンクさせていただいている「ゲイ&腐男子のBL読書ブログ」で紹介されていて、激しく興味を持った作品。子供に内緒で (リンクスロマンス)いおか いつき 幻冬舎コミックス 2007-01売り上げランキング : 56473おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Toolsゲイであることを隠し、子供向け番組の司会者をしている鳥城裕真。ある日書店で、絵本の営業をしている強面の容姿をした男・塩崎に呼び止められる。塩崎は裕真から、子供に...