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神話モチーフにワクワク―『微睡の月の皇子』(かわい有美子)

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かわい有美子さんの新刊が先月末出ていたということに、わたしったら1ヵ月も気づかないままスルーしてたなんて……!――と、自分の迂闊さに舌打ちしつつ、3週間ほど遅れて手に入れた『微睡の月の皇子』。神代が舞台の物語だったのだけど、神話などのエピソードがうまいことミックスされているもんだなぁ! と感心してしまった。ちょっぴり神話好きとしては、どんなエピソードが練り込まれているのか並べてみたくなって、無粋は承知で...

“ムッツリ”攻めに納得―『鮮烈に闇を裂け』 (かわい有美子)

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昨年末、Twitterで盛り上がった(一部しらけていた)かわい有美子さんの特殊部隊シリーズ。年明けに新作が出るということで、もう年末から首を長くして待っていた。ちょうど発売日近くに出かけたので、早売り書店で手に入るかもと思いきや、見当たらなくてガッカリし、発売日予定には近所の書店に日参するも、影も形もなくてションボリし、さては思いがけない大雪のせいで輸送が狂ったのか!? と気を揉んだりして、どうにか手に入れ...

マイ・フェイバリットな“攻め×攻め”の条件は―「友人と寝てはいけない」(鳩村衣杏)、「饒舌に夜を騙れ」(かわい有美子)、「子連れオオカミ」(井上佐藤)

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“攻め×攻め”は、わたしが非常に惹きつけられる設定の一つです。どっちが主導権を握るのかにワクワクするとか、互いのプライドのせめぎあいを見守るのが楽しいとか、“ライバル関係”を最も堪能できる気がするとか、リバの期待に胸が高鳴るとか――大体、こんな理由で“攻め×攻め”に惹かれているんだけど、しかし。――どうも、“攻め×攻め”と謳われている作品を読んでも、ピンとこないことが多いのよねぇ……。なんだかモヤモヤしていたとこ...

萌える? 萌えない? かわい有美子作品で喧々囂々[2]

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Twitterでフォロワーさんたちと突発的に始まった、かわい有美子作品への萌えについてのやりとり。その[2]です。ちなみに[1]はこちら。うっかり目を離したら大量のリプライが溜まっていたほど熱いやりとりをしていたのは、ゆかりこさん(ゆ)、かりんこさん(か)、うさぎさん(う)、いっちゃん(い)、そしてわたし(ル)。――時々、何かの拍子にこんな風に盛り上がるのが、Twitterの面白いところだな。さてさて、うさぎさん、いっ...

萌える? 萌えない? かわい有美子作品で喧々囂々[1]

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同じ作家のファンといっても、好みは人それぞれ、萌えツボも人それぞれ。――ということを、先日、Twitterでやりとりをしながら心底実感した。その時のお題は「かわい有美子作品」。いや、「かわい作品についてツイートしようぜ!」と始まったわけじゃないですけどね。そしてメンバーは、ゆかりこさん、かりんこさん、うさぎさん、いっちゃんさん。あ、いっちゃんはすでにHNに“ちゃん”が入っているので、ここから“さん”は省略させて...

変人を娶らば才たけて、みめ麗しく…?「今宵、月の裏側で」(安曇ひかる)、「猫の遊ぶ庭」「猫の遊ぶ庭~気まぐれ者達の楽園~」(かわい有美子)、「街の灯ひとつ」(一穂ミチ)

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これまで、自分の近くにいた「変人」と言われていた人たちのことを、思い返してみたけれど、誰もが振り返るような“美人”の変人は、残念ながらいなかったなぁ……などとしんみり感じた作品を、立て続けに読んだ。最初に読んだのは、安曇ひかるさんの法医学者の物語。今宵、月の裏側で (幻冬舎ルチル文庫)安曇 ひかる 麻々原 絵里依 幻冬舎コミックス 2010-04-15売り上げランキング : 20237Amazonで詳しく見る by G-Tools天見悠月は法...

魅惑の“寮”―「天使のささやき」「猫の遊ぶ庭」「水に映った月」(かわい有美子)

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かわい有美子さんの新刊「天使のささやき」を読み始めてからすぐに、わたしは思わず、身を乗り出した。だって、警察官の寮が舞台の一つだったから。かわいさん――とうとう、社会人の寮モノまで手がけられましたか!――と感心したのだ。長いので、折りたたみます。...

UNDER THE HEAVEN (かわい有美子)

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かわい有美子さんの新作は、あの「MIKADO ―帝―」の新装版! と知ったのは、上巻の裏表紙のあらすじを読んだ時だった。表紙絵が、「MIKADO」の新装版だとは思えないほどキビキビした感じでカッコイイし、“大幅改稿”とあるからには、「MIKADO」のあのストーリーの耽美的ではあるけどモヤモヤしていたものは解消されるのかしら……ということで、ドキドキしながら読んでみた。UNDER THE HEAVEN〈上〉 (ビーボーイノベルズ)かわい 有美子...

MIKADO―帝(かわいゆみこ)

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思えばそれは、もう昨年の秋のこと。この作品をブクオフで見つけた時、一緒にいた黒ニコさんの「これ、今じゃ考えられない結末だから! ちょっとショックだったんだよね、わたし」という言葉が忘れられず、ビクビクして手を出せないまま約半年。先日、なんとなく手にとって読み始めたら、とめられずに一気に読んでしまった、「MIKADO―帝」。恐るべし、かわい作品。盛大にネタバレを含むので、折りたたみます。...

いとし、いとしという心 2 (かわい有美子)

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10~11月は、お気に入りの作品の続編やシリーズものが多く出て、本当に幸せだった。なかなかレビューを書けずにいたのだけど、年の瀬を迎え、そのままにしておくのも、ちょっと口惜しい……。というわけで、今日から少しずつ、お気に入り作品の「続編」のレビューをアップしていきます。※レビューには、ネタバレも含みますのでご注意ください。まず最初は、この作品。いとし、いとしという心〈2〉 (ビーボーイノベルズ)南田 チュン ...